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2017.09.04

意外と気づかない『雨樋』の劣化。良くある原因をご紹介します。

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こんにちは、屋根修理と外壁修理のプロ集団・ゼファンです。
今回は普段なかなか意識することのない雨樋についてご紹介したいと思います。雨樋は建物には必ずと言っていいほど取り付けられている部位ですが、その雨樋を注意深く見ることは普段の生活ではありませんよね。その分、雨樋の劣化というのはなかなか気づきにくいもので、気づいた時には他の部位にも悪影響を与えてしまっているなんてことも多いです。しかも雨樋が壊れた場合は、「何を直せばいいのか?」「どのくらいの費用が必要なのか?」今一わからないと言う声もよく聞きます。
そこで今回は『雨樋』が劣化する原因やその場所をご紹介します。劣化する原因や場所を知っておけば自分で定期的に確認することもできますので、気づいた時には手遅れなんてことも防げるかもしれませんよ。

まずは『雨樋』の役割を知っておきましょう

それではまず『雨樋』がどのような役割を持っているのかをご紹介したいと思います。
『雨樋』の最も大きな役割は、建物への雨水の侵入を防ぎ、雨水によって建物が腐食することを防ぐことです。通常、建物に落ちた雨水は屋根の上を流れ下へ流れます。そして流れてきた雨水を雨樋が受け、雨樋を通って排水されます。しかし、雨樋がない場合、屋根から流れてきた雨水が直接外壁へ伝わり外壁を腐食させたり、地面に雨がしたたり落ち、地面を掘ってしまうため基礎の周りを不安定にしてしまうことにもなり、建物の老朽化を早めることになります。
雨樋は上記の様に、建物にとって非常に重要な役割を持っています。雨樋が壊れた時でも雨漏りなどは別にしないからと言って放置してしまうと最終的に建物全体を建て替えなければ…なんて事態にも陥る事もあるので、雨樋の修理は必ず行いましょう!

雨樋破損のよくある原因はこれ!

それでは『雨樋』が壊れる主な原因をご紹介していきたいと思います。雨樋の破損は大きく分けて5つの原因があります。

主な原因

① 雨樋に落ち葉やゴミが溜まって詰まる。
② 雨樋の傾斜に何らかの理由で異常が出ている。
③ 雨樋の継ぎ手に隙間が発生する。
④ 経年劣化で部材が脆くなっている。
⑤ 風や雪等、気象条件の影響で壊れる。

上記の様な理由が主です。それでは下でそれぞれについて簡単に紹介します。

■ 雨樋にゴミが溜まる事が原因の劣化

雨樋のゴミ溜まりは非常に多く見られる劣化原因です。特にゴミが溜まりやすい場所は雨樋の集水器の周辺です。雨水は雨樋を通り、縦になっている部分(竪樋)から下に流れていきますが、その入り口部分に集水器が取り付けられています。雨水は落ち葉などと一緒に集水器に集まってきますので、入口周辺にゴミが溜まります。また集水器まで流れてきたゴミが竪樋まで入り竪樋内で詰まってしまうこともあります。雨樋のゴミの集積はひどい場合には、雨樋に草が生えてしまうなんてこともあります。そこまで行く前に定期的な雨樋の掃除をオススメします。
特に近くに大きな木などがある場合は十中八九、葉っぱが雨樋に落ちていますので年に1回の点検は行いましょう。

■ 雨樋の傾斜に異常が出ている。

雨樋は雨水を排水する目的で取り付けられる部材なのでもちろん『水平』ではありません。お住まいの雨樋を確認して頂ければわかると思いますが、スムーズに雨水が流れていくように集水器に向かって傾斜がついています。
上の図を見て頂ければわかりやすいと思いますが、一般的に雨樋は竪樋に向かって右下がりか左下がりに傾斜がついています。両端に竪樋がある場合は「へ」の字になっています。この傾斜が何らかの理由で水平になっていたり、傾斜が逆になってしまい排水がうまく行えないといったこともよくあります。ほとんどの場合、雨樋の支持金具を修正すれば排水が可能になりますが、雨樋にゴミが溜まり、雨樋自体がたわんでしまっている場合などは雨樋の交換が必要になります。

雨樋の傾斜は雨樋自体についているのではなく、支持金具の取り付け方によって傾斜をつけています。この傾斜は緩すぎると雨樋に雨水が溜まりたわみの原因になりますし、逆に急すぎると集水器の排水が間に合わず溢れてしまうことになります。傾斜は10mに3~5cmが最適と言われています。

■ 雨樋の継ぎ手に隙間がある。

雨樋には材料をつなぐ継ぎ手がついていますが、この部分が何らかの理由で外れその隙間から水が漏れるという事もあります。継ぎ手に隙間が出来る原因は接着不足や経年劣化などが主な理由です。長く使用している雨樋で複数継ぎ手の隙間が出ている場合は基本的に雨樋の全面取り換えをお勧めします。まだ新しい場合や修理したばかり等の時は施工不良などが原因と考えられますので施工業者さんに再修理を依頼してみてください。

■ 雨樋の経年劣化

雨樋の寿命は一般的に20年~25年です。長く使った雨樋は穴があいていたり、たわみが出たり様々な問題が出てきます。少しのひび割れだからとコーキングなどで部分補修しても焼け石に水で、すぐに他の場所が悪くなるといったことが起こります。業者さんに雨樋の取り換え工事を依頼することをオススメします。

■ 気象条件で雨樋が破壊される

雨樋は気象条件によって破壊されることも多いです。大阪等の近畿地方では大量の雪が降ることも少ないので雪によっての故障はあまりありませんが、台風などの風の影響を受けることは良くあります。風の影響による雨樋の故障は、より風の影響を受けやすい2F部分で問題が発生することが主です。2F部分の雨樋は、落下事故等もありますし自分で直そうとはせず必ず業者さんに依頼することをお勧めします。

雨樋は定期的に確認しましょう

ここまで色々な雨樋の故障原因をご紹介してきました。雨樋が正常な機能を果たしていないと最終的には建物自体の劣化を招いてしまいます。上でご紹介した劣化原因を見て頂くと分かるかと思いますが、雨樋の故障というのは普段の生活で雨樋を少し注意してみるだけで意外と気づくことのできる場合が多いです。劣化が進みすぎる前にメンテナンスをしてあげることで雨樋の寿命が延びるので、それは建物の寿命を延ばすという事にもつながります。
今まで一度も雨樋の点検をしたことがなくて心配といった方はお気軽にご相談ください。

雨樋修理の詳細はこちらからご確認いただけます。

ゼファンでは、自社職人及び専属外注の職人集団で屋根工事を行っているプロ集団です。調査の段階から自社の職人が行いますので、正確に原因を突き止め、屋根に最適な修繕方法をご提案しております。関西一円で屋根のお困りごとがございましたらお気軽にご相談ください!

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