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2018.07.07

定期的に必要になる漆喰補修工事!工事を行う際には知っておきたいポイントをご紹介!

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こんにちは、屋根修理と外壁修理のプロ集団・ゼファンです。
今回は、瓦屋根には必須となる『漆喰』について、様々な面からご紹介していきたいと思います。皆さんは、『漆喰』と聞いて、どのような物を思い浮かべるでしょうか?スレート屋根や金属屋根が増えた近年では、『漆喰』と聞いても「何それ?」等と、全く想像もつかないと言う人も少なくないかもしれませんね。漆喰とは、簡単に説明すると、瓦屋根の棟部分の隙間等に詰められている白いセメントの様な物を指しており、瓦屋根を構成する為に非常に重要な役割を持っています。
そもそも瓦屋根において良くある勘違いとして「瓦は耐久力が高いため、メンテナンスフリーだ!」という物があります。確かに『瓦』単体で見ると、全屋根材の中でも最も耐久力が高いとも言われ、外的要因がない限りはメンテナンスも不要と言われる事も多いです。しかし、瓦屋根には、上述した『漆喰』の様な副材もたくさん使用されている為、メンテナンスは必要です。漆喰は、基本的に施工されてから10年程度でひび割れが見られたり、ひどい場合には崩れ落ちたりするため、この隙間から雨水が侵入し雨漏りの原因になってしまうのです。
本稿では、このような『漆喰』に関する正しい知識をまとめてご紹介していきたいと思います!

漆喰の役割って何?その役割は?

それではまず、漆喰って何?といった事から説明しましょう。現在、瓦屋根を利用した建物に住んでいる方は、屋根を見上げてみましょう。漆喰とは、上画像用にように、瓦と瓦の隙間を埋める為に詰め込まれている、白いセメントの様な溶剤の事を指しています。この漆喰が剥がれてしまったり、漆喰にヒビが入ってしまうと、その隙間から雨水が侵入し、雨漏りを発生させるなどの問題が出ます。
漆喰は、瓦と瓦を繋ぐ接着剤の様な大きな役割を持っています。こう聞くと「接着剤を使えばいいじゃん。」と思うかもしれませんが、屋根に通気性のない接着剤を使用してしまうと、家の換気が悪くなり、湿気が逃げなくてカビだらけになってしまうのです。その点、漆喰は高い通気性を持っており、また湿度が高い時は吸い込んで、乾燥している時には吐き出すと言う性質もあるため、天然の除・加湿器の役割まで出来る等、屋根にとっては非常に有効な材料なのです。
これからも分かる通り、漆喰は瓦屋根において接着剤として瓦を繋ぐ役割や、雨漏りを防ぐ重要な役割を持っているのです。

漆喰補修の手順

冒頭でご紹介した通り、瓦屋根には基本的に漆喰が利用されています。瓦屋根の瓦自体は、非常に耐久力が高く、何ら外的要因がない場合には100年以上も使用できたといった話もあるほど強い材料です。しかし、漆喰に関しては、そこまでの耐久力はなく、一般的に10年程度に一度はメンテナンスしてあげる必要があるでしょう。
漆喰は、二酸化炭素と反応しどんどん固くなっていく性質があり、この性質によって10年程度でひび割れが起こったり、崩れたりするのです。上図の左側が、経年劣化で崩れてしまっている漆喰の状況です。こうなってしまうと、漆喰の隙間から水が侵入し、遠からず雨漏りしてしまいます。
以下に一般的な漆喰のメンテナンス手順をご紹介しておきましょう。

  • STEP1 既存漆喰を撤去
    最初にヘラなどを利用し、古い漆喰を丁寧に撤去します。漆喰の後ろには葺き土がありますが、これはそのままです。
  • STEP2 葺き土を成型し、湿らせる
    葺き土が凸凹だと漆喰が塗りにくくなるので、表面を整えます。その後、漆喰がなじみやすくなるように、葺き土を湿らせます。
  • STEP3 漆喰を塗る
    漆喰は隙間なく均一に塗ります。注意が必要なのは、初心者の方が見た目を良くしようと漆喰を塗りすぎてしまう事です。この場合、漆喰が盛り上げってしまい、雨が直接当たるようになり、逆に雨漏りの原因になってしまう場合があります。
  • STEP4 仕上げ
    表面を専用のコテで整えます。この時、漆喰が雨にあたらないように考慮して、漆喰の量を調整します。これは、雨仕舞い等と言われます。乾燥すれば漆喰補修の完了です。

漆喰補修工事の一般的な流れは上記の様な物になります。こう見ると、素人でも出来そうに思う人も多く、DIYが流行している最近では、自分で漆喰補修をしようと考える人も多いようです。しかし、漆喰の補修はDIY等で行う事はオススメできません。その理由を以下で簡単にご紹介します。

POINT漆喰補修はプロに任せよう!

漆喰補修は、上述のように基本的に「剥がして、塗る」と言う作業になります。その為、DIY等を趣味としている方にとっては非常に簡単そうにも見え、自分でやって後悔するという事例が後を絶ちません。漆喰補修をDIYで行うには以下の様なリスクがある事を知っておきましょう。

  • 高所での作業になる為、落下による怪我など、非常に危険を伴う。
  • 足場、専用工具、漆喰の材料など、下準備しなければならない物が非常に多い。
  • 漆喰補修は屋根に上がる必要がある為、関係のない屋根材を踏んで破損させてしまう事が多い。
  • 漆喰の塗りすぎで逆に雨漏りしてしまう。

簡単にあげるだけでこれだけ多くのリスクがあるのです。実際に屋根から落ちで大怪我をするといった事故や、屋根材を踏んで破損させてしまい、結局屋根リフォームをすることになり、多大な費用が必要になるといった事は珍しくないので、おとなしくプロの業者に依頼することをお勧めします。

漆喰の劣化は早期補修がオススメ!

今回は、瓦屋根に利用されている漆喰について、その役割やメンテナンスの必要性についてご紹介してきました。冒頭でもご紹介した通り、瓦屋根にはメンテナンスが必要ないと思い込み、気づいた時には漆喰がボロボロで、雨漏りしてしまった等といった事は少なくありません
また、漆喰という物は、屋根の中でも非常に確認しづらい部分でもありますので、屋根下から見たとしても劣化に気付けず、いつの間にか雨漏りしてしまうといった事も多くあります。したがって、漆喰のメンテナンスに重要なのは、定期的に屋根の点検を行い、劣化が見られる部分があった場合には、早期に補修を行うと言う事です。しかし、一般の方が定期的に屋根に上がり、各所の点検を行うといった事は現実的ではありませんし、逆に屋根に上がってしまった為に屋根材を破損させてしまう…などといった恐れも出てきます。
屋根のメンテナンスは、定期的にプロの業者さんに行ってもらうようにすることがオススメですよ!それが、建物の雨漏り対策としては最も有効な方法とも言えますよ。

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