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2019.09.09

【徹底解説】葺き替え工事の費用ってどれくらい?施工の流れと費用を工程ごとにご紹介します!【葺き替え工事】

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葺き替え工事の施工費用を徹底解説

今回は、一般的な屋根の葺き替え工事にかかる費用相場や、実際にどのような工事が行われているのかを詳細に解説していきたいと思います。
築年数が経過した住居に住んでいる方であれば、いつかは絶対必要になる屋根のリフォームについて「一般的な修理費用相場っていくらぐらいなの?」など、屋根の修理やリフォーム費用に関心を持っている方が非常に多いことだと思います。屋根リフォームと言っても、『葺き替え工事』や『カバー工事』、『屋根塗装』など、さまざまなリフォーム手法があるのですが、築年数が20年を経過した建物では、屋根下地からやり替えができる葺き替え工事でリフォームするのがオススメです。
しかし、葺き替え工事というものは、前述したカバー工事や屋根塗装などよりも高額になるという話をよく耳にすると思いますし、リフォーム費用が高くなってしまわないか心配…という方も多いことでしょう。そこで今回は、屋根修理のプロ集団・ゼファンにおける一般的な葺き替え工事の施工費用をご紹介するとともに、見積もりに登場する項目は「実際にはどのような作業が行われているのか?」詳細に解説していきたいと思います。この記事を読んでいただければ、葺き替え工事がどのような流れで行われているのか?また、どこにどういった費用がかかっているのか詳細にわかると思いますので、将来的な屋根修理費用が不安な方は是非最後まで読んでいただけたらと思います!
※かなりの長編記事となりますので、お気に入りに登録し何度か読み返していただくのがオススメです!

一般的な葺き替え工事の見積内容

それではまず、株式会社ゼファンにおける一般的な葺き替え工事の見積もり内容をご紹介します。
ここでは参考に、60㎡の瓦屋根をコロニアルグラッサに葺き替えするリフォーム工事の見積書をご紹介します。

適用 数量 単位 単価 金額
1.屋根葺き替え工事        
2.既存屋根材解体(瓦+土) 60 2,500 150,000
3.既存屋根材、残土処分費 60 2,500 150,000
4.コンパネ下地(構造用合板12mm) 60 2,800 168,000
5.コロニアルグラッサ※1 60 4,800 288,000
6.ゴムアスファルトルーフィング 60 800 48,000
7.軒先水切り 20 m 800 16,000
8.ケラバ水切り 24 m 3,500 84,000
9.棟板金 11 m 4,000 44,000
10.雨押え(シリコン打設含む) 5 m 4,500 22,500
11.仮設足場 330 850 280,500
12.現場管理費※2 1 37,530 37,530
13.一般管理費※2 1 37,530 37,530
小  計 1,326,060
消 費 税 106,085
合  計 1,432,145

※1 新しく施工する屋根材によって単価は変わります。
※2 現場管理費、一般管理費は項目②~⑪へ3%加算した金額となります。
※ その他の参考見積例はコチラ

『瓦屋根⇒スレート屋根(コロニアルグラッサ)』における、一般的な葺き替え工事の費用相場は、上記のお見積り内容となります。もちろん使用する屋根材や、建物の大きさ、施工条件などが大きく異なるとなれば見積もり項目が変化してくるのですが、葺き替え工事の一定の参考になると思います。
なお、株式会社ゼファンにおける、屋根修理、屋根リフォームに関するその他の価格表もご紹介しておきますので、ご自身で屋根修理費用の概算を出す場合の参考にしてみてください。

項目 単価(円)
既存カラーベストめくり 1,800~2,200/㎡
既存瓦めくり 2,500~3,000/㎡
コンパネ下地(構造用合板12mm+貫板+胴縁) 2,500~3,000/㎡
コンパネ下地(構造用合板12mm+2寸1寸角) 3,000~3,500/㎡
廃材処分 カラーベスト(アスベスト含む) 2,500~3,000/㎡
廃材処分 瓦 + 残土 2,500~3,000/㎡
運搬費 3tダンプ 片道30kmまで 25,000~35,000/台
ゴムアスファルトルーフィング 500~800/㎡
コロニアルグラッサ施工 4,500~/㎡
立平葺き(カラーGL0.35mm) 4,500~/㎡
スマートメタル施工 7,000~/㎡
ガルテクト施工 7,000~/㎡
ガルテクトフッ素施工 8,000~/㎡
ルーガ鉄平メタル仕様施工 7,000~/㎡
ルーガ鉄平同質棟仕様施工 8,500~/㎡
ルーガ雅同質棟仕様施工 8,500~/㎡
ルーガ雅高棟仕様施工 10,000~/㎡
軒雨樋 PC50 3,000~3,500/m
立て雨樋 Φ60 2,500~3,000/m
仮設足場 850/㎡

株式会社ゼファンの、一般的な屋根リフォームにおける代表的な工事項目と費用相場は上記のようになっています。もちろん、他にも細かな項目はたくさんありますが、ご自宅の屋根リフォームを検討した際に、ある程度、費用感を知りたいと思った時にはぜひ参考にしてみてください。
また、カバー工法にて屋根リフォームをご検討中の方で、「カバー工事の費用感が知りたい!」という方も多いと思います。そういった方のために、一般的なカバー工事の流れや施工費用の目安を記事にまとめていますので、『【徹底解説】カバー工事の費用ってどれくらい?施工の流れと費用を工程ごとにご紹介します!【屋根カバー工事】』をご参照ください。

参考:弊社の屋根修理・外壁修繕工事一覧と費用目安はこちらから
参考:屋根修理・雨漏り修理の費用内訳はこちらから
関連記事:【徹底解説】カバー工事の費用ってどれくらい?施工の流れと費用を工程ごとにご紹介します!【屋根カバー工事】

屋根葺き替え工事に掛かる費用を8つに分けてご紹介

それでは、屋根葺き替え工事に掛かる費用は次の8つに分けてご紹介いたします。

  • 撤去工事
  • 下地補修
  • ルーフィングの施工
  • 新屋根材の施工
  • 棟板金の施工
  • 雨仕舞
  • 仮設足場
  • 一般管理費・現場管理費

屋根葺き替え工事 撤去工事

屋根の葺き替え工事は、既存屋根材を一度全て取り払ってしまい、そこから新たな屋根材を葺いていく工法となります。カバー工事と異なり、「既存屋根材の撤去工事」が必要となりますので、施工期間が長期化する、施工費用が高額になるなどがデメリットとしてとらえられがちですが、屋根下地からやり替えることが出来るというメリットがあります。屋根下地から補修できるということは、屋根に関しては新築のような新しい状態となるため、屋根に表面化しているさまざまな問題を解決し、建物自体の寿命をのばすことにもつながります。

関連記事:葺き替え工事のメリットや葺き替えパターンについて

適用 数量 単位 単価 金額
2.既存屋根材解体(瓦+土) 60 2,500 150,000
3.既存屋根材、残土処分費 60 2,500 150,000

 

屋根葺き替え工事 下地補修

次は屋根下地を補修する工程です。屋根葺き替え工事の最大のメリットと言えば、経年劣化で生じる屋根下地の不具合を補修することが出来る点です。屋根は、表面的な屋根材を修理すれば良いと考える人が多いのですが、実は目に見えない屋根下地の補修が非常に重要なのです。カバー工事や屋根塗装では屋根下地が露出することもありませんので、この部分は葺き替え工事でしか修理することが出来ません。

適用 数量 単位 単価 金額
4.コンパネ下地(構造用合板12mm) 60 2,800 168,000

 

屋根葺き替え工事 ルーフィングの施工

普段の生活の中では「ルーフィング」という言葉を耳にするようなことはほとんどないでしょう。しかし、屋根葺き替え工事を進める場合には必ず登場する言葉ですので、あらかじめ何のために施工されるかぐらいはおさえておきましょう。そもそも一般の方からすれば、建物を雨漏りから守っているのは、目に見える瓦やスレート材などの屋根材だと判断しているのではないでしょうか?実は屋根というものは、一次防水となる『屋根材(瓦・スレート材など)』だけで雨水の侵入を防いでいるわけでなく、屋根材の下に施工される『ルーフィング』が二次防水の役割を果たすのです。
つまり、「雨漏りしない家」を作るためには、このルーフィングが非常に重要な役割を持つのです。

関連記事:雨漏りから建物を守るにはルーフィングが重要!どんな種類があるか知っておきましょう!

適用 数量 単位 単価 金額
6.ゴムアスファルトルーフィング 60 800 48,000

 

屋根葺き替え工事 新屋根材の施工

屋根下地の補修やルーフィングの施工が完了すれば、いよいよ新しい屋根材を葺いていく工程となります。今回は、ケイミュー社が販売するスレート材『コロニアルグラッサ』を参考事例にご紹介しています。屋根材については、建物の外観イメージに大きな影響を与えますし、選択する屋根材によって重量が異なるため、葺き替え工事後の耐震性能などにも影響を与えます。したがって、予算だけで屋根材を選ぶのではなく、「どういった性能を持った屋根にしたいか?」、「メンテナンスコストに違いはあるのか?」なども考慮した方が良いでしょう。例えば、「とにかく軽量な屋根にしたい!」というのであればガルテクトなどの金属屋根がオススメですし、「イニシャルコストを抑えたい…」などの希望があれば今回のコロニアルグラッサなどがオススメでしょう。
屋根材の特長については他の記事でまとめていますので、そちらもご確認ください。

関連記事:軽量で地震に強い金属屋根について
関連記事:自然災害に強いと言われる『ルーガ』について
関連記事:イニシャルコストが安い?『コロニアル』について

適用 数量 単位 単価 金額
5.コロニアルグラッサ 60 4,800 288,000

その他の屋根材について

新たに施工する屋根材は、お客様のご予算や屋根材ごとに異なる特徴から選択してください。株式会社ゼファンがオススメする屋根材と、一般的な施工費は以下の通りです。

項目 単価(円)
立平葺き(カラーGL0.35mm) 4,500~/㎡
スマートメタル施工 7,000~/㎡
ガルテクト施工 7,000~/㎡
ガルテクトフッ素施工 8,000~/㎡
ルーガ鉄平メタル仕様施工 7,000~/㎡
ルーガ鉄平同質棟仕様施工 8,500~/㎡
ルーガ雅同質棟仕様施工 8,500~/㎡
ルーガ雅高棟仕様施工 10,000~/㎡

 

屋根葺き替え工事 棟板金の施工

スレート屋根や金属屋根の葺き替え工事の場合、屋根の頂上部分に棟板金を施工します。棟板金は、屋根の頂上で屋根材同士が重なる部分を覆うように取り付ける板金です。屋根の頂上部分は、複数の屋根が接合する部分となりますので、ちょっとした隙間などで雨水が侵入してしまう可能性があるのです。したがって、棟板金は、この隙間から水が浸入することを防ぐのが目的となります。
なお、屋根の頂上部分となる棟は、建物の中で最も強風の影響を受けやすい場所となります。したがって、台風や突風などの強風が発生した場合、風に煽られて破損してしまう…飛来物で破損してしまう…などの可能性が最も高いと覚えておきましょう。棟板金の破損は雨漏りにつながりますので、何らかの理由で破損した場合は早急に修理が必要です。

適用 数量 単位 単価 金額
9.棟板金 11 m 4,000 44,000

 

屋根葺き替え工事 雨仕舞

一般の方であれば、『雨仕舞』という言葉を聞いて、どのような物なのか明確にイメージできる人は少ないかもしれませんね。しかし、この雨仕舞は、建物の天敵である雨漏りと非常に関係性が高いものですので、「どのようなものか?」という簡単な知識程度は持っておいた方が良いです。『雨仕舞』は、建築用語の1つであり、要は建物の構造上、屋根や外壁に出来る隙間から雨水が建物内に侵入しないよう、浸水防止処理をすることを指しています。上に紹介した見積内容で言えば「ケラバ水切り」や「軒先水切り」などが雨仕舞に当たります。
どういった作業内容になるのかを紹介する前に、まずは代表的な雨仕舞の種類をいくつかご紹介しておきます。屋根リフォーム工事だけでなく、雨漏り修理などでもよく登場する作業内容ですので、覚えておきましょう。

  • 棟包み屋根役物
    棟板金などとも呼ばれます。素材はガルバリウム合金などが使用されており、屋根の頂上部分からの浸水を防ぐために板金が設置されます。
  • ケラバ水切り
    屋根の側面で、雨樋がついていない側をケラバと言います。ここに設置される『水切り用の役物』がケラバ水切りなどと呼ばれます。基本的に屋根材の厚みに合わせて部材を選択します。
  • 軒先水切り
    屋根の軒先、鼻隠しの上に取り付ける役物です。
  • 谷樋、谷板金
    屋根の谷部分に設置する板金です。屋根に落ちた雨水を集め、適切に排出する役割があります。屋根の中でも最も水と接する場所となりますので、他の板金と比較しても劣化が早いので注意が必要です。

こういった『雨仕舞』は、屋根に降り注いだ雨水を適切に処理し、屋根内へ水が浸入するのを防ぐ目的がありますので、この部分が劣化してしまうと雨漏りに直結する可能性が非常に高いです。雨仕舞には、サビなどに強いガルバリウム鋼板が採用されますが、長年の雨濡れを原因に劣化が進行してしまいますので、雨漏り防止のため、定期的な点検・メンテナンスは欠かさないようにしましょう。

関連記事:雨漏りをさせない建物づくり!『雨仕舞(あまじまい)』の基礎知識

適用 数量 単位 単価 金額
7.軒先水切り 20 m 800 16,000
8.ケラバ水切り 24 m 3,500 84,000
10.雨押え(シリコン打設含む) 5 m 4,500 22,500

 

屋根葺き替え工事 仮設足場

屋根リフォームを進める場合には、必ずと言っていいほど『仮設足場』の組み立てが必要となります。足場の組み立ては、ほとんどの場合20万円程度の費用が見積もられていますので、お客様からすれば直接的な屋根工事に関係ない費用に思えてしまい、「足場代を節約したい…」という心理が働くのではないでしょうか?しかし実際には、安全で正確な施工を進めるために、この仮設足場が非常に重要な役割を持っているのです。さらに、近隣住民の方へあなたの家の屋根リフォームによって迷惑をかけてしまう可能性まで減らすことが出来ますので、屋根工事には仮設足場が必要不可欠という認識は持っておいた方が良いですよ。
以下で、屋根工事において仮設足場が必要になる理由をいくつかご紹介しておきます。

仮設足場

  • 安全に施工するため
    屋根職人は、普段から屋根の上で作業するため、不安定な状態での作業に慣れている人間が多いのも事実です。しかし屋根の上というのは、スレート材にコケが生えて滑りやすくなっている…など、皆さんが考えている以上に危険が潜んでいます。さらに、屋根塗装工事の際など、20kg程度もある塗料缶を持って作業することもありますので、バランスを崩して落ちてしまう危険もあるのです。はしごなど使って、小分けにした塗料を持てば良いと思うかもしれませんが、何度もはしごを上り下りする必要があり、作業効率の悪化で結局工期が伸びて総額の施工費が高くなってしまう可能性もあるのです。仮設足場を組んでの作業となると、万一足を滑らせたとしても掴む場所があり、大きな事故につながる事を防げます。せっかく建物の外観を良くしようとリフォーム工事進めるのに、落下事故などがあると台無しになってしまいます。足場は、職人さんを守り、気持ちよく工事を進めるためにとても重要な役割があるのです。
  • 正確に施工するため
    上述のように、いくら屋根の上に慣れた職人さんでも、作業環境によっては身の危険を感じる現場も少なくありません。当然職人さんも人間ですので、足元が不安定でいつ落下するか分からないような状況では、作業に集中するのは難しいものです。したがって、正確な施工が重要となる屋根リフォームなどでは、致命的なミスが発生することも少なくないのです。例えば、屋根塗装の仕上がりを見てみると、塗りにムラがある…などと言ったことや、メーカー推奨の基準塗布量が守られず施工不良となってしまった…などと言った可能性が高くなってしまうのです。屋根リフォームは、住宅リフォームの中でも高額な部類に入りますので、しっかりと施工してもらうためにも足場が重要になるのです。
  • 近隣住宅への配慮のため
    仮設足場は、安全性や施工の正確性だけでなく、近隣住宅への配慮としても重要です。例えば屋根の再塗装リフォームを行う場合、まず最初に高圧洗浄を使って汚れや劣化した塗膜を綺麗にする工程から入ります。この場合、水を勢いよく吹きかけて汚れなどを飛ばすこととなるため、汚れた水が周囲へ飛び散ってしまうことになるのです。仮設足場を組んでいる場合であれば、足場に飛散防止シートを貼っておき、近隣住宅へ汚水が飛散してしまうことを防ぐことが可能です。また、足場のシートは、防音効果もあるため、作業音によって近隣住宅と騒音トラブルになることを防ぐことも可能でしょう。屋根リフォーム工事は、いくら丁寧に施工を進めていたとしても、近隣住宅へ何かが飛散してしまう可能性は0にはなりませんので、そういったトラブルを防ぐためにも、足場の組み立てが大切になるのです。
適用 数量 単位 単価 金額
11.仮設足場 330 850 280,500

 

屋根葺き替え工事 一般管理費・現場管理費

屋根葺き替え工事などの住宅リフォームで、いくつかの業者さんに見積もりを取った場合、必ずといって良いほど「一般管理費」や「現場管理費」という項目が入っています。どの業者さんの見積もりに入っているので、必要なお金なのは分かるけれど、「この一般管理費や現場管理費はいったい何のお金なの?」と疑問に思ったことがある人も多いのではないでしょうか?
この「一般管理費」と「現場管理費」については、まとめて諸経費とされている場合もありますが、簡単に言うと「人件費や移動費、通信費など会社を運営していくための費用」となります。民間の住宅リフォームなどであれば、工事前の近隣住宅へのご挨拶や粗品代が含まれている場合もあります。一般的にこういった諸経費は、工事代の5~10%となっていますが、中には20~30%取る企業もあるようです。

適用 数量 単位 単価 金額
12.現場管理費 1 37,530 37,530
13.一般管理費 1 37,530 37,530

 

屋根リフォームの費用見積もりを比較するポイント

屋根リフォームに関わらず、住宅のリフォーム工事を検討した場合、ほとんどの方が複数の業者から相見積もりを取るようにすると思います。もちろん、突然の雨漏りですぐに修理したい…という場合には、相見積もりなどなしに修理を依頼することもあると思いますが、時間的余裕があるのであれば、いくつかの業者に見てもらい、見積もりを取るのがオススメです。
なぜかというと、住宅リフォームに関しては、通常の商品を購入するのとは違い、「葺き替え工事なら〇〇円」などと言ったはっきりとした定価が決まっていないからです。したがって、同じような依頼をした場合でも、リフォーム方法の提案や見積もり費用に関しては、業者によってかなり違いがあると思っておきましょう。
ただし、相見積もりを取った際、最も安い施工会社がベストかというとそういう訳ではありませんので注意が必要です。特に屋根リフォームの場合、使用する材料が非常に多いため、見積内容を細かく見てみないと、本当に自分が求めているリフォーム内容かどうかわかりにくいものなのです。そこでここでは、屋根リフォーム業者の見積内容を比較する際に注意しておきたいポイントをいくつかご紹介します。

POINT①工事の詳細がきちんと記載されているのか?

例えば「数枚瓦が割れたから、そこだけ瓦を入れ替える」といった小規模な補修であれば『瓦入替え工事』等と一式で金額が提示されてもおかしくありませんが、葺き替え工事の様な複数の工程が存在する工事の場合に、そのような見積書が出てきたら注意が必要でしょう。
屋根の葺き替え工事は、上述しているように非常に多岐にわたる工程が複雑に組み合わさることで進んでいく屋根リフォーム工事です。もちろんこれは他の屋根リフォームも同様で、屋根塗装などの場合でも、複数の工程が存在しているのです。つまり、このような複数の工程がある工事を、一式でまとめて見積もりを出された場合、どこにどのお金が掛かっているのかも分からず、どんぶり勘定の様な説得力のない見積書になってしまうのです。
したがって、屋根工事の見積書は、各工程の詳細な内容が分かるように提出してもらいましょう。見積書の修正を依頼しても出来ないと言われるようであれば、しっかりと工事を管理できるのか疑問ですし、そのような業者は除外した方が良いでしょう。

POINT②よく分からない費用が重複している?

ポイント①とは逆に、見積書が必要以上に複雑になっている場合も注意が必要です。住宅リフォーム業界では意外とよくある事なのですが、一見すると詳細に作られた見積書に見えるけど、注意深く見てみると項目数が異常に多くあり、運搬費、処分費、雑費、諸経費、諸費用といった似たような項目が複数ある…などと言うことがあるのです。
運搬費や処分費はまだわかるにしても、諸経費や諸費用、雑費といった物は、突き詰めればどれも同じものなのです。良心的な業者であれば、わかりやすいように『現場管理費』『一般管理費』といった感じに表現するか、『諸経費』としてどれか一つにまとめて計上するものです。したがって、似たような項目がたくさん計上されている場合には、念のため「どこにかかっている費用なのか?」ということを確認しておいた方が良いでしょう。もし質問したとしても、業者さんの説明があやふやだった場合には、その業者さんも除外した方が無難ですね。

POINT③その他の注意ポイント

複数の業者さんから相見積もりを貰って、それらを比較したいと思う場合には、以下の項目がきちんと記載されているのかチェックしましょう。これらが分からないのであれば、どれが本当に良い条件なのか判断のしようがありませんよ。

  • 使用する建材の名称、型番などを確認
    屋根の葺き替え工事、カバー工事を行うのであれば、新たに施工する屋根材の名称が記載されていなければおかしいですね。また、塗装工事の場合は、下塗りに使用する塗料や中塗り・上塗りに使用する塗料の名称も必要です。屋根材は、同じ種類の屋根材だとしても細かな性能の違いで型番が違う場合もありますので、型番なども教えてもらいましょう。カタログなどが貰えるのであれば、バッチリですね。
  • 数量や面積が間違っていないか確認
    屋根の工事を行う場合には、面積で数量が提示される事がほとんどです。相見積もりを取った際、業者によって大きく面積量が違う場合は注意が必要でしょう。もちろん採寸の問題で多少の誤差が出るのは当たり前ですが、業者によって150㎡や200㎡と大きな誤差があるのであれば、間違っていないか採寸方法などを確認しましょう。
  • 意味不明なキャンペーン等で割安感を出しているのであれば注意
    屋根のリフォーム工事など、比較的な高額な工事になると、端数などを値引いてキリのよい値段にするなどは当たり前のように行われます。しかし、意味不明なキャンペーン等で大幅な値引きがあると言った場合には注意が必要です。多くの場合『今だけのキャンペーンなので!』などと、お得感を出して即決を煽ってきますが、このような売り文句での即決は危険でしょう。基本的に、大幅な値引き分を隠すために、上述した『項目の重複』などで金額を上乗せしている可能性が高いので、元々の見積もりが支離滅裂になっている事が多いです。注意深く見積書を確認し、気になる点を指摘してみましょう。

屋根リフォームに利用できる補助金制度について

屋根リフォームを進める場合には、火災保険だけでなく国や地方自治体が行っている助成金制度を利用できる場合があります。例えば、CO2排出量削減や省エネ住宅の建設・リフォームを政府が普及推進していることもあり、省エネリフォームなどには手厚い補助金が用意されているのです。こう聞くと、「屋根は省エネリフォームに関係ないのでは?」と考える人も多いのですが、実は屋根リフォームや外壁リフォームによって住宅の省エネ化を目指すこともできるのです。
なお、築年数が経過した建物などであれば、住宅の耐震対策などに補助金が出る場合もありますので、以下で屋根工事に利用できるいくつかの補助金をご紹介しておきます。

省エネリフォーム補助金

エコ・省エネ・断熱リフォーム関連の補助金

まずは、エコ・省エネに関する住宅リフォームの補助金です。具体的な工事に関しては、外壁や屋根を高断熱化するリフォーム工事や、天窓の素材を高断熱ガラスのものに入れ替える工事などになります。こういった補助金は、外壁や屋根の断熱性能が向上すれば、室内で利用する空調設備の稼働をおさえることが出来るようになるため、CO2排出量の削減や省エネに効果的な住宅になるという理由で補助金が支給されます。
具体的な補助金については、以下にご紹介しますので、詳細はそちらでご確認ください。

耐震リフォーム補助金

耐震リフォーム関連の補助金

住宅関連の補助金には、耐震リフォームに関する補助金も多く存在しています。こういった耐震対策に関する補助金は、各地方自治体が行っていることが多いので、リフォーム工事を進める前に自治体に問い合わせてみましょう。屋根工事で考えた場合、屋根を軽量化する工事が耐震リフォームと認められるため、『瓦屋根⇒金属屋根への葺き替え』などの工事には補助金を支払ってもらうことが可能です。補助金額などは自治体ごとにかなりの差がありますが、数十万円~百万円単位の補助金がおりる場合もあります。なお、自治体によっては耐震診断を無料で行ってくれる場合もありますので、そういった事に関しても一度確認してみましょう。

※ 補助金を屋根リフォームに利用する場合、お客様ご自身で申請してもらう必要があります。

屋根工事は年間2000棟以上の施工実績を誇るゼファンにお任せ!

株式会社ゼファンは、年間2000件の屋根工事、外壁工事、雨樋工事などをこなす工事会社で、弊社が行う屋根工事は全て自社施工で行います。また、皆様からご依頼いただく屋根リフォーム以外にも、新築屋根工事を数多くの工務店様からご依頼していただいております。日々、多くの屋根工事を抱えるゼファンには、経験豊富なベテラン職人から若い職人までたくさんの職人が在籍しています。
数多くの屋根工事を行ってきたゼファンだからこそ、お客様のご希望に最適な工事を進めることが可能なのです。ぜひ、安心してゼファンに工事をお任せください!

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