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2022.04.19

地震に強い屋根とは?大型地震に備えた対策についてご紹介!

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2018年の大阪北部地震の被害を受けて当社株式会社ゼファンに問合せのあった住宅

皆さんは、地震対策は屋根にも施せることをご存じでしょうか。

昨今の日本では、揺れの大小に関わらず地震が頻発しているため、屋根を含めた家の備えをより強いものにしたいと考えている方も多いでしょう。

地震対策というと、家具の固定や家そのものの耐震性に目が行きがちで、屋根への地震対策まで意識が向かない方もいるかもしれません。

そこで今回は、屋根に施せる地震対策についてご紹介します。

地震に強い屋根の特徴や注意点、過去の地震やいずれくるであろう地震に対する観点についても触れています。

屋根の地震対策を意識したことがないという方は、ぜひ最後までご覧ください。

地震に強い屋根材とは?

2018年の大阪北部地震を受けて瓦屋根が損傷し、当社株式会社ゼファンにて軽量なガルバリウム鋼板屋根に葺き替えした住宅

地震に強い屋根材の特徴は、軽量であるということです。

軽量の屋根には、セメントと繊維材料で成型されている「スレート屋根」などが該当します。

スレート屋根よりも軽量で、屋根材の中でもっとも軽いものとして知られている「ガルバリウム鋼板」を使用した屋根も、地震への備えとしておすすめです。

また、地震に弱い屋根の特徴に、屋根材が重いことが挙げられます。

屋根材が重くなることで、以下のことが考えられます。

  • 屋根の重さが建物全体のバランスを悪くする
  • 地震による揺れ幅が大きくなる
  • 瓦などの重い屋根材は地震でズレる
  • 地震でズレた瓦は落下の危険もある

皆さんの中でも「強い屋根=重くて頑丈なもの」というイメージを持っている方が多いのではないでしょうか。

実はその真逆で、屋根は重ければ重いほど地震に弱くなってしまいます。

屋根が重くなるほど建物全体のバランスが欠けてしまい、地震による揺れが大きくなる傾向にあります。

特に「瓦屋根」は1坪あたり200キロの重量になることがあるため、危険性が高いと言われる屋根材のひとつです。

また瓦屋根は、地震の揺れが原因でずれたり割れたりすることから、注意が必要です。

自宅が瓦屋根の場合は、いずれ来る可能性がある大型地震に備えるため、スレートやガルバリウム鋼板を使用した屋根に葺き替えるべきでしょう。

屋根の地震対策にはどのようなものがある?

ここでは屋根の地震対策について、軽さと強度の観点で解説します。

屋根の軽さを変える

先ほども触れたように、屋根は重ければ重いほど地震の揺れに関するリスクが高まります。

自宅の屋根が瓦屋根の場合は、軽量のスレートやガルバリウム鋼板などの金属屋根に葺き替えましょう。

屋根が軽くなれば地震の揺れを最小限に抑えられるため、柱や壁などの揺れを小さくすることにもつながります。

ちなみにゼファンでは、軽量化にこだわった金属屋根材の「スーパーガルテクト」を使用した葺き替えに対応可能です。

スーパーガルテクトへの葺き替え事例も掲載しているので、ぜひご覧ください。

奈良県 奈良市 屋根葺き替え工事 スーパーガルテクトへ

屋根の強度を上げる

屋根の地震対策は軽さだけでなく、屋根材そのものの強度を上げるのも効果的です。

強度の高い屋根材には、ガルバリウム鋼板を使用した金属製のものが挙げられます。

もちろんスレート屋根も瓦より軽いため強度は期待できますが、ガルバリウム鋼板はスレートよりもさらに強度のある屋根材として知られています。

過去の大地震から見る屋根の地震対策に関する重要性

日本では過去、甚大な被害を与えた大地震が発生していました。

過去に起きた大地震から、屋根の地震対策の重要性を改めて見ていきましょう。

阪神淡路大震災で高まる屋根の補強に対する意識

歴史的な大地震として知られている「阪神淡路大震災(1995年発生)」では、104,906棟もの家が全壊し、半壊した家も144,274棟と、甚大な被害がありました。

阪神淡路大震災の発生当時は木造住宅が密集する地域が多く、地震に対する危機感が希薄だったといえます。

その結果、十分な地震対策が施されていない家屋が、地震によって倒壊したといわれています。

日本は阪神淡路大震災をきっかけに、屋根などのさまざまな箇所を「補強」する意識が高まったといえるのではないでしょうか。

東日本大震災では屋根材不足が問題に

いまだに復興作業が続いている「東日本大震災(2011年発生)」でも、多くの家屋が倒壊しました。

東日本大震災は多くの人命が失われたことはもちろん、瓦やスレートといった屋根材の在庫不足を引き起こしたことでも知られています。

東日本大震災をきっかけに屋根材が不足したことで、低コストで量産できる金属製屋根の需要が高まったといえるかもしれません。

今も残る瓦屋根を中心に地震の被害が続く

2016年に発生した「熊本地震」や、2018年に発生した「大阪北部地震」でも、屋根材への被害が注目されています。

特に2018年の大阪北部地震では、62,000棟にも上る被害軒数のうち、99%が屋根瓦の脱落・ひび割れの被害であると言われていました。

当社株式会社ゼファンにも多くの方から修理に関するご相談がありました。

このことから、過去の地震によって屋根材への意識は高まっているものの、実際に被害を受けてから注目しだす地域が多いと判断できます。

過去の大地震を教訓に、いつ大きな地震が来ても耐えられるよう、屋根に地震対策を施しておくべきだといえるでしょう。

首都直下地震による被害想定や対策について

首都直下地震は、東京・神奈川・千葉・埼玉・茨城・山梨のいずれかの震源地で発生するといわれるマグニチュード7クラスの地震を指します。

今後30年以内に発生する確率が約70%といわれており、阪神淡路大震災と同等の被害があるのでは?と予想されています。

震度5強を超える地震が発生することも多い現在において、いつ来るかわからない首都直下地震への恐怖を募らせている方も多いでしょう。

阪神淡路大震災クラスと予想される首都直下地震では、屋根への大きな被害も予想できます。

そのため、ここまでで紹介した瓦屋根からスレート屋根・金属屋根への葺き替えが重要な対策として挙げられるでしょう。

過去の大地震では瓦屋根から葺き替えていない家を中心に被害が広がっているというデータもあるため、事前に屋根に地震対策を施しておくことが大切です。

首都直下地震の被害をできるだけ最小限に抑えるためにも、既存の屋根材を見直す必要があるでしょう。

屋根の地震対策が必要か見極める基準

ここでは、屋根の地震対策が必要であるかどうかを判断する基準をいくつかご紹介します。

主に以下に該当する場合は、屋根の地震対策もしくは補強・修理が必要です。

  • 瓦屋根
  • 割れ・欠け・ずれがある
  • 色あせている
  • 水を吸っている
  • 錆びている
  • 反り・浮きがある

地震の揺れに弱い瓦を使用している屋根や、いわゆる「劣化」が目立つ屋根は、地震対策を含めた補強が必要です。

自宅の屋根に地震対策が必要かどうかは、素人では判断しにくいでしょう。

とはいえ、十分な対策が施されている状態かどうかを判断するのも、プロの知見がないと困難です。

ここで紹介した基準を参考に、屋根の補強を修理業者などへ依頼しましょう。

また最近では、ドローンを使用して屋根を点検する方法が注目されています。

ドローンを使った点検は高所での作業が発生しないため、業者に依頼せずとも実施できるのがメリットです。

自宅の屋根に地震対策を施すべきかどうかを、事前にある程度判断できます。

しかし、ドローンの映像で判断が難しい場合や、そもそもドローンを持っていない場合もあるため、やはりプロに依頼する方が確実かもしれません

屋根の地震対策を実施するうえでの注意点

最後に、屋根に地震対策を施すうえで押さえておきたい、3つの注意点について解説します。

いつまでに備えておくかを明確にする

屋根の地震対策は、地震に対する危機感を改めて持って、いつ来てもおかしくないと考えたうえでおこなうべきといえます。

先ほども触れた大地震がいつ発生するかを想定し、屋根に地震対策を施すのもおすすめです。

とはいえ、今後30年以内という漠然とした数字しか発表されていないのも事実です。

できるだけ直近でいつ対策を施すか、明確にしておきましょう。

保険を利用する

屋根の地震対策には、火災保険のオプションとして加入できる、地震保険が利用できます。

地震対策が必要とされる瓦屋根などは、地震保険の補償対象です。

屋根の修理における地震保険は、修理費が建物の時価格3%以上・20%未満になる場合に、保険金額の5%が支払われる形で適用されます。

屋根の修理で地震保険を利用する場合は、以下の手順に則って申請しましょう。

  1. 保険会社や代理店へ連絡
  2. 業者へ屋根の現状がわかる写真の提供
  3. 屋根の修理見積もり依頼
  4. 応急処置
  5. 保険会社による書類などの申請
  6. 現場調査
  7. 保険金支払い
  8. 修理工事の実施

地震保険の申請は、被害を受けた日から3年以内が期限とされているため、注意してください。

いつ地震対策を施すかという観点と合わせて、地震保険への知識も備えておくとよいでしょう。

詐欺業者に注意する

近年、屋根の地震対策に関する需要が高まっている一方で、需要を逆手に取った詐欺業者も横行しています。

無料点検や定期点検などを持ちかけてきたり、突然屋根の不具合を指摘してきたりしたら、詐欺業者である可能性を疑いましょう。

そもそも屋根を修理すべきかどうかは、自分で業者に依頼したうえで、適正時期や工事内容と合わせて決定すべきです。

そのため、こちらのタイミングを無視して勧誘してくる業者は、疑ってかかった方が賢明かもしれません。

まとめ

今回は、屋根に施せる地震対策について紹介しました。

強度があるものと認識されている瓦屋根は、実は地震の揺れに弱い屋根材として知られています。

地震に強い屋根にするためには、スレートやガルバリウム鋼板などの素材を使用するのがおすすめです。

過去の大地震による傾向からも、瓦屋根の家が甚大な被害にあっていることがわかります。

いつか来るかもしれない大地震に備えるためにも、屋根材を地震に強いものに葺き替えておきましょう。

地震対策は、柱や壁、土台だけでなく屋根にも施せます。

今回紹介した内容を参考に、自宅の屋根に地震対策が必要かどうかを確認してみてはいかがでしょうか。

当社ゼファンは、屋根工事のプロフェッショナルです。
屋根工事から外壁工事までを専門に行っており、間に工務店が入りません。そのため中間マージンが発生せず、「安くて良い工事」を得意としています。お客様が納得するまで職人が自ら見積書の説明を行い、施工中に発生しそうなことがあれば事前に説明します。
また、修理途中で修理料金が追加になることはありません。

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