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2026.02.05

軽量瓦「ルーガ(ROOGA)」とは?価格・特徴からメリット・デメリットまで徹底解説

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軽量瓦「ルーガ(ROOGA)」とは?価格・特徴からメリット・デメリットまで徹底解説
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長年住み慣れた我が家の屋根を見上げたとき、瓦のズレや色褪せが気になり始めたという方は多いのではないでしょうか。

しかし屋根の修理やリフォームを検討するものの「耐震性は気になるところだが、重厚感のある瓦の見た目は捨てたくない」とお考えになる方も多いと思います。

日本は地震大国であり、建物の耐震性を高めるために「屋根の軽量化」は非常に有効な手段です。
しかし、一般的に軽量な屋根材として提案されるスレートや金属屋根(ガルバリウム鋼板)は、どうしても厚みがなく、平坦な印象になりがちです。

「安っぽくなってしまうのは嫌だ」「和風の家の雰囲気を壊したくない」という理由で、リフォームに踏み切れないケースも少なくありません。

そんな日本の住宅事情における「意匠性」と「防災性」の両立という課題に対して開発されたのが、ケイミュー株式会社(KMEW)の軽量瓦「ROOGA(ルーガ)」です。

本記事では、屋根リフォームのプロの立場から、ルーガの技術的な特徴、メリット・デメリット、そして気になる費用相場までを、大阪を中心とする屋根工事・屋根修理・屋根リフォーム専門の『ゼファン』が解説します。

軽量瓦「ルーガ(ROOGA)」とは?ハイブリッド素材の技術的構造

軽量瓦「ルーガ(ROOGA)」とは?価格・特徴からメリット・デメリットまで徹底解説
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ルーガは、見た目は瓦に非常に似ていますが、素材は全く違い、最先端の複合素材でできています。

独自素材「Hybrid PIF」の革新性

ルーガの最大の特徴は、素材にあります。

一般的な陶器瓦が粘土を焼成して作られるのに対し、ルーガは「樹脂混入繊維補強軽量セメント瓦」という分類になります。

これは、セメントをベースにしつつ、以下の3つの素材を絶妙なバランスで配合した「Hybrid PIF」という独自技術によって作られています。

  • 無機材料(セメント)
    瓦としての基本骨格を作り、燃えない「不燃性」と硬さを提供します。
  • 樹脂マイクロバルーン
    素材の中に無数の微細な気泡を混ぜ込むことで、体積を保ちながら重量を劇的に軽くしています。
  • 繊維材料
    網目状の繊維を混入することで、セメントの弱点である「衝撃による割れ」を防ぐ「粘り強さ」を与えています。

この技術により、ルーガは「水に浮くほどの軽さ」と「ハンマーで叩いても割れない強さ」という、本来なら矛盾する特徴を両立しています。

軽量瓦「ルーガ(ROOGA)」を採用する5つのメリット:地震対策と美観の両立

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なぜ、多くのリフォーム現場でルーガが選ばれているのでしょうか。
ここでは、その理由を5つの具体的なメリットとして解説します。

圧倒的な軽さによる「耐震性」の向上

最大のメリットは、やはり「軽さ」です。

ルーガの重量は、1坪あたり約68kg(1平方メートルあたり約20kg)です。

これは一般的な陶器平板瓦と比較して約2分の1、昔ながらの土葺き日本瓦と比較すると、約3分の1から4分の1程度の軽さになります。

建物の耐震性を考えるとき、屋根の重さは無視できないポイントです。

頭部(屋根)が重ければ重いほど、地震時に建物全体を揺らす遠心力は大きくなります。
そのため、屋根をルーガに葺き替えるだけで、建物にかかる地震の負荷を劇的に軽減することが可能です。

これは、壁を増やしたり基礎を補強したりする大掛かりな工事を行わずに、家の耐震性能を引き上げる最も効率的な方法の一つと言えます。

ハンマーでも割れない「耐衝撃性」

瓦は衝撃によって割れてしまいます。

しかしルーガは素材に含まれる繊維材料が補強材の役割を果たしているため、強い衝撃を受けても陶器瓦のように粉々に砕け散ることがありません。

メーカーの実証実験では、ハンマーで強く叩いても凹むだけで割れない実験動画もあるほどです。

この特性は、台風時の飛来物対策として非常に有効です。
強風で看板や木の枝が飛んできても、屋根材が割れて雨漏りが発生するリスクを最小限に抑えることができます。

また、万が一の地震で落下した場合でも、破片が飛び散らないため、避難時の二次被害を防ぐ安全性も備えています。

豪雨・台風に強い「防水・防災設計」

近年の日本では、ゲリラ豪雨や超大型台風が頻発しています。
ルーガは、こうした激しい気候にも耐えられるように作られています。

まず、施工方法として「乾式工法」を採用しています。

全ての瓦を専用のクギやビスで野地板(下地)にしっかり固定するため、地震や強風による瓦のズレや落下を強力に防ぎます。

さらに、瓦同士の継ぎ目には、雨水の浸入を防ぐ「水返し」形状や、水密性を高めるジョイント構造が採用されており、強風を伴う激しい雨でも雨漏りしにくい構造になっています。

色褪せを防ぐ「グラッサコート」の美観維持性能

屋根材を選ぶ際、将来のメンテナンスコストも重要な視点です。
スレート屋根などは10年ごとの塗装が必要ですが、ルーガの表面には「グラッサコート」という無機系塗膜が施されています。

無機系塗膜は、ガラスと同じように紫外線による劣化をほとんど受けません。

促進耐候性試験によると、30年相当の紫外線を照射しても、色差(変色の度合い)は肉眼ではほとんど判別できないレベルに留まっています。

美しい光沢と鮮やかな色が長期間続くため、「せっかくリフォームしたのに数年で古びて見える」という残念な事態を避けることができます。

塗装メンテナンスの頻度を減らせることは、長い目で見れば大きなコストダウンにつながります。

意外と知られていない「快適性(断熱・遮音)」

金属屋根などの薄い屋根材にした場合、「雨音がうるさくなった」「夏場、2階が暑くなった」という不満を聞くことがあります。

しかし、ルーガには十分な厚みがあり、かつ素材内部に無数の気泡を含んでいるため、熱や音を伝えにくい性質を持っています。

これにより、激しい雨音が室内に響くのを防ぎ、夏の太陽熱が屋根裏に伝わるのを和らげる効果があります。

意匠性だけでなく、日々の暮らしの快適さを損なわない点も、ルーガが支持される隠れた理由です。

軽量瓦「ルーガ(ROOGA)」導入前に知っておくべきデメリットとリスク

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どんなに優れた建材にも、必ずデメリットや注意点は存在します。
後悔のないリフォームのために、ネガティブな側面もしっかりと理解しておきましょう。

初期費用の高さ

ルーガは高機能な屋根材である分、価格もハイエンドクラスです。

一般的なスレート屋根や金属屋根と比較すると、材料費自体が高価です。
また、専用の部材を使用する必要があるため、総工費で見ると他の屋根材より高くなる傾向があります。

「とにかく安く修理したい」「あと数年住めればいい」という方は、コストパフォーマンスが悪いと感じるかもしれません。

施工できる業者が限られる「認定店制度」

ルーガは、誰でも施工できるわけではありません。
メーカーであるケイミュー社が定める講習を受け、認定された「ROOGAショップ(認定施工店)」だけが取り扱い・施工を許可されています。

これは施工品質を担保するための仕組みですが、施主様にとっては「近所の工務店に気軽に頼めない」「相見積もりが取りにくい場合がある」という不便さにもつながります。

ルーガを採用する場合は、必ず依頼する業者が正規の認定店であるかを確認する必要があります。

もちろん、私たちゼファンもこの認定を受けており、多数の施工実績がございます。

ゼファンでは、KMEW社主催で、2024年に行われた屋根材の施工量を競うRUSHコンテストで、総合1位「プラチナ賞」、ROOGA賞を受賞。総合1位で7冠を達成いたしました。

→ ゼファンの受賞実績を見る

「カバー工法」には不向き

屋根リフォームの手法として、既存の屋根の上に新しい屋根材を重ねる「カバー工法」が人気ですが、ルーガは原則としてカバー工法には推奨されません。

ルーガ自体は軽量ですが、スレートや金属屋根に比べれば厚みと重量があるため、古い屋根の上に載せると建物への負荷が大きくなりすぎる懸念があります。

また、メーカー保証の適用条件として「葺き替え(既存屋根の撤去)」が前提となるケースが一般的です。

既存の屋根材を撤去・処分する費用(廃材処分費)がかかるため、カバー工法で済む金属屋根と比較して工事総額が上がりやすいという点は覚えておくべきでしょう。

軽量瓦「ルーガ(ROOGA)」のデザインバリエーション:「雅(Miyabi)」と「鉄平(Teppei)」

ルーガには、建物のスタイルに合わせて選べる2つのラインナップがあります。

和の伝統美を継承する「雅(Miyabi)」

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「雅」は、日本の伝統的な波打つ瓦の美しさを再現したデザインです。

横方向の優雅な曲線(起り)と、縦方向のシャープなラインが特徴で、純和風建築や和モダンな住宅に最適です。

「いぶし銀」のような深みのある色合いや、専用の鬼瓦、高棟などの役物も用意されており、格式高い屋根を演出することができます。

自然石の重厚感を再現する「鉄平(Teppei)」

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「鉄平」は、鉄平石のような自然石を薄く割って積み重ねた風合いを持つデザインです。

フラットでありながら、ランダムな凹凸が独自の陰影を生み出し、重厚感を演出します。

こちらは洋風建築やモダンな邸宅などにもよくマッチします。

シンプルすぎず、かといって古臭くもない、洗練された高級感が魅力です。

徹底比較:軽量瓦「ルーガ(ROOGA)」 vs 他の屋根材(日本瓦・金属・スレート)

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屋根材選びで迷われている方のために、主要な屋根材との比較を整理しました。

ルーガ vs 日本瓦(陶器瓦)

  • 見た目
    どちらも風格のある美しい佇まいで、見た目の違いはほとんど分からないほど高品質です。
  • 重さ
    ルーガは日本瓦の半分以下。耐震性ではルーガが圧倒的に有利です。
  • 耐久性
    日本瓦は「割れ」のリスクがありますが、塗装は不要(半永久的)。
    ルーガは「割れ」に強いですが、30年以上のスパンで見ればメンテナンスが必要になる可能性があります。

ルーガ vs ガルバリウム鋼板(金属屋根)

  • 見た目
    ガルバリウムはシンプルで薄く、ルーガは厚みや立体感があります。
  • 重さ
    ガルバリウムの方がさらに軽量(ルーガの約4分の1)です。
    耐震性だけを見ればガルバリウムが優位です。
  • 機能
    ガルバリウムは遮音性・断熱性が低く、雨音が響きやすいです。
    ルーガはその点で居住性が高いと言えます。

ルーガ vs 化粧スレート(コロニアルなど)

  • 見た目
    スレートは平坦な印象で、ルーガは立体的な印象です。
  • メンテナンス
    スレートは10年ごとの塗装が必須ですが、ルーガは色褪せに強く、メンテナンスサイクルが長いです。
  • 強度
    スレートは踏むと割れることがありますが、ルーガは高強度です。

軽量瓦「ルーガ(ROOGA)」の費用相場:葺き替え工事のコスト

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実際にルーガへ葺き替える場合、どのくらいの費用がかかるのでしょうか。

屋根の形状や面積、立地条件によって異なりますが、相場をお伝えします。

【費用の目安(屋根面積ごとの総額)】

  • 延床面積30坪の住宅(屋根面積:約60㎡~)
    約150万円~180万円
  • 延床面積40坪(屋根面積:約80㎡~)
    約190万円~220万円
  • 延床面積50坪(屋根面積:約100㎡~)
    約240万円~280万円

※上記は足場代、撤去費、材料費、施工費を含んだ概算です。屋根の形状や勾配、下地の劣化状況によって変動します。

一般的なスレート屋根への葺き替えと比べると、費用は高くなりますが、ルーガには「塗り替え頻度の少なさ」や「台風被害リスクの低減」というランニングコスト面のメリットがあります。

30年という長い期間で見た場合、トータルコストの差は縮まる、あるいは逆転する可能性も十分にあります。

軽量瓦「ルーガ(ROOGA)」で屋根葺き替え工事を行った事例

以下では、当社『ゼファン』が、軽量瓦「ルーガ(ROOGA)」を使って、屋根葺き替え工事を行った事例を2つご紹介します。

1.大阪府豊能郡で行った和瓦からルーガ雅に葺き替えした工事 325万円(税込)

軽量瓦「ルーガ(ROOGA)」とは?価格・特徴からメリット・デメリットまで徹底解説
  • 工事概要:屋根葺き替え工事(ルーガ雅)・雨樋工事・戸袋板金工事
  • 施工費用:325万円(税込)
  • 施工面積:124㎡(屋根)
  • 屋根の形:切妻
  • 工期  :3週間

大阪府豊能郡で、和瓦からルーガ雅への屋根葺き替え工事を行いました。

以前近くで工事をした家の近隣さんから、屋根のメンテナンスをして頂きたいということで現地調査を行いました。

陶器瓦が何枚か破損し割れている箇所もあったため、弊社でも推奨している軽量瓦「ルーガ(ROOGA)でご提案いたしました。

今回は屋根工事以外にも雨樋掛け替え工事・破風板金・戸袋板金を工事したため外観の見栄えもすごくよくなりました。

<事例を詳しく見る>
⇒ 大阪府豊能郡 屋根葺き替え工事(ルーガ雅)・雨樋工事・戸袋板金工事

2.大阪府高石市で行った和瓦からルーガ鉄平に葺き替えした工事 260万円(税込)

軽量瓦「ルーガ(ROOGA)」とは?価格・特徴からメリット・デメリットまで徹底解説
  • 工事概要:屋根葺き替え工事(ルーガ鉄平同質)・雨樋交換工事
  • 施工費用:総額260万円(税込)
  • 施工面積:102㎡(屋根)
  • 屋根の形:寄棟
  • 工期  :6日間(屋根工事)

大阪府高石市で、和瓦からルーガ鉄平への屋根葺き替え工事を行いました。

お客さまは、屋根の葺き替え工事をご検討中とのことで、当社ホームページにてお問合せ頂きました。

既存屋根が和瓦でしたので、弊社でも推奨している軽量瓦「ルーガ(ROOGA)でご提案いたしました。

<事例を詳しく見る>
⇒ 大阪府高石市 屋根葺き替え工事(ルーガ鉄平同質)・雨樋交換工事

まとめ:ルーガはどのような人におすすめか

ここまで軽量瓦ルーガについて詳しく解説してきました。

ルーガは、先述のとおりコスト面では他の屋根材よりは高くなってしまいますが、以下のような方にとっては、おすすめの屋根材です。

  • 今の家の「瓦屋根の立派な外観」を絶対に崩したくない方
  • 耐震診断などで「屋根を軽くした方がいい」と言われたが、金属屋根の見た目に抵抗がある方
  • 台風のたびに「瓦が落ちないか」「飛んでいかないか」と不安になりたくない方
  • 初期費用がかかっても、長く安心して住める家にしたいと考える方
  • 2階の寝室で、雨音に悩まされずに静かに眠りたい方

屋根は、家族の命と財産を雨風から守る、家の最も重要なパーツです。

目先の価格だけで決めるのではなく、「これからの人生をどのような家で過ごしたいか」という視点で選ぶことが、後悔のないリフォームへの第一歩です。

もしルーガを検討してみたいと思ったら、ぜひ一度、お近くのKMEW認定施工店に相談し、実物のサンプルを手に取ってみてください。その「軽さ」と「強さ」を実感できるはずです。

もちろん、私たちゼファンもこの認定を受けており、多数の施工実績がございます。

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