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2020.07.27

屋根工事の費用はいくら?代表的な屋根工事内容と費用相場をご紹介!

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こんにちは、屋根修理と外壁修理のプロ集団・ゼファンです。
今回は、住宅が存在する限り、誰もが想定しておかなければならない『屋根修理』や『屋根工事』にかかる費用相場についてご紹介したいと思います。皆さんは、ご自宅の屋根について何らかの修理や工事を行った事はあるでしょうか?まだ家を建てたばかりで「屋根の工事なんて考えたこともない…」なんて方も多いかもしれませんが、そういった方でも数年たてば必ず屋根のメンテナンス工事を行うことになりますので、必要になった時に焦らなくても良いよう、住宅のメンテナンス計画は予め立てておいた方が良いと思います。
住宅の屋根というものは、中に住む人を風雨から守るための部位となるため、常に万全の状態を保っていることが求められます。しかし、当然屋根についても耐用年数と呼ばれる寿命が存在しており、一生建てた時の状態を保ってくれるようなことはないのです。近年では、屋根材の性能がどんどん向上しており、屋根の耐久力もかなり高くなっています。しかし、常に風雨や紫外線の影響を受け続ける部分となりますので、築年数の経過とともに徐々に劣化が進行してしまい、雨漏りなどの被害を引き起こしてしまう危険があるのです。
それでは、住宅の屋根メンテナンスについては、どのような物があり、どの程度の費用を考えておけば良いものなのでしょうか?この記事では、誰もが気になる屋根メンテナンスの種類と、一般的な工事費用相場を実際の見積り書をもとにご紹介していきます。

屋根葺き替え費用の目安

それではまず、屋根葺き替え工事についてご紹介していきましょう。『葺き替え工事』というものは、古くなって劣化した屋根材を全て撤去し、新たな屋根材を葺いていく工事となります。屋根工事の中では、最も大掛かりな工事で、お客様の費用負担も大きな工事となるのですが、屋根材にも寿命がありますので、どのような住宅でもいずれ必要になる工事だと考えておきましょう。
なお、葺き替え工事の場合、新しく選択する屋根材は自由に選択できます。最近では、屋根重量が住宅の耐震性に影響をあたえるということがわかっていますので、『瓦屋根⇒スレート屋根』『瓦屋根⇒金属屋根』などと言った、屋根の軽量化を考えた葺き替えパターンが多くなっています。

葺き替え工事にかかる費用については、新しい屋根材に何を採用するのか、屋根の面積はどの程度かなどと言ったことで上下します。ここでは、参考として実際にゼファンが行った葺き替え工事のお見積りをご紹介しておきます。以下は、60㎡の瓦屋根をケイミュー社が販売するスレート屋根材の『コロニアルグラッサ』に葺き替えする工事となります。

適用 数量 単位 単価 金額
1.屋根葺き替え工事        
2.既存屋根材解体(瓦+土) 60 2,500 150,000
3.既存屋根材、残土処分費 60 2,500 150,000
4.コンパネ下地(構造用合板12mm) 60 2,800 168,000
5.コロニアルグラッサ※1 60 4,800 288,000
6.ゴムアスファルトルーフィング 60 800 48,000
7.軒先水切り 20 m 800 16,000
8.ケラバ水切り 24 m 3,500 84,000
9.棟板金 11 m 4,000 44,000
10.雨押え(シリコン打設含む) 5 m 4,500 22,500
11.仮設足場 330 850 280,500
12.現場管理費※2 1 37,530 37,530
13.一般管理費※2 1 37,530 37,530
小  計 1,326,060
消 費 税 106,085
合  計 1,432,145

※1 新しく施工する屋根材によって単価は変わります。
※2 現場管理費、一般管理費は項目②~⑪へ3%加算した金額となります。
※ その他の参考見積例はコチラ

『瓦屋根⇒スレート屋根(コロニアルグラッサ)』といった葺き替え工事を行う場合、弊社でのお見積り内容は上記のようになります。上述したように、葺き替え工事というものは、既存屋根を一度撤去してしまい、屋根下地の補修からしっかりと行う工事となります。屋根は、目に見える『瓦』や『スレート材』などの屋根材が重要と考えられがちなので、屋根材の下地に関してはあまり重要性が理解されていません。しかし、防水シートの劣化は雨漏りを招いてしまいますし、下地木材の腐食は建物の倒壊リスクを高めてしまうなど、決して放置できるような物ではないのです。したがって、葺き替え工事では、屋根材を新たにするだけでなく、屋根下地部分のメンテナンスもしっかりと行い、屋根を新築の時のように万全な状態に戻す役割があるのです。一般的には、築30年程度を経過したあたりで葺き替え工事の検討がオススメと言われます。

なお、新たに採用する屋根材によって、見積り金額は大きく違ってきますので注意しましょう。もちろん、建物の大きさ、施工条件なども工事費用に大きな影響をあたえます。以下にゼファンにおける屋根修理、屋根リフォームの作業別費用相場をご紹介しておきますので、ご自宅のメンテナンス計画を立てるの時の費用相場の参考としてみましょう。

項目 単価(円)
既存カラーベストめくり 1,800~2,200/㎡
既存瓦めくり 2,500~3,000/㎡
コンパネ下地(構造用合板12mm+貫板+胴縁) 2,500~3,000/㎡
コンパネ下地(構造用合板12mm+2寸1寸角) 3,000~3,500/㎡
廃材処分 カラーベスト(アスベスト含む) 2,500~3,000/㎡
廃材処分 瓦 + 残土 2,500~3,000/㎡
運搬費 3tダンプ 片道30kmまで 25,000~35,000/台
ゴムアスファルトルーフィング 500~800/㎡
コロニアルグラッサ施工 4,500~/㎡
立平葺き(カラーGL0.35mm) 4,500~/㎡
スマートメタル施工 7,000~/㎡
ガルテクト施工 7,000~/㎡
ガルテクトフッ素施工 8,000~/㎡
ルーガ鉄平メタル仕様施工 7,000~/㎡
ルーガ鉄平同質棟仕様施工 8,500~/㎡
ルーガ雅同質棟仕様施工 8,500~/㎡
ルーガ雅高棟仕様施工 10,000~/㎡
軒雨樋 PC50 3,000~3,500/m
立て雨樋 Φ60 2,500~3,000/m
仮設足場 850/㎡

細かな工事を考えれば、上記以外にもさまざまな項目が存在しますの注意しましょう。

カバー工法(重ね葺き工事) 費用の目安

次は、スレート屋根の代表的なリフォーム手法である『カバー工事(重ね葺き)』について簡単にまとめていきましょう。カバー工事と葺き替え工事の違いは、葺き替えの場合は「既存屋根を撤去する」のに対し、カバー工事は既存屋根はそのままに、上から新しい屋根材を葺いていくという手法になっていることです。カバー工事を施した屋根に関しては、二重屋根の状態になるため『重ね葺き』などと呼ばれるのです。

まずは、ゼファンが実際に行った工事の見積り書をもとに、一般的なカバー工事にかかる費用相場からご紹介しておきましょう。以下の見積りは、60㎡のスレート屋根において、軽量な金属屋根素材『スーパーガルテクト』でカバー工事を進める場合の見積り内容となります。

適用 数量 単位 単価 金額
1.屋根カバー工事        
2.ゴムアスファルトルーフィング 60 800 48,000
3.スーパガルテクト※1 切妻屋根 60 7,000 420,000
4.軒先唐草 12 m 1,300 15,600
5.ケラバ水切り100 20 m 3,000 60,000
6.棟板金 6 m 4000 24,000
7.廃材処理費 1 25,000 25,000
8.仮設足場 330 850 280,500
9.現場管理費※2 1 26,000 26,000
10.一般管理費※2 1 26,000 26,000
小  計 925,100
消 費 税 92,510
合  計 1,017,610

※1 新しく施工する屋根材や屋根形状によって単価は変わります。
※2 現場管理費、一般管理費は項目②~⑪へ3%加算した金額となります。

上記の見積りは、劣化が進んだスレート屋根について、新たにスーパーガルテクトでカバー工事を行った場合のものです。もともとカバー工事というものは、スレート屋根のリフォーム手法として考案されたものとなります。葺き替え工事では、既存屋根材の撤去工事が必要になるのですが、カバー工事は板金部分のみを撤去し、その上から『ルーフィングの施工⇒新たな屋根材の施工』と進んでいくため、撤去工事が無い分、大幅に工期が短くなるのです。屋根の軽量化が目指される近年の屋根事情を考えた場合、「屋根が二重になることで耐震性に問題はないのかな?」と不安に感じる方がいるかもしれませんが、カバー工事では非常に軽量な金属屋根素材が採用されますので、耐震性に大きな影響は与えません。実際に、古くから採用されている瓦屋根と比較すれば、二重になった状態でも圧倒的に軽量になります。
なお、カバー工事を進める場合でも、新たに採用する屋根材や屋根の面積などによって見積り項目などに多少の違いが存在します。

雨漏り修理費用の目安

ここまでは、屋根の大規模リフォーム手法の代表である『葺き替え工事』と『カバー工事』の費用相場についてご紹介してきました。しかし、屋根工事のことを考えた場合には、雨漏り修理に関する費用相場も知っておきたいと考える方が非常に多いのではないでしょうか?
実際に、住宅トラブルについては、その8割以上が雨漏りに関することだと言われており、どのような住宅だとしても雨漏りしてしまう可能性があると言えるのです。さらに注意が必要なのは、一口に『雨漏り』と言っても、その原因はさまざまで、雨漏り原因が違えば修理内容も工事費用も大きく違ってきてしまうということです。まず、住宅の雨漏りトラブルについて、代表的な雨漏り原因とその修理費用相場をご紹介しておきます。

CASE1屋根が原因の雨漏り修理費用相場

住宅の雨漏りと聞けば、ほとんどの方が「屋根に何らかの不具合が生じている…」と考えることでしょう。実際に屋根の不具合による雨漏りは非常に多いのですが、同じ屋根からの雨漏りだとしても原因となる箇所はさまざまなのです。
ここでは、屋根からの雨漏りの中でも、特に多い原因とその修理費用相場をご紹介しておきます。

修理の内容 修理費用目安
漆喰の補修 10~40万円
棟板金の修理 5~20万円
谷樋の修理 7~20万円
板金や天窓のコーキング補修 4万円~20万円
瓦数枚の差し替え 3~10万円
天窓周辺の補修 5万円~
天窓の撤去 20万円~
屋根リフォームが必要な場合 60万円~

屋根からの雨漏りは、上記のように、瓦屋根の漆喰が劣化してそこから水が浸入する…という物や、台風の強風などによって屋根の棟部分に何らかの不具合が生じている…というものが多いです。また、屋根からの雨漏りは、経年劣化が進んできたところに、地震や台風などの自然災害があり、一気に雨漏りとして表面化するという場合が多いです。特に瓦屋根の場合、小さな瓦のズレなど、一般の方では不具合が生じていると気づけないことが多いため、災害後にプロに点検してもらうのがオススメです。

CASE2外壁が原因の雨漏り修理費用相場

次は、外壁が原因となる雨漏りです。一般の人からすれば、外壁が原因となる雨漏りなんてあるの?などと、少し疑問に思ってしまうかもしれませんね。しかし、住宅で発生する雨漏りでは、外壁を起因とするものは非常に多いため、普段から外壁のメンテナンスは欠かせないのです。
外壁からの雨漏りで多いのは、サイディングの目地や窓枠などに施工されているコーキングが劣化してしまい、その隙間から水が侵入してしまう…というものです。コーキングは、基本的紫外線の影響などで徐々に劣化が進行してしまい、痩せてしまうことで隙間ができる…ひび割れができる…脱落してしまい隙間ができる…などと言った劣化症状が出て、それが雨漏りにつながるのです。以下で、外壁を起因とする雨漏りについて、その原因箇所と修理費用相場をご紹介しておきます。

修理の内容 修理費用目安
コーキングやひび割れの補修 5~10万円
コーキングの全面打ち替え 15~40万円
外壁の再塗装 60万円~
外壁材の張り替えor重ね張り 80万円~(面積による)
窓枠・ドア枠のコーキング補修 5~20万円

※工事内容によっては足場の組み立て費用や諸経費が別途かかります。

外壁にもモルタル壁やサイディング壁などと、種類が存在しており、どの外壁を利用しているのかによって必要なメンテナンスが異なります。したがって、まずはご自宅で採用している外壁材の特徴と、劣化ポイントをきちんと調べておくようにしましょう。また、外壁は定期的な再塗装が必要になるのですが、コスト的な問題から外壁塗装のスパンを遅らせてしまう…という方が多いです。しかし、外壁塗装は、防水効果を外壁にもたらせるという役割を持っていますので、適切なタイミングを守らなければ雨漏り原因になってしまう危険があります。

雨漏りの原因はさまざま…原因別の修理費用相場をご紹介します!

CHECK雨漏り修理の火災保険について

近年では、屋根修理を行う際に火災保険を適用する方が増加しています。「屋根修理に火災保険がなんで関係するのか?」と疑問に思う方もいるかもしれませんが、実は火災保険というものは、住宅火災の補償をしてくれるだけでなく、非常に幅広い住宅トラブルを保証してくれるものなのです。もちろん、何の条件もなく、全ての住宅トラブルの保証をしてくれるわけではありませんが、台風が原因となった屋根修理などと言った場合には、火災保険を利用して無料で工事を勧めるなどと言った事も可能なのです。
ここでは、屋根修理に火災保険を利用したいと考えた場合、おさえておきたい適用条件などを簡単にご紹介しておきます。

■ 屋根修理に火災保険を利用するための条件

屋根修理に火災保険を利用するためには以下のような条件を満たしていなければいけません。

  • 屋根被害が『風災』や『雪災』など認められること(※地震、経年劣化による屋根修理ではないこと)
  • ご加入の保険に『風災補償』などの特約が付いている
  • 屋根修理が必要になってから3年以内であること
  • 修理費用が20万円以上であること
  • 代行者ではなく、自分自身で申請すること

屋根修理に火災保険を利用するには、上記の条件全てを満たしていなければいけません。一つでも条件を満たしていない場合は、保険金を受け取ることはできません。また、風災によって受けた被害でも、ご加入の火災保険に『風災補償』などの特約が付いていない場合も利用することができません。念のため、ご自身が加入している火災保険について、どういったことまで保証してくれるのかはきちんと把握しておきましょう。
上記の条件の中で、「屋根修理費用が20万円以上」というものがありますが、屋根修理を行う場合には、ほとんどの場合仮設足場を組み立てなければならないため、総額が20万円以下の工事の方が珍しいぐらいです。したがって、この部分に関してはそこまで気にする必要なありません。

POINTどんなケースなら火災保険が利用できるのか?

それでは、火災保険を適用できる雨漏り修理とはどういったものなのでしょうか?以下で、火災保険が適用できるケースと出来ないケースの具体例をご紹介しておきましょう。

火災保険が適用できるケース

以下のようなケースであれば、火災保険を利用して屋根修理を進めることができるでしょう。

  • 強風によって棟板金が浮いた、飛ばされた
    スレート屋根や金属屋根の頂上部分には、棟板金が施工されています。この棟板金にズレや浮きが生じると雨漏りの原因となります。この部分は、屋根の中でも最も高い位置となるため、風の影響を非常に受けやすいので注意しましょう。棟板金が台風の強風などによって破損した場合、その修理に火災保険を利用できます。
  • 台風によって雨樋が破損
    雨樋は、屋根に落ちる水を集水し、適切に排水する役割があります。そのため、雨樋に不具合が出ると、雨漏りの原因となることが多いです。雨樋は、台風の強風によって飛ばされてしまったり、支持金具が歪むことによって傾斜にズレが出たりする被害が多いです。こういった被害に対する修理でも火災保険が適用できます。
  • 強風によって屋根材が飛ばされる
    台風被害で多いのは、強風で屋根材が吹き飛ばされることやズレが生じてしまうことです。当たり前ですが、こういった屋根材の不具合は雨漏りの原因となります。こういた被害は、ほとんどの場合、風災補償の対象となります。
  • 漆喰の剥がれ
    瓦屋根において、瓦を固定する目的で充填されるのが漆喰です。漆喰が、風の影響を受けるイメージはあまりないかもしれませんが、強風によって脱落することも多いです。したがって、漆喰補修に火災保険が認められたというケースも少なくありません。
  • 飛ばされてきたもので外壁が破損した
    台風の強風によってさまざまなものが飛ばされてきて、それらが住宅にぶつかることで外壁や窓、屋根が破損してしまうことも珍しくありません。このような被害は雨漏りに直結しますので、早急に修理しましょう。当然、風災に分類されますので、火災保険が適用できます。

火災保険が適用できないケース

火災保険は、突発的な事故や災害によって発生した損害を補償するためのものです。したがって、経年劣化や施工業者のミスなどと言った不具合に関しては適用できません。
以下のような事が原因の屋根工事の場合は、火災保険が適用できないと考えましょう。

  • 経年劣化と判断される不具合
    強風の後から雨漏りするようになったとしても、外壁や屋根の経年劣化が直接的な雨漏り原因と判断される場合は、火災保険が適用できません。
  • 新築直後なのに雨漏りが発生…
    新築なのにすぐに雨漏りが始まったという場合は、施工不良を疑われ火災保険が適用できない場合があります。ただし、雨漏りの直接的原因が自然災害と判断された場合、火災保険が利用できるでしょう。
  • ソーラーパネルを取り付けたら雨漏りするようになった
    屋根に後付けでソーラーパネルなどの付属品を取り付けて、それが原因で雨漏りしたという場合は自己責任です。パネルの取り付け業者に連絡してください。
  • リフォーム直後に雨漏り
    屋根塗装、建物全体のリフォームなど、何らかのリフォームを行った後から雨漏りするようになったという場合は、施工不良と判断され火災保険が適用できません。ただし、業者の施工不良による雨漏りであれば、施工業者に補修を指示することができるでしょう。

火災保険の適応までの流れはこちらをご覧ください。

雨樋修理費用の目安

住宅の中でも重要な役割を持つわりに、その重要性を無視されがちなのが『雨樋』です。皆さんの家にも雨樋が取り付けられていると思うのですが、普段から雨樋の状態を確認したり、定期的に清掃を行ったりしているでしょうか?多くの方は、こういった雨樋の点検・メンテナンスの重要性を理解しておらず、かなりの確率で放置されているのです。
そもそも雨樋というものは、屋根に落ちた雨水を集水し、適切に建物外に排水するために取り付けられています。つまり、この雨樋に何らかの不具合が生じてしまえば、適切な水の処理ができなくなってしまうということで、雨漏りを引き起こしてしまったり、住宅の劣化を速めてしまったり、非常に恐ろしい未来が待っているのです。雨樋が正常に機能していない場合は、以下のような問題が生じる可能性があります。

  • 雨樋からあふれた水が外壁にかかり、劣化を速めてしまう
  • 雨樋から落ちる水がバシャバシャと騒音を出す
  • 地面に落ちた水が跳ね、外壁を汚す
  • 地面に落ちた水が地面を抉り、建物の基礎を痛める
  • 屋根形状によっては、外壁と屋根の継ぎ目から水が侵入し雨漏りになる

雨樋の劣化は上記のような深刻な問題を発生させるリスクがありますので、定期的に点検・メンテナンスを行いましょう。特に、庭に雨樋より高い木がある、山に面しているなどと言った場合、落ち葉などで雨樋が詰まってしまい、排水不良を起こしてしまう…なんてこともあるのです。
ここでは参考として、ゼファンが行った雨樋の全交換工事の見積り書をご紹介しておきます。

適用 数量 単位 単価 金額
1.雨樋掛け替え工事        
2.既存雨樋解体 61.3 m 400 24,520
3.軒樋工事 ファインスケアⅠ型 34 m 1,800 61,200
4.受け金プラ 34 350 11,900
5.集水器 4 ヵ所 2,500 10,000
6.軒曲り 6 1,800 10,800
7.立樋 60φ 28 m 1,400 39,200
8.角マス マルチ 2 ヵ所 1,500 3,000
9.寄せマス 2 800 1,600
10.エルボ 12 400 4,800
11.縦継手 8 300 2,400
12.伸縮縦継手 4 400 1,600
13.控え金具 24 350 8,400
14.廃材撤去費 1 28,000 28,000
15.全面足場工事 275 850 233,750
16.諸経費・現場管理費 1 25,000 25,000
小  計 466,170
消 費 税 46,617
合  計 512,787

※ 新しく施工する雨樋によって材料単価は変わります。
※ 実際の見積書はコチラ

上記は、古くなった雨樋を一度撤去し、新たに雨樋を設置する全交換工事です。雨樋の耐用年数は、15~20年程度と言われているのですが、ここまで年数が経過していない雨樋でも、廃版商品となってしまい、メーカー側に在庫が無い場合は、部分的な交換工事などで対応できない場合もございます。メーカー在庫が無い雨樋の修理は、基本的に全交換をオススメしています。

なお、雨樋のメンテナンスには他にもいろいろな作業が存在していますので、以下で代表的なメンテナンス内容とその費用相場をご紹介しておきます。

修理の内容 修理費用目安
雨樋の交換・修理 6,000円前後/m
雨樋の継ぎ手補修 20,000円~50,000円/1ヶ所
雨樋の清掃 3,000円/m~
雨樋の全交換 20~40万円

※m数が少ない場合は一式になります。

雨樋に関しては、まず定期的に清掃を行い、ゴミや落ち葉、ホコリや砂などが雨樋に溜まることで詰まってしまうようなことが無いようにしましょう。雨樋の清掃は自分で行うこともできますが、高所での作業となるため危険だということや、足の踏み場を間違えて屋根材を破損させてしまうリスクがあるため、基本的には屋根の専門業者に依頼するのがオススメです。
また、台風などの強風で目に見えない傾斜のズレなどが発生することも多いため、プロによる定期的なメンテナンスは、早期に不具合を見つけられるというメリットもあるのです。どちらにせよ、メンテナンスを怠ると、さまざまなトラブルを引き起こす部分ですので注意です。

雨樋修理の詳細はこちらからご確認いただけます。

まとめ

今回は、さまざまな屋根工事に関する費用相場や、おさえておきたいポイントをご紹介してきました。屋根というものは、中に住んでいる人を風雨や紫外線から守るために非常に重要な部分となります。しかし、常に外的要因にさらされ続ける部分となりますので、皆さんが考えている以上に劣化が早いという注意点があるのです。

屋根修理は、どれもそれなりのコストがかかってしまうことから、本来メンテナンスなどが必要なタイミングでも、コスト嫌って先延ばしにしてしまう人が少なくありません。しかし、小さな劣化を放置してしまうと、台風などの災害時にその部分から一気に被害が拡大してしまい、結果的に大規模なリフォームが必要になる…なんて結果を招いてしまうことがあるのです。特に雨漏りを放置してしまうと、関係のない場所にまで水が回ってしまい、最終的には建物の建て替えが必要になる…なんて事例も存在するのです。

住宅の維持を考えた場合、必要なタイミングで必要なメンテナンスをしてあげることが、結果的に最もコストを抑えて建物の寿命を延ばすことにつながるのだと覚えておきましょう。

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