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2020.08.13

台風シーズンはすぐそこ!おさえておきたい住宅の台風対策チェックポイントについて!

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こんにちは、屋根修理と外壁修理のプロ集団・ゼファンです。
今年の夏は新型コロナウイルスの関係もあり、例年のように夏のレジャーを楽しむなんてことが難しくなっています。非常に残念なことなのですが、一日でも早くこの問題を収束させるためにも、今が頑張りどころなのかもしれません。しかし、そうは言っても、季節の移り変わりは例年通りに進むことから、そろそろ台風シーズンに向けて住宅の台風対策を検討しておかなければいけません。日本は、毎年必ず複数の台風が上陸する国ですし、台風による強風や大雨でさまざまな住宅被害が生じてしまう危険があるのです。特に近年では、地球温暖化などの影響もあり、日本に上陸する台風の大型化や進路の変化が問題になっています。

例えば、昨年は関東地方に台風15号が上陸し、千葉県全域に停電被害をもたらすなど、非常に甚大な被害を出したのは皆さんの記憶にも新しいことでしょう。ゼファンのある関西地方で考えても、2018年に上陸した台風では、関西国際空港が水没してしまう…連絡橋にタンカーが衝突してしまい中破してしまう…など、誰も予想もし得ないほどの被害がもたらされました。もちろん、一般住宅にも非常に多くの屋根被害を出しており、2年近く経過した現在でも修理が間に合っていない住宅もあるほどなのです
台風は毎年やってくるものですので、中には台風慣れしてしまい「自分は大丈夫」などと意味不明な自信を持っている方もいますが、きちんと住宅のメンテナンスを行っておかなければ、いつあなたの家に被害が出るか分かったものではないのです。そこでこの記事では、台風前にチェックしておきたい住宅のポイントと、台風が去った後のチェックポイントをご紹介します。

台風前のチェックポイントについて

まずは、台風シーズンの前にチェックしておきたいポイントからです。台風は、地震とは異なり、発生した時点からどのような進路を取るのか、上陸時の規模はどの程度なのかを事前に確認することができます。したがって、自分が住んでいる地域にどの程度の被害をもたらせそうなのかも、あらかじめわかります。
また、日本には必ず台風が上陸するということがわかっていますので、住宅自体もちょっとやそっとの強風で破損するような作りにはなっていません。例えば、近年販売されている屋根材などは、最大風速65m/sの強風にも耐えられるような設計がなされているのです。しかし、毎年台風による住宅被害をゼロにすることはできていませんよね。
実は、台風によって大きな屋根被害が出てしまう…というのは、多くの場合、普段の住宅メンテナンスを怠ってしまっており、台風が上陸する以前に劣化してしまっているのが原因なのです。したがって、住宅を台風被害から守るためには、台風シーズンの前などにきちんと点検を行い悪い部分があれば補修しておくということが重要になるのです。以下で台風前にチェックしておきたいいくつかのポイントをご紹介します。

CHECK台風シーズン前にここをチェック!

台風は、猛烈な風と大雨を伴う自然災害です。したがって、強風によって屋根や外壁に何らかの被害が出てしまった場合には、すぐに雨漏りに直結してしまう…ということになるのです。雨漏りは、本来破損個所とは関係ない場所まで水が回り、住宅全体を劣化させてしまうものですので、できる限り台風による被害は防ぎたいものです。そのためには、台風シーズン前に以下のポイントをチェックしておきましょう。

  • 棟板金の浮き
    台風による被害で多いのは、屋根の頂上部分に設置されている棟板金が吹き飛ばされてしまう…という被害です。この棟板金は、釘やコーキングでしっかりと固定されているものなのですが、経年劣化で釘がサビてしまったりコーキングが劣化すると徐々に浮いてきてしまうのです。そうすると、屋根表面と板金の間に隙間ができ、そこから風が吹き込むことで飛ばされてしまうのです。台風シーズンの前には、板金がしっかりと固定されているか確認しましょう。
  • 屋根材のズレ
    瓦屋根の場合、屋根材に小さなズレや歪みが生じていることから、風が吹き込んで捲れてしまう…という被害が考えられます。特に、築年数の経過した住宅であれば、屋根土の上に並べて噛み合わせているだけという施工方法が採用されていることで、意外と簡単に飛ばされてしまうのです。一般の人では、見ただけで確認するのが難しいので、台風シーズン前にプロに点検してもらうのがオススメです。
  • 屋根材の亀裂
    スレート屋根の場合、経年劣化で亀裂が生じている…、塗膜の効果がなくなったことで四隅が反り上がってしまう…などと言う症状が出ます。そして、そういった劣化部分に強風が当たることで、一気に屋根材が剥がれてしまう…ということがあるのです。小さな亀裂であれば、コーキングなどで補修可能ですが、表面の塗膜がダメになっている場合は、台風の前に塗装を行うのがオススメです。
  • 漆喰の劣化
    瓦屋根には漆喰が施されています。漆喰は意匠面で施工されていると考えている方もいますが、実は屋根材の固定や屋根に生じる隙間を埋めるという非常に重要な役割を持っています。この漆喰は、施工されてから徐々に硬化していくという特徴があるのですが、10年程度経過すると徐々にひび割れが生じるようになり、ボロボロになって脱落してしまうのです。したがって、漆喰が劣化している状況で台風による横殴りの雨が打ち付けたら、雨漏りしてしまう可能性が高くなってしまいます。
  • 外壁のチェック
    外壁も台風によって被害が出る場合があります。例えば、サイディングの目地や窓枠などに施工されているコーキングが劣化していれば、そこに風が吹き込むことで飛ばされてしまう…雨水が侵入することで雨漏りが始まる…なんてことが考えられます。台風シーズン前に、家の周囲をぐるっと回り、外壁に劣化している部分はないかきちんと確認しておきましょう。

上記のような劣化が生じていた場合、本来台風のことを考えて作られた日本の住宅でも、強風や大雨によって被害が生じてしまうのです。屋根の上などは、自分で確認するのも難しいですので、できればプロの屋根職人に点検・メンテナンスを依頼するのがオススメです。

台風後のチェックポイントについて

それでは次に、台風が過ぎ去った後にチェックしておきたいポイントもご紹介していきましょう。台風が過ぎ去った後には、屋根材が飛ばされている…、板金が捲れている…、窓ガラスが割れてしまっている…など、目に見える被害が出ることが多いですが、実は目に見えない部分に台風の影響が出てしまっている…なんてパターンもあるのです。
したがって、台風が過ぎ去った後、一見すると、何の被害もない…という場合でも、念のためプロの屋根業者などに点検してもらうのがオススメです。ちなみに、地震の場合でも同じで、中規模以上の地震があった際には、目に見える被害が出ていなくても、住宅全体の点検をしてもらうのがオススメです。

CHECK台風が過ぎ去った後はここをチェック!

それでは、台風の後に念のため点検しておきたいポイントをご紹介しておきます。ぱっと見で何の被害も出ていないように見えても、既に雨漏りが始まっていた…なんてことは珍しくないので、以下のポイントはチェックしておくのがオススメです。

  • バルコニーから水滴が落ちてくる
    バルコニーを下から見上げてみて、排水口以外から水滴が落ちてくる…なんて症状がある場合、雨漏りが起きている可能性があります。特に、外壁はすでに乾いている…なんて場合は、外壁と下地の間に雨水が侵入している証拠ですので、すぐに業者に連絡するようにしましょう。
  • 屋根材に亀裂が無いか
    瓦やスレート材を採用している場合、飛来物が衝突して、屋根材に亀裂が入っている…なんて場合があります。すぐに雨漏りが始まるというわけではありませんが、将来的な雨漏りリスクが高くなってしまうため、屋根業者に修理を依頼するのがオススメです。
  • 漆喰の脱落
    強風によって漆喰が脱落してしまう…という被害も少なくありません。意外と見落としがちなポイントですので、瓦屋根を採用している場合、念入りに漆喰の状態は確認しておきましょう。
  • 外壁や窓の亀裂
    外壁や窓に関しても、飛来物が衝突することでダメージを受けている可能性があります。この部分は、一般の方でも簡単に点検できますので、台風が過ぎ去った後は住宅の周囲を回り確認しましょう。
  • 雨樋の確認
    強風で飛ばされてきた葉っぱやゴミが雨樋に大量に溜まっていないか確認しましょう。雨樋の上のゴミを放置してしまうと、詰りの原因となり雨漏りを引き起こしてしまう危険があります。
  • 住宅内の天井や湿気
    念のため、住宅内の天井にシミの様なものができていないか、特定の部屋だけ湿気が高くないかを確認しておきましょう。これらの症状がある場合、既に雨漏りが始まっている可能性が高いです。目に見えるような破損が無い場合でも、雨水の侵入を許してしまうことがありますので、しっかりと確認しましょう

台風が過ぎ去った後、目に見える被害が無い場合でも、劣化が進行している場合は少なくありません。災害の規模が大きければ大きいほど、目に見えない被害の可能性が高くなりますので、台風の後は被害が無くてもプロによる点検を受けておくのがオススメです。
なお、台風の様な災害の後は、屋根被害が続出しますので、すぐに来てもらえる業者を見つけるのに苦労する場合も多いです。したがって、住宅被害が多く出た災害の場合は、1~2か月程度様子を見て、落ち着いたころに連絡するのでも良いと思います。

まとめ

今回は、台風による被害を防ぐため、台風シーズンの前に行っておきたい住宅のチェックポイントについてご紹介してきました。この記事でご紹介したように、日本は昔から台風が必ず上陸する国ですので、もともと台風のことをきちんと考えて建物が設計されています。したがって、本来万全な状態を保っている住宅であれば、台風によってそこまで大きな被害が出てしまう…なんてことも少ないはずなのです。

台風によってこれほどまで多くの住宅に被害が出てしまうのは、普段の住宅メンテナンスを怠ってしまっており、台風が来る前から既に劣化が進行していた…というのが大きな原因です。猛烈な強風と大雨を伴う台風では、小さな劣化が一気に表面化してしまう…というパターンが多いので、台風シーズンに入るまでの対策がとても重要になるのです。なお、台風が過ぎ去った後に、目に見える被害が出ていない場合でも、安心するのは早いですよ。上述したように、目に見えない部分で劣化が進行してしまっている危険がありますので、台風の後の点検もとても重要だということを頭に入れておいてください。

今年も台風シーズンがすぐそこまで来ていますので、「自分の家は大丈夫かな?」と少しでも不安があれば、お気軽にゼファンまでお問い合わせください。

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