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【京都市】破損したスレート屋根をスーパーガルテクトで屋根カバー工法|築20年以上の屋根リフォーム施工事例

BEFORE

AFTER

施工データ

・工事概要  屋根重ね葺き工事:スーパーガルテクト
・施工費用  総額70万円(税込)
・施工面積  49㎡(屋根)
・屋根の形  切妻+八谷
・工期    3日間(屋根工事)
・施工時期  2025年4月25日~2025年5月1日(足場工事含む)

スタッフコメント

今回ご紹介する施工事例は、京都府京都市でおこなった屋根重ね葺き工事(屋根カバー工法)です。

お客様から、「屋根材の一部が破損し、地面へ落下しているため、屋根全体のリフォームを検討したい」と株式会社ゼファンへお問い合わせをいただきました。

現地調査をおこなったところ、室内への雨漏りは確認されませんでしたが、既存屋根は築20年以上が経過しており、屋根材全体に経年劣化が見られる状態でした。

破損している屋根材だけを交換する部分補修も考えられますが、築年数や屋根全体の状態を考慮すると、今後ほかの部分でもひび割れや欠け、屋根材の落下が発生する可能性があります。

そのため今回は、破損箇所のみを補修するのではなく、既存のスレート屋根を残したまま新しい金属屋根材を重ねる屋根カバー工法をご提案しました。

新しい屋根材には、軽量性・耐久性・断熱性に優れたIG工業のスーパーガルテクトを採用しています。

カラーは、落ち着きがあり住宅の外観になじみやすいシェイドチャコールです。

屋根材本体だけでなく、谷樋や棟、軒先、ケラバ部分など、雨漏りが発生しやすい細部にもひと手間を加えながら施工し、防水性と耐久性の高い屋根へ仕上げました。

■工事内容
屋根重ね葺き工事(屋根カバー工法)

・使用屋根材:IG工業 スーパーガルテクト
・カラー:シェイドチャコール
・施工面積:49㎡
・防水シート:日新工業 カッパ2号
・換気棟:IG工業純正品 1ヶ所
・棟板金下地:樹脂製材木
・谷樋、ケラバ、軒先板金施工

■足場工事

・正面足場設置
・飛散防止メッシュシート設置
・現場管理、諸経費

今回のお問い合わせは、屋根材の一部が破損して地面へ落下していたことがきっかけでした。

スレート屋根は軽量で施工性が良く、多くの住宅で使用されていますが、年月の経過とともに屋根材の強度が低下し、ひび割れや欠けが発生することがあります。

特に築20年以上が経過しているスレート屋根では、次のような劣化症状が見られることがあります。

・屋根材のひび割れ
・屋根材の先端部分の欠け
・屋根材の反りや浮き
・表面塗膜の色あせや剥がれ
・棟板金の浮きや釘抜け
・苔や藻の発生
・強風による屋根材の飛散
・屋根材の一部落下
・防水シートの経年劣化

屋根材が地面へ落ちている場合、屋根のどこかで破損が発生している可能性が高く、放置はおすすめできません。

破損した部分から雨水が屋根材の下へ入り込むと、防水シートや野地板が傷み、やがて室内への雨漏りにつながる恐れがあります。

また、屋根材の破片が道路や隣家、人、車などへ落下すると、二次被害につながる危険性もあります。

今回は雨漏りが発生する前にお問い合わせいただいたため、屋根下地へ大きな被害が広がる前に屋根リフォームを進めることができました。

■築20年以上のスレート屋根にカバー工法をご提案

屋根材が数枚破損している場合、部分的な差し替え工事で対応できるケースもあります。

しかし、築20年以上が経過して屋根材全体の劣化が進んでいる場合は、破損部分だけを補修しても、別の場所で再び割れや欠けが発生する可能性があります。

何度も部分補修を繰り返すと、その都度工事費用がかかるだけでなく、足場が必要な場合は費用負担も大きくなります。

今回の屋根は、既存屋根の下地がカバー工法に適した状態だったため、既存屋根を全面撤去せず、新しい屋根材を重ねる方法をご提案しました。

屋根カバー工法には、次のようなメリットがあります。

・既存屋根材の解体費用を抑えられる
・廃材処分費を削減できる
・屋根葺き替え工事より工期を短縮しやすい
・新しい防水シートを全面施工できる
・新しい金属屋根材で屋根の強度を高められる
・屋根が二重になり断熱性や遮音性の向上が期待できる
・塗装より長期間の耐久性を期待できる
・建物に住みながら工事を進めやすい

一方、屋根下地が腐食している場合や、複数箇所で雨漏りが発生している場合、瓦屋根、すでに一度カバー工法が施工されている屋根などでは、カバー工法が適さない場合があります。

株式会社ゼファンでは、既存屋根の種類や築年数だけで工法を決めるのではなく、現地調査をおこなったうえで、カバー工法・葺き替え工事・部分補修の中から適した方法をご提案しています。

スーパーガルテクトを採用した理由

今回使用したスーパーガルテクトは、IG工業が製造する断熱材一体型の金属屋根材です。

軽量でありながら耐久性が高く、スレート屋根のカバー工法で多く採用されています。

スーパーガルテクトの主な特徴は次のとおりです。

・1㎡あたり約5kgと軽量
・建物への重量負担を抑えやすい
・金属製のため割れや欠けが起こりにくい
・断熱材一体型で断熱性能に優れている
・遮熱性が高く、夏場の熱対策にも適している
・耐食性に優れている
・屋根が二重構造になり雨音の軽減が期待できる
・シンプルで高級感のある外観に仕上がる
・カラーバリエーションが豊富

今回選ばれたシェイドチャコールは、黒に近い落ち着いた色合いで、さまざまな外壁色に合わせやすい人気カラーです。

住宅全体を引き締め、重厚感のある外観へ仕上がりました。

軽量屋根材で建物への負担を抑える

屋根は建物の最上部にあるため、屋根材が重いほど建物全体へ大きな負担がかかります。

地震が発生した際も、建物上部が重いほど揺れが大きくなりやすい傾向があります。

スーパーガルテクトは非常に軽量な金属屋根材のため、カバー工法で既存屋根の上へ重ねても、追加される重量を抑えられます。

既存屋根をすべて撤去する葺き替え工事ほど屋根全体を軽くできるわけではありませんが、重量のある屋根材を重ねる場合と比較すると、建物への負担を少なくできます。

築年数が経過した住宅で屋根リフォームを検討する場合は、耐久性や費用だけでなく、屋根材の重量も確認することが重要です。

屋根塗装ではなくカバー工法が適していた理由

スレート屋根の代表的なメンテナンス方法には、屋根塗装と屋根カバー工法があります。

屋根塗装は、既存屋根材の表面へ新しい塗料を施工し、美観や防水性を回復させる方法です。

比較的費用を抑えやすいメリットがありますが、屋根材そのものの強度を元に戻す工事ではありません。

今回のように、屋根材が破損して落下している状態では、塗装をしても割れた屋根材を補強することはできません。

屋根塗装が適しているのは、屋根材の強度が残っており、表面塗膜の劣化が中心の場合です。

一方、次のような状態では、屋根カバー工法や葺き替え工事を検討した方が良い可能性があります。

・屋根材が割れている
・屋根材が落下している
・屋根全体に反りや欠けがある
・築20年以上が経過している
・過去に何度か塗装をおこなっている
・塗装に適さない屋根材が使用されている
・今後の塗り替え回数を減らしたい
・新しい防水シートを施工したい
・屋根の強度を高めたい

今回は、築年数と屋根材の破損状況から、塗装よりもスーパーガルテクトによる屋根カバー工法の方が長期的に安心できると判断しました。

屋根カバー工法の施工手順

今回の屋根重ね葺き工事は、次の流れで進めました。

1.既存棟板金の解体・撤去

最初に、既存屋根の棟板金と下地材を解体します。

棟板金は屋根の頂上部分に施工されており、風の影響を受けやすい部材です。

築年数が経過すると、固定釘の浮きや抜け、下地木材の腐食が発生する場合があります。

既存棟板金を取り外した後は、屋根面の清掃をおこない、防水シートを施工できる状態へ整えます。

2.ゴムアスファルトルーフィング施工

既存スレート屋根の上へ、日新工業のカッパ2号を49㎡施工しました。

ルーフィングは、屋根材の下に施工する防水シートです。

屋根材の内部へ雨水が入った場合に、野地板や屋根裏へ雨水が浸入することを防ぐ重要な役割があります。

屋根の防水性能は、表面に見える屋根材だけで決まるものではありません。

完成後には見えなくなる防水シートを適切に施工することが、雨漏りを防ぐうえで非常に重要です。

3.改修用唐草SB施工

屋根の軒先部分に、改修用唐草SBを6.5m施工しました。

唐草板金は、屋根面を流れてきた雨水を軒先から雨樋へ適切に排水するための部材です。

施工方法が不適切な場合、雨水が屋根材の裏側や破風板へ回り込む可能性があります。

軒先は屋根の中でも雨水が集まる場所のため、屋根形状に合わせて丁寧に納める必要があります。

4.改修用ケラバ水切り施工

屋根の側面部分には、改修用ケラバ水切り100を24m施工しました。

ケラバ部分は、横方向から吹き付ける雨風の影響を受けやすい場所です。

強風を伴う雨が屋根材の裏側へ入り込まないよう、屋根材とケラバ水切りの取り合いを確認しながら施工します。

5.谷樋・谷止縁施工

今回の屋根には谷部分があったため、谷樋D(Ⅱ)と改修用谷止縁を6.2m施工しました。

谷樋は、複数の屋根面から流れてきた雨水が集まる場所です。

通常の屋根面よりも多くの雨水が集中するため、屋根の中でも特に雨漏りが発生しやすい部分です。

谷樋の幅や立ち上がり、屋根材との重なり、雨水の流れを確認しながら施工する必要があります。

株式会社ゼファンでは、谷部分など現場ごとに異なる屋根形状に合わせて板金を加工し、雨水が適切に排水されるように仕上げています。

6.スーパーガルテクト本体施工

役物板金を取り付けた後、スーパーガルテクト本体を49㎡施工しました。

屋根材は軒先側から棟へ向かって順番に葺き、屋根材同士をしっかりとかみ合わせて固定します。

スーパーガルテクトは金属屋根材のため、スレート屋根のように屋根材自体が割れたり欠けたりしにくい特徴があります。

台風や強風、飛来物による屋根材の破損が心配な方にも適した屋根材です。

7.棟最上段の立ち上げ加工

棟部分の最上段には、15mmの立ち上げ加工を6.5m施工しました。

屋根の棟部分は、吹き上げる雨風の影響を受けやすく、板金内部へ雨水が入り込みやすい場所です。

最上段の屋根材を立ち上げることで、棟板金の内部へ雨水が入りにくい構造にしています。

完成後には見えない加工ですが、長期的な雨漏りリスクを抑えるためには重要な工程です。

8.防水シーラー施工

棟の両側には、防水シーラー15mm×15mmを6.5m施工しました。

防水シーラーは、棟板金と屋根材の間から吹き込む雨水や風を軽減するための部材です。

特に台風や横殴りの雨では、通常の降雨では入り込まない小さな隙間から雨水が浸入する場合があります。

棟部分の立ち上げ加工と防水シーラーを組み合わせることで、防水性能を高めています。

9.樹脂製下地・棟板金施工

棟板金の下地には、腐食しにくい樹脂製材木を使用しました。

従来の木製貫板は、雨水や湿気の影響を長期間受けると腐食し、棟板金を固定する釘やビスが緩む原因になることがあります。

樹脂製下地材は水分による腐食が起こりにくく、棟板金の固定力を長期間維持しやすい特徴があります。

樹脂製下地材を取り付けた後、新しい棟板金を6.5m施工しました。

雨漏り防止のため現場に合わせた加工を実施

屋根カバー工法は、同じ商品を使用すればどの業者が施工しても同じ仕上がりになるわけではありません。

屋根には、軒先、ケラバ、谷、棟、壁際、屋根の段差など、さまざまな形状があります。

建物ごとに屋根の寸法や角度が異なるため、既製品の板金だけでは納まらない場合があります。

そのような部分では、現場に合わせて板金を加工し、雨水がどの方向へ流れるのかを考えながら施工する必要があります。

株式会社ゼファンでは、屋根職人が雨水の流れを確認し、雨漏りにつながりやすい部分には必要な立ち上げや防水材を追加するなど、ひと手間加えた施工をおこなっています。

表面からは見えにくい細部の仕上がりが、屋根の耐久性や防水性を大きく左右します。

IG工業純正の換気棟を設置

今回の屋根カバー工法では、IG工業純正の換気棟Lを1ヶ所設置しました。

換気棟は、屋根裏にこもった熱気や湿気を屋根の頂上部分から排出するための換気部材です。

屋根裏に熱や湿気がこもると、次のような問題が起こる可能性があります。

・夏場の屋根裏温度上昇
・室内の暑さ
・野地板や木下地の結露
・木材の腐食
・カビの発生
・断熱材の性能低下
・屋根下地の耐久性低下

温かい空気は上へ上がる性質があるため、屋根の頂上へ換気棟を設けることで、自然な空気の流れを利用して屋根裏の熱気や湿気を排出できます。

スーパーガルテクトは断熱材一体型の屋根材ですが、換気棟を併用することで、屋根裏の温度や湿気対策をさらに強化できます。

スーパーガルテクトのメーカー保証

スーパーガルテクトには、製品条件に応じたメーカー保証が設定されています。

今回のお見積りでは、次の内容を記載しています。

・塗膜保証:15年
・赤さび保証:20年
・穴あき保証:25年

メーカー保証には、施工条件や建物の立地、使用環境などの適用条件があります。

また、屋根材本体の保証と工事品質は別のものです。

高性能な屋根材を使用していても、棟や谷、壁際、軒先などの施工が適切でなければ、雨漏りが発生する可能性があります。

屋根材の性能を十分に発揮させるためには、製品の施工基準を守り、屋根形状に合わせて適切に施工することが重要です。

今回の御見積り内容・内訳
屋根カバー工事・IG工業

・既存棟板金 解体・清掃・処分費:一式
・ゴムアスファルトルーフィング施工:49㎡
・使用防水シート:日新工業 カッパ2号
・改修用唐草SB:6.5m
・改修用ケラバ水切り100:24m
・谷樋D(Ⅱ)・改修用谷止縁:6.2m
・スーパーガルテクト本体施工:49㎡
・棟最上段15mm立ち上げ:6.5m
・防水シーラー15mm×15mm:6.5m
・棟板金:6.5m
・棟板金下地:樹脂製材木
・換気棟L:1ヶ所
・換気棟:IG工業純正品

足場・現場管理

・正面足場工事:一式
・飛散防止メッシュシート:一式
・諸経費・現場管理費:一式

京都市で屋根カバー工法をご検討中の方へ

屋根材の一部が割れたり落下したりしている場合、屋根全体の劣化が進んでいる可能性があります。

特に築20年以上が経過したスレート屋根では、見えている破損箇所以外でも、ひび割れや反り、防水シートの劣化が進んでいることがあります。

次のようなお悩みをお持ちの方は、早めの屋根点検をご検討ください。

・屋根材の破片が庭や道路へ落ちていた
・スレート屋根の一部が割れている
・屋根材が浮いているように見える
・築20年以上屋根工事をしていない
・屋根塗装とカバー工法で迷っている
・台風や強風で屋根が心配
・雨漏りはないが屋根の劣化を指摘された
・スーパーガルテクトでリフォームしたい
・屋根を軽量化して建物への負担を抑えたい
・換気棟を設置して屋根裏の暑さや湿気を改善したい
・谷部分からの雨漏りが心配
・京都市で屋根工事専門店を探している

株式会社ゼファンでは、京都市をはじめ京都府内で、屋根カバー工法、屋根葺き替え工事、スレート屋根の修理、スーパーガルテクト施工、換気棟設置、棟板金交換、雨漏り修理、外壁工事、雨樋交換工事などに対応しています。

現地調査では、屋根工事の現場経験を持つ担当者が既存屋根の状態を確認します。

屋根材の種類、築年数、勾配、下地の状態、雨漏りの有無などを確認したうえで、部分補修・屋根塗装・屋根カバー工法・葺き替え工事の中から、建物に適した方法をご提案します。

施工は、自社職人または専属の屋根職人が責任を持っておこない、現地調査からお見積り、材料発注、施工管理まで屋根工事経験者が対応します。

この度は、京都市でのスーパーガルテクトによる屋根カバー工法を株式会社ゼファンへお任せいただき、誠にありがとうございました。

京都市で屋根材の破損・スレート屋根の劣化・スーパーガルテクトによる屋根カバー工法をご検討中の方は、屋根・外壁工事専門店の株式会社ゼファンへご相談ください。

屋根工事のことなら、株式会社ゼファンにお任せください。

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