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2019.11.11

尼崎市で行った屋根の葺き替え工事。和瓦からスレート屋根で軽量な屋根を実現!

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こんにちは、屋根修理と外壁修理のプロ集団・ゼファンです。
今回は、兵庫県尼崎市で行った、屋根葺き替え工事の流れをご紹介したいと思います。今回工事を行った屋根は、日本国内で古くから使用されてきた和瓦を採用した屋根で、建物の耐震性能向上も考えて軽量なスレート屋根材『コロニアルグラッサ』に葺き替えした工事です。
現在でも街中を歩くと、多くの建物で採用されている和瓦ですが、これは日本が昔から台風が多い国で、毎年必ず襲来する台風への対策として、重量のある屋根材が好まれていたという理由があると言われています。しかし、近年では、全国各地で、比較的規模の大きい地震が頻発しているということもあり、台風の事を考えるだけでなく、地震の揺れから建物を守るための家づくりが非常に需要になっているのです。屋根は、風雨から中に住む人をも持ってくれる非常に需要な部位なのですが、この部分が重くなってしまうと建物の重心が高くなってしまい、地震時に大きく揺れてしまうこととなります。そのため、重量のある瓦屋根などは、大規模な地震が発生した場合、屋根材が落下してしまう…建物が倒壊してしまう…などの被害が多発してしまう傾向にあるのです。したがって、近年では、できるだけ屋根重量を軽量にするための屋根リフォームが人気になっています。
現在、屋根リフォームをお考えの方は、費用面にだけ目を向けるのではなく、こういった災害対策もよく考えておくことがオススメです。

瓦屋根もメンテナンスは必須です!

それではまず、瓦屋根に関する勘違いについて簡単にご紹介しておきましょう。屋根材の中でも『瓦』は特に耐久力が高いと言われており、中には100年以上も現役で利用してもびくともしない場合があります。したがって、こういった瓦の耐久力の高さから「瓦屋根は何のメンテナンスも必要なく、メンテナンスフリーだからランニングコストも安い!」などと考えている人がいるのです。最初に言っておきますが、瓦屋根は決してメンテナンスフリーではありません。瓦屋根には、瓦以外にも漆喰や木材などの副材が利用されており、これらは瓦ほどの耐久力はないのです。そのため、屋根のメンテナンスを放置してしまうと、意外と簡単に雨漏りなどが発生してしまう危険もあります。

例えば、瓦屋根に利用されている漆喰に関してですが、これは瓦と瓦の隙間を埋めるために詰め込まれるものです。当然ですが、屋根に出来る隙間を埋めるのが目的のため、漆喰が劣化し、ひび割れや脱落があった場合、その隙間から雨水が侵入し、雨漏りの原因になってしまいます。そしてこの漆喰は、瓦とは比較にならないほど頻繁なメンテナンスを必要とし、約10年程度でさまざまな劣化が表面化してくるものなのです。したがって、「瓦屋根はメンテナンスフリーだ!」と勘違いしている場合、瓦には何の問題が出ていなくても、副材の劣化から雨漏りにつながることがあるのです。
瓦屋根での雨漏りは、屋根材である瓦自体の劣化が原因となることはあまりありませんが、台風や地震などの自然災害によって屋根材にズレが生じる、何らかの副材が劣化するなど、さまざまな原因が考えられますので、定期的なメンテナンスは欠かせないのです。

兵庫県尼崎市で行った屋根の葺き替え工事をご紹介!

それでは、兵庫県尼崎市で行った、屋根の葺き替え工事を画像とともにご紹介します。今回工事を行った屋根は、棟瓦のズレや漆喰の劣化などは多くみられました。このまま放置してしまうと、早期に雨漏りが発生することも考えられましたので、軽量なコロニアルグラッサでの葺き替え工事をご提案させていただきました。屋根重量の軽量化は、それだけで建物の耐震性向上が見込めますので、非常にオススメの屋根リフォームとなります。

STEP1施工前

まずは施工前の屋根の状況です。今回工事を行った屋根では、屋根材である瓦自体に大きな割れなどは見られませんでしたが、漆喰が所々で脱落している…棟瓦の破損など、多くの劣化が表面化していました。屋根下地の劣化も考えられましたので、今回は、軽量なコロニアルグラッサでの葺き替えをご提案しました。

STEP2既存屋根材の撤去

まずは、既存屋根に施工されている屋根材を丁寧に撤去していきます。屋根材の下には屋根土が施工されているのですが、これが瓦屋根を重くしてしまう一因でもあるので、丁寧に撤去を進めます。

STEP3不陸調整・コンパネ下地の施工

既存屋根材の撤去が完了したら、次は屋根下地の施工です。屋根下地は、不陸調整を行ったうえで、コンパネ下地(12mm)を施工します。葺き替え工事の場合は、屋根下地から補修することが出来ますので、屋根部分を新築のように生まれ変わらせることができ、結果的に建物を長持ちさせることが可能です。

STEP4ルーフィング(防水シート)設置

下地の施工が完了したら、その上にルーフィング(防水シート)を施工します。ルーフィングは屋根の二次防水の為、非常に重要な工程ですので細心の注意が必要です。

STEP5コロニアルグラッサを施工

ルーフィングの施工が完了すると、いよいよ新屋根材のコロニアルグラッサの施工です。画像からも分かるように、コロニアルグラッサは、非常に薄い屋根材となるので、軽量で耐震対策を考えた屋根を実現できます。

STEP6施工完了

最後に棟板金を施工して、施工完了です。今回の葺き替え工事は、瓦屋根からスレート屋根への葺き替えでしたので、建物の外観イメージも一新されました。コロニアルグラッサは、非常にスッキリとしたスタイリッシュな外観を実現できるため、お客様にも大変喜んでいただけました。屋根重量も、今回の葺き替え工事で半分以下になり、耐震対策もばっちりです!

屋根のメンテナンスは、屋根材の見直しに良いタイミングです!

今回は、兵庫県尼崎市で行った屋根の葺き替え工事の流れを画像とともにご紹介しました。今回工事を行った屋根は、古くから日本の伝統である瓦を利用しており、屋根材である瓦自体には大きな破損などは見られませんでした。しかし、瓦屋根に利用されている漆喰は、瓦ほどの耐久力が無いため、ひび割れや脱落、黒ずみなどの経年劣化が見られる状態で、これを放置すれば遠からず雨漏りが発生していた危険性があります。そこで今回は、瓦よりも圧倒的に軽量なコロニアルグラッサを利用して葺き替え工事を行いました。
漆喰のみの劣化であれば、漆喰の塗り替えなどの補修工事で対応することも可能ですが、この場合根本的な屋根補修を進めることはできません。今回は、長年屋根のメンテナンスをしていないとのことでしたので、地震対策も考えて軽量なコロニアルグラッサへの葺き替えとなりました。なお、『瓦屋根⇒スレート屋根』への葺き替え工事となると、建物の外観イメージは大きく変わってしまいます。瓦屋根を採用している人の中には、瓦特有の重厚感のある外観に拘りを持っている人が少なくありません。そのため、屋根の軽量化はしたいけれど、スレートや金属屋根はちょっと…と躊躇してしまうそうです。そういった方には、瓦屋根の外観を保ったまま、屋根重量を半分以下にすることができるハイブリット瓦の『ROOGA(ルーガ)』がオススメです!
現在、瓦屋根を利用している建物の方は、メンテナンスのタイミングで屋根の軽量化も考えてみることをオススメします!

ゼファンは、自社職人及び専属外注の職人集団で屋根修理・雨漏り修理を行っているプロ集団です。調査の段階から自社の職人が行いますので、正確に原因を突き止め、屋根に最適な修繕方法をご提案しております。関西一円(大阪・神戸・兵庫・京都・奈良・滋賀)で屋根のお困りごと(屋根修理、雨漏り修理)がございましたらお気軽にご相談ください!
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