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2025.07.31

「ガルバリウム」で屋根カバー工法を行うメリット・デメリット!施工できないケースや施工事例も紹介

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「ガルバリウム」で屋根カバー工法を行うメリット・デメリット!施工できないケースや施工事例も紹介

屋根材の種類の1つに、「ガルバリウム(鋼板)」があります。

ガルバリウムは、耐久性・耐食性・軽量性などに優れた屋根材で、屋根カバー工法を行う際によく採用されます。

今回は、ガルバリウムで屋根カバー工法を行うことを検討されている方に向け、

  • ガルバリウムで屋根カバー工法を行うメリット・デメリット
  • ガルバリウムで屋根カバー工法を行う費用目安
  • 『スーパーガルテクト』で屋根カバー工法を行った事例

などを、解説していきます。

ガルバリウムで屋根カバー工法を行う5つのメリット

「ガルバリウム」で屋根カバー工法を行うメリット・デメリット!施工できないケースや施工事例も紹介
  1. 工事費用を安く抑えられる
  2. 工事の期間が短い
  3. 屋根の防音性や断熱性が高まる ※「断熱材一体型」の場合
  4. アスベストの飛散リスクが低い
  5. 屋根の構造材がほとんど傷まない

上記は、ガルバリウムを使った屋根カバー工法で得られる5つのメリットです。

それぞれのメリットを、以下で解説していきましょう。

1.工事費用を安く抑えられる

屋根カバー工法は既存の屋根材を残したまま施工するため、屋根材の撤去費用・廃材の処分費用がほとんどかかりません。

(屋根カバー工法で処分するのは、棟板金や貫板のみです。)

よって、屋根材を交換する葺き替え工法よりも、費用が安く抑えられるというメリットがあります。

2.工事の期間が短い

屋根カバー工法は解体・撤去の工程がほとんどないことから、工事期間が短く済む場合が多いです。

仮に葺き替え工法で10日間かかる場合、屋根カバー工法なら7日程度で工事が終わる場合が多いです。

工事が短く済むということは、騒音や人の出入りなどのストレスに耐える時間が短くて済むということです。「ご近所の迷惑になっているのでは?」と不安に思う時間も減らせます。

先ほど屋根カバー工法のメリットの1つとして、工事費用を安く抑えられることを挙げましたが、工事の期間が短いこととも関係しています。

3.屋根の防音性や断熱性が高まる

「ガルバリウム」で屋根カバー工法を行うメリット・デメリット!施工できないケースや施工事例も紹介

ガルバリウムそのものは、断熱性・遮音性にそこまで優れません。

しかし、「断熱材一体型」のガルバリウムを採用することで、屋根の断熱効果を高めることができます。

屋根の断熱がよく機能すると、お部屋の冷暖房効率が上がります(=電気代などを抑えられる)。

また屋根カバー工法は、既存の屋根材と併せて2重の屋根に仕上げるため、屋根に当たる雨音が小さくなるなど、防音性のアップも期待できます。

さらに屋根カバー工法では、ルーフィング材(防水シート)を必ず施工するため、屋根の防水性能が上がり、雨水の浸入を食い止めやすくなります。

4.アスベストの飛散リスクが低い

屋根カバー工法は、解体工事を行わない工法なので、既存の屋根材にアスベストが含まれる場合のアスベスト飛散リスクが低くなります。

ただし、アスベスト含有の屋根材を長期間そのままにしておくと、劣化により将来的に飛散の危険性が高まる可能性があります。

できるのであれば、屋根の状態が良いうちにアスベスト含有の屋根材を撤去したほうがいいため、屋根カバー工法で対処するか葺き替えで対処するか、専門業者によく相談してみましょう。

5.屋根の構造材がほとんど傷まない

葺き替え工事のために屋根材を剥がす時、無理な力を加えて剥がしてしまうと、屋根の構造材である野地板や垂木(たるき)に負荷がかかり、傷んでしまうリスクがあります。

もちろん、そうしたリスクを最小限に抑える丁寧な施工を行う業者を選ぶことが重要ですが、工事の質を見極めるのは簡単ではありません。

その点、屋根カバー工法であれば既存の屋根材を撤去せずに施工できるため、構造材に直接手を加える必要がなく、構造材を傷めるリスクを抑えやすいことがメリットです。

ガルバリウムで屋根カバー工法を行う3つのデメリット

  1. 屋根が重くなる
  2. 屋根カバー工法は1度きりしかできない
  3. 火災保険の修繕で屋根カバー工法を行う場合、補償対象外となることがある

ガルバリウムを使った屋根カバー工法には、工期・費用面で大きなメリットがある一方で、上記のようなデメリットもあります。

先述のメリットと比較しながら、ガルバリウムを使った屋根カバー工法を選ぶべきかどうか考えましょう。

1.屋根が重くなる

屋根カバー工法は、既存の屋根材を剥がさずに新しい屋根材を重ねる工法なので、軽量なガルバリウムを選ぶといえども、屋根が重くなってしまいます。

ただし、耐震性への影響は大きくないといわれています。

住宅の耐震性能は、屋根の重さだけで決まるのではなく、「屋根材の重さと躯体の強さのバランス」で決まるためです。

<関連コラム>
⇒ 「耐震」と「屋根」の関係性は?屋根の軽量化は有効!葺き替えで屋根を軽くしよう

2.屋根カバー工法は1度きりしかできない

屋根カバー工法は、1度きりしか行えません。

理由は単純で、2重になっている屋根にさらに屋根材を追加すると、屋根が重くなりすぎて住宅に大きな負担がかかってしまうためです。

3.「火災保険の修繕」で屋根カバー工法を行う場合、補償対象外になる場合がある

台風・強風で屋根が破損したケースで、修繕に屋根カバー工法を選ぶ場合、補償の対象外となる場合があります。

火災保険で補償金の申請をする場合、「被害に遭う前の状態に戻すこと」を前提にした見積書を提出する必要があり、屋根カバー工法ではこの「元に戻す」という観点で審査に通らないことがあります。

そもそも、台風・強風で屋根が破損したケースでは、下地まで劣化していることが多いです。下地から補修できる、葺き替え工事のほうが適しているでしょう。

ガルバリウムで屋根カバー工法を行うことができないケース

「ガルバリウム」で屋根カバー工法を行うメリット・デメリット!施工できないケースや施工事例も紹介

ガルバリウムで屋根カバー工法を行いたくても、行うことができない場合があります。

  • 既存の屋根が「瓦屋根」の場合
  • 既存の屋根が下地まで劣化している場合

既存の屋根が「瓦屋根」の場合

お住まいの住宅が「瓦屋根」の場合は、ガルバリウムで屋根カバー工法を行うことができません。

  • 屋根材が平らではないため、上から重ねることができない
  • 瓦自体の重量が重いため、上から重ねると住宅に負担がかかってしまう

上記が、瓦屋根にガルバリウムで屋根カバー工法を行うことができない、主な理由です。

瓦屋根の補修が必要な場合は、葺き替え工事を行うことが一般的です。

既存の屋根が下地まで劣化している場合

既存の屋根が下地まで劣化している場合は、屋根カバー工法を行うことができません。

劣化している下地には、新規の屋根材をしっかり固定することができないため、屋根が台風・地震などで剥がれやすくなってしまいます。

屋根の下地まで劣化している場合は、葺き替え工事を行うことが一般的です。

ガルバリウムで屋根カバー工法を行う費用の目安

「ガルバリウム」で屋根カバー工法を行うメリット・デメリット!施工できないケースや施工事例も紹介

平均的な広さの家(約30坪・屋根面積60~90㎡程度)にお住まいの場合、ガルバリウムで屋根カバー工法を行う費用の目安は、「80~120万円」です。

以下は、ガルバリウムで屋根カバー工法を行う費用を、安く抑えるための3つの方法です。

  1. マッチングサイトを経由せず「直接」依頼する
  2. 屋根工事を外注している業者を避けて「完全自社施工」の業者を選ぶ
  3. 最低でも2社から「相見積り」を取る

<参考コラム>
⇒ 屋根カバー工法の費用は「80~120万円」!よくある質問や安く抑える方法を解説

<POINT>屋根工事の「相見積り」について

1社に相談するだけで工事を契約すると、比較対象がなく、適正価格が分からないままで、工事を行うことになってしまいます。

最低でも2社、できれば3社から「相見積り」をとって、適正価格を把握したうえで契約するほうがよいです。

相見積りをすればするほどいいというものでもなく、多すぎる(5社~)と、情報が増えすぎて混乱してしまうので、やはり2~3社に留めておきましょう。

相見積りのメリットや、相見積りの注意点などについては、下記コラムをご参照ください。

⇒ 失敗しない屋根工事の相見積り!見積もり業者を選ぶ基準や手順について解説

『スーパーガルテクト』で屋根カバー工法を行った事例

以下では、当社『ゼファン』が、ガルバリウム鋼板を改良して作られた屋根材『スーパーガルテクト』を使って、屋根カバー工法を行った事例を3つご紹介します。

1.大阪府大東市で行った『スーパーガルテクト』の屋根カバー工事 築19年

大阪府大東市で行った『スーパーガルテクト』の屋根カバー工事 築19年
  • 工事概要:屋根カバー工事
  • 施工費用:総額83万円(税込)
  • 施工面積:59㎡(屋根)
  • 屋根の形:切妻
  • 工期  :1日(屋根工事)

大阪府大東市で、『スーパーガルテクト』の屋根カバー工事を行いました。

お客さまのお家は築19年ほどで、「スレート屋根に割れがある」とのことで、当社までお問合せをいただきました。

スレート屋根に割れは見られるものの、下地まで傷んでいる様子はなかったため、屋根カバー工法を提案しました。

<事例を詳しく見る>
⇒ 大阪府大東市 屋根重ね葺き工事(スーパーガルテクト)

2.大阪府大東市で行った『スーパーガルテクト』の屋根カバー工事 築30年

大阪府大東市で行った『スーパーガルテクト』の屋根カバー工事 築30年
  • 工事概要:屋根カバー工事・雨樋交換工事
  • 施工費用:総額69万円(税込)
  • 施工面積:36㎡(屋根)
  • 屋根の形:切妻
  • 工期  :2日(屋根工事)

大阪府大東市で、『スーパーガルテクト』の屋根カバー工事を行いました。

「『スーパーガルテクト』で屋根リフォームを行うことを検討している」とのことで、当社までご連絡をいただきました。

お客さまのお家は築30年ほどでしたが、雨漏りはなかったため、屋根カバー工法を提案しました。

<事例を詳しく見る>
⇒ 大阪府大東市 屋根重ね葺き(スーパーガルテクト)・雨樋交換工事

3.兵庫県伊丹市で行った『スーパーガルテクト』の屋根カバー工事 築30年

兵庫県伊丹市で行った『スーパーガルテクト』の屋根カバー工事 築30年
  • 工事概要:屋根カバー工事・雨樋交換工事
  • 施工費用:総額266万円(税込)
  • 施工面積:129㎡(屋根)
  • 屋根の形:寄棟(天窓あり)
  • 工期  :4日(屋根工事)

兵庫県伊丹市で、『スーパーガルテクト』の屋根カバー工事を行いました。

「ハウスメーカーの定期点検で経年劣化を指摘され、リフォームを勧められました」と、相見積りにてお問合せいただきました。

お客さまのお家は築30年ほどでしたが、雨漏りはなかったため、屋根カバー工法を提案しました。

<事例を詳しく見る>
⇒ 兵庫県伊丹市 屋根重ね葺き(スーパーガルテクト)・雨樋交換工事

まとめ

以上、ガルバリウムを使った屋根カバー工法のメリット・デメリットや、施工費用の目安、施工事例などを紹介しました。

屋根の重量を抑えつつも、屋根カバー工法を採用したい方にとって、ガルバリウム系の屋根材は最適です。ぜひご検討ください。

⇒ 大阪などでガルバリウムの屋根カバー工法を行うなら実績豊富な『ゼファン』にお任せください。

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