ブログ

  1. ホーム
  2. 新着情報・ニュース
  3. 瓦屋根にカバー工法はできる?施工できない理由と最適なリフォーム方法を解説

2026.05.01

瓦屋根にカバー工法はできる?施工できない理由と最適なリフォーム方法を解説

ブログ

瓦屋根にカバー工法はできる?施工できない理由と最適なリフォーム方法を解説

「自宅の瓦屋根が古くなってきたのでリフォームしたい」
「費用が安く済むと聞いたから、瓦屋根にカバー工法をしたい」

屋根のリフォームを検討する際、このような疑問をお持ちではないでしょうか。

屋根リフォームには主に「屋根葺き替え(ふきかえ)」と「屋根カバー工法」の2種類があり、最近では工期が短く撤去費用を抑えやすい「カバー工法」も非常に人気を集めています。

しかし、結論から申し上げますと、既存の屋根が「瓦屋根」である場合、カバー工法でリフォームすることは原則としてできません。

瓦屋根の特性上、無理にカバー工法を行うと建物の寿命を縮める深刻なトラブルに発展する危険性があります。

この記事では、関西圏で年間2,000件以上の屋根・雨漏り修理の実績を持つ屋根の専門業者「株式会社ゼファン」が、なぜ瓦屋根にカバー工法が向かないのか、その理由を分かりやすくお伝えします。

あわせて、最適なリフォーム方法や費用の相場についてもご紹介しますので、ご自宅の屋根メンテナンスでお悩みの方は、ぜひ後悔しないための判断材料としてお役立てください。

瓦屋根にカバー工法ができない理由は?

瓦屋根にカバー工法はできる?施工できない理由と最適なリフォーム方法を解説

一般的な和瓦や洋瓦などの瓦屋根は、屋根カバー工法ができません。

カバー工法とは既存の屋根材の上から新しい屋根材を重ねる方法ですが、瓦屋根に対しては構造上、どうしても以下のような問題があるからです。

瓦が立体的な形状であるため、密着・固定ができない

瓦屋根がカバー工法に対応しにくい最大の理由は、屋根表面の形状にあります。
瓦は波打つような立体的な形状(曲面と段差)を持っており、表面が平らではありません。

新しい屋根材や下地材を安定して固定するには、隙間なく水平に密着させる必要がありますが、凹凸の激しい瓦の上ではそれが不可能です。

無理にビスや釘を打ち込もうとしても、空洞部分で瓦が割れてしまったり、強風時に新しい屋根材ごと吹き飛ばされる(飛散する)危険性が極めて高くなります。

重い瓦がそのまま残り、特に「旧耐震基準」の家では地震時のリスクが懸念される

2つ目の理由は「非常に重い瓦屋根をそのまま残してしまうことによる耐震性への懸念」です。

瓦は数ある屋根材の中でも非常に重く、一般的な木造住宅(屋根面積約100㎡)の場合、土や漆喰を含めると約4.5トン〜重いものでは7トン以上もの重量が屋根に乗っています。

ここで特に注意しなければならないのが、ご自宅が1981年(昭和56年)5月以前に建てられた「旧耐震基準」の建物である場合です。

この年代の家屋は、現在の新耐震基準が求める壁の量や強度を満たしていないことが大半です。
頭に重い瓦が乗っている状態は、地震対策の観点から決して安心できる状態とは言えません。

現在の耐震基準を満たしていない可能性が高い旧耐震基準の家屋において、屋根リフォームは建物を軽くして耐震性を大幅に向上させる重要なタイミングでもあります。

しかし、カバー工法を選んでしまうと、頭頂部が極めて重く不安定な状態をそのまま維持することになり、地震時の倒壊リスクを抱え続けることになってしまいます。

そもそも屋根カバー工法とは?メリット・デメリットの基本

瓦屋根にカバー工法はできる?施工できない理由と最適なリフォーム方法を解説
当社施工物件

瓦屋根に不向きである理由を解説しましたが、屋根カバー工法自体は優れたリフォーム手法です。

まずは、基本的な仕組みと適している屋根の条件を見ていきましょう。

屋根カバー工法(屋根重ね葺き)の仕組みと施工手順

屋根カバー工法は、既存の屋根材を撤去・廃棄せず、そのまま残した上に新しい防水シート(ルーフィング)を敷き、軽量な金属屋根などを被せる工法です。

足場を組んだ後、棟板金など一部の部材のみを撤去し、上から覆いかぶせるように施工していきます。

古い屋根を剥がす作業がないため、工事中の騒音や粉塵の発生を抑えながら、住みながら工事を進めやすいのが特徴です。

スレート屋根や一部の金属屋根で主流となっている理由

カバー工法が一般的に採用されるのは、主にスレート屋根(カラーベスト・コロニアル)やアスファルトシングル、一部の平滑な金属屋根です。

これらの屋根材は表面が平らであるため、新しい下地や屋根材を安定して密着させやすいという条件を満たしています。

特に、過去のスレート屋根にはアスベスト(石綿)が含まれていることが多く、撤去すると高額な処分費や飛散防止対策が必要になります。

屋根カバー工法であれば、アスベストを封じ込めたまま安全かつコストを抑えて改修できるため、非常に合理的な選択となります。

撤去費用を抑えられるメリットと下地補修ができないデメリット

最大のメリットは「工事費用が安く抑えられること」と「工期が短いこと」です。
廃材がほとんど出ないため、解体費や処分費が大幅に削減できます。

一方でデメリットは、「下地(野地板など)の補修ができないこと」です。
既存の屋根を残すため、内部が腐っていても直接確認して直すことができません。

そのため、カバー工法は「屋根の下地に問題がない」ことが大前提となります。
すでに築年数が経過し、内部劣化が疑われる瓦屋根には、やはりおすすめできないのです。

悪徳業者に注意!「瓦屋根でもカバー工法できる」は危険な提案

瓦屋根にカバー工法はできる?施工できない理由と最適なリフォーム方法を解説

屋根リフォームの訪問販売や、専門知識が乏しい業者の中には、「うちの独自技術なら瓦屋根でもカバー工法ができますよ」「解体費がかからないから安く済みますよ」と甘い言葉で提案してくるケースがあります。

国民生活センターの紛争解決事案においても、屋根工事のトラブルは後を絶ちません。
目先の安さに飛びついて不適切な工事を契約してしまうと、数年後に屋根ごと吹き飛んだり、深刻な雨漏りで家屋が腐朽したりといった取り返しのつかない事態を招きます。

「瓦屋根のカバー工法」を提案された場合は、毅然とした態度で断ることをおすすめします。

瓦屋根の最適なリフォームは「屋根葺き替え工事」が基本

瓦屋根にカバー工法はできる?施工できない理由と最適なリフォーム方法を解説
当社施工物件

瓦屋根のリフォームを検討している場合、カバー工法ではなく既存の屋根を撤去して下地から直す「屋根葺き替え(ふきかえ)工事」を選択するのが正しい方法です。

葺き替えなら下地調査・補修・防水まで根本的に解決できる

葺き替え工事とは、既存の瓦、土、防水シートをすべて解体・撤去し、必要に応じて劣化した下地の木材(野地板)を張り替えた上で、新しい屋根材を設置する工法です。

古い屋根材や土をすべて取り払うことで、隠れていた雨漏りの原因や木材の腐食を直接確認し、根本から確実に補修することができます。

防水性能を最新の仕様にリセットできるため、今後数十年にわたる雨漏りの不安をゼロにできるのが最大の強みです。

屋根が大幅に軽くなり、地震の揺れを抑えられる

葺き替えの最も大きなメリットは「屋根の大幅な軽量化」による耐震性の向上です。

昔ながらの重い土葺きの日本瓦(約7トン〜10トン)から、軽量な金属屋根材に葺き替えた場合、屋根の総重量は約750キログラム程度(約10分の1以下)まで大きく減らせるケースもあります。

建物の頭から乗用車数台分の重さを取り除くのと同じ効果があり、地震発生時の建物の揺れ幅を大幅に抑えることができます。

これは現在、最も効果的な住宅の地震対策の一つです。

瓦屋根の葺き替え費用の相場と工期の目安

瓦屋根にカバー工法はできる?施工できない理由と最適なリフォーム方法を解説

葺き替え工事はカバー工法よりも大掛かりになるため、費用や期間が気になるところです。

面積・単価ごとの費用相場の見方

一般的な広さの戸建て住宅(屋根面積60〜90㎡程度)の場合、瓦屋根から新しい屋根材へ葺き替える際の総額相場は以下の通りです。

  • スーパーガルテクト(超軽量・断熱材一体型金属屋根)への葺き替え
    約120万円〜250万円
    和瓦の約1/10という軽さで耐震性を高めつつ、高い断熱性と防錆性でコストパフォーマンスにも優れています。
  • ハイブリッド瓦「ROOGA(ルーガ)」への葺き替え
    約160万円〜300万円
    「瓦の重厚な見た目」と「軽さ(和瓦の約1/2以下)」を両立したい方に選ばれています。
    スーパーガルテクト等の一般的な金属屋根に比べると材料費が上がりますが、その分、意匠性と高級感があります。

見積もりは単に「面積×単価」だけでなく、古い瓦の撤去・処分費用や足場代、下地補修などの付帯工事を含めた総額で判断することが重要です。

足場・撤去・処分・下地補修で見積もりが変わるポイント

葺き替え費用が変動する主な要因は以下の通りです。

  • 既存瓦の撤去・処分費
    重い瓦をトラックで運び出し、産業廃棄物として処分する費用です。土葺きの場合はさらに費用がかかります。
  • 下地の腐食度合い
    野地板や垂木などの木材が腐っている場合、大工工事による補修費用が追加されます。
  • 屋根形状の複雑さ
    切妻屋根に比べて、寄棟や複雑な形状の屋根は役物(部品)や加工手間が増えるため割高になります。

工事期間中の流れと生活への影響

工事期間は天候や補修範囲にも左右されますが、概ね「7日間〜14日間」程度が目安です。

足場設置から始まり、古い瓦の撤去作業があるため、カバー工法(約5日〜7日)と比較すると少し日数がかかります。

撤去作業時などはある程度の騒音や振動が発生しますが、基本的に住みながら工事を進めることが可能です。

瓦屋根の葺き替えにおすすめ!ゼファン厳選の屋根材2選

瓦屋根から葺き替える際、「とにかく軽くして耐震性を高めたい」「和風の外観はそのまま残したい」など、ご要望はお客様によって異なります。

屋根専門業者であるゼファンが、豊富な施工実績の中から自信を持っておすすめする2つの屋根材をご紹介します。

軽さと機能性を両立!断熱材一体型金属屋根「スーパーガルテクト」

瓦屋根にカバー工法はできる?施工できない理由と最適なリフォーム方法を解説
当社施工物件

「耐震性の向上」と「コストパフォーマンス」を最優先される方におすすめなのが、アイジー工業の金属屋根『スーパーガルテクト』です。

従来のガルバリウム鋼板にマグネシウムを添加し、防錆性を格段に向上させた「SGL鋼板」を使用しています。

最大の特徴は、日本瓦の約10分の1という軽さであり、建物の揺れを根本から軽減します。

さらに、裏面に断熱材が一体化されているため、金属屋根の弱点と言われがちな「雨音がうるさい(遮音性)」「夏場に2階が暑くなる(断熱性)」といった問題もしっかりとカバーしてくれます。

現在の屋根リフォームにおいて最も選ばれている、機能性と美観を兼ね備えた屋根材の一つです。

瓦の重厚感そのままに軽量化!ハイブリッド瓦「ROOGA(ルーガ)」

瓦屋根にカバー工法はできる?施工できない理由と最適なリフォーム方法を解説
当社施工物件

「金属屋根の見た目には抵抗がある」「純和風の外観をどうしても崩したくない」という方に人気な屋根材が、ケイミュー社の『ROOGA(ルーガ)』です。

樹脂と繊維を混ぜ合わせた新素材のハイブリッド瓦で、従来の和瓦と同等の分厚さ・重厚感・高級感がありながら、重量は和瓦の約半分以下(約1/2以下)という軽さを実現しています。

さらに、大人がハンマーで強く叩いても割れないほどの非常に高い強度・耐久性があり、台風や飛来物に対しても非常に強いのが特徴です。

スーパーガルテクト等の金属屋根に比べると費用は上がりますが、瓦の美しさと地震対策を高い次元で両立できる非常に優れた屋根材です。

屋根リフォームで後悔しないための業者選びの注意点

瓦屋根にカバー工法はできる?施工できない理由と最適なリフォーム方法を解説

屋根リフォームは高額で建物の寿命を左右する重要な工事です。
失敗しないための業者選びのポイントをお伝えします。

安さだけで選ぶと起きやすい施工不良と雨漏りトラブル

「他社よりも圧倒的に安い」という理由だけで業者を選ぶのは危険です。

極端に安い見積もりは、必要な下地補修工程が省かれていたり、防水シートのグレードが落とされていたりする可能性があります。

屋根の内部は見えなくなるため、数年後に雨漏りが再発して結局高くついた、というケースが後を絶ちません。
適正価格で丁寧に施工する業者を見極めることが大切です。

適正価格と提案力を見極めるために「相見積もり」を取る

工事の適正な相場を把握し、優良業者を見極めるためには、2〜3社から「相見積もり」を取ることをおすすめします。

見積もりを比較することで、費用の妥当性だけでなく、「必要な工程がしっかり含まれているか」「屋根の状態に合った最適な屋根材を提案してくれているか」「担当者の説明は丁寧か」といった業者の姿勢がはっきりと見えてきます。

1社だけ極端に安い(または高い)場合も、比較することでその違和感に気づくことができます。

ゼファンでも相見積もりは大歓迎です。
他社様の見積もり内容に不安や疑問がある場合のご相談も承っておりますので、ぜひ比較検討の材料になさってください。

ブログや施工実績、保証内容を確認して地元業者へ依頼する

信頼できる業者を選ぶには、ホームページで実際の「施工事例」や「ブログ」を確認しましょう。
瓦屋根の葺き替え実績が豊富にあり、工事の工程を写真付きで透明性高く公開している業者は安心です。

また、大手ハウスメーカーや総合リフォーム店は下請け業者に丸投げすることが多く、中間マージンが発生して割高になりがちです。

自社で職人を抱える地元の屋根専門業者に直接依頼するほうが、適正価格で高品質な工事を受けられます。

関西エリアの瓦屋根リフォームは「株式会社ゼファン」にお任せ!

株式会社ゼファンは、大阪府を中心に京都・兵庫・奈良・滋賀など関西エリア一円で屋根修理・屋根リフォームを行っている完全自社施工の屋根専門業者です。

  • 年間2,000件以上の圧倒的な施工実績
    豊富な経験を持つ職人が、正確な診断と最適なプランをご提案します。
  • 安心の「完全自社施工」
    下請けを挟まないため、無駄な中間マージンをカットし、適正価格で高品質な工事をご提供します。
  • 徹底した無料の現地調査
    ドローンや屋根に実際に登って詳細な点検を行い、写真や動画で分かりやすく状態をご説明します。無理な営業は一切行いません。

「自宅の瓦屋根が古くなってきた」「他社でカバー工法を勧められたけど本当に大丈夫?」とご不安な方は、ぜひ一度、関西で実績豊富な株式会社ゼファンにご相談ください。

プロの目線から、あなたのお住まいを長く安全に守るための最適な屋根リフォームをご提案いたします。

お問い合わせ・現地調査・お見積りは無料で承っております。お気軽にご連絡ください!

ゼファンの屋根葺き替え工事をみる

関連キーワード

ゼファンの事をもっと知っていただけるコンテンツ

会社情報

大阪本社
〒571-0043 大阪府門真市桑才新町1-6

株式会社ゼファンは、大阪府門真市に本社を置き屋根工事、外壁工事などの住宅の外装に特化したリフォーム会社です。屋根の葺き替え工事、屋根カバー工事、屋根修理、雨漏り修理、屋根塗装、外壁塗装などプロの職人が施工します。屋根工事のことなら当社にお任せ下さい。
屋根工事のご質問、雨漏りなどのご相談、お問合せ、お見積り大歓迎!ドローンを用いた計測・お見積もり、点検も行っております。

ご質問やお見積りは即日~1営業日以内にお返事!

0120-03-8814<受付時間>10:00-18:00 
日曜、祝日も電話対応可能!

フォームからのお問い合わせ・お見積りはこちら

営業・セールス目的のご連絡はご遠慮ください。

ゼファンは皆様の大切な生命と財産を守る、高品質の施工を行います。屋根工事・屋根修理・雨漏り修理・外壁塗装など、住宅のリフォームに特化しているゼファンでは、自社の職人がお客様のもとへお伺いします。そのため、お客様のリクエストには柔軟に対応可能。何でもご要望をお聞かせください。雨漏り修理等お急ぎのご相談もお気軽にどうぞ。年間2,000件の施工実績を誇りに、お客様満足を追求した屋根修理・外壁修理を行います。

メール

お問い合わせこちらフォームからは24時間受付!

屋根のことなら、今すぐお問合せ下さい!
「他社より必ず安くできる理由」をお伝えします!

メールは24時間以内に返信!

0120-03-8814

LINE対応OK!