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2019.01.15

環境の違いによる屋根材メリット。雪に強い屋根材を知っておきましょう。

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こんにちは、屋根修理と外壁修理のプロ集団・ゼファンです。
今回は、地域や環境と屋根材の関係性について、今から本格化する冬に向け「雪に強い屋根材とはどのような物なのか?」についてご紹介していきたいと思います。一般の方であれば、普段の生活の中で屋根材ごとの特徴などを考える機会など少なく「雪に強い屋根材」と聞いても、「どれでも一緒では?」などと考えるのではないでしょうか?
しかし、実は屋根材というものは、日本国内を見回してみると地方によって選択される屋根材も異なり、意外と地域の特色が出るものなのです。大阪市内などにお住まいの方であれば、毎年大雪が降るわけでもありませんので、雪に関して対策するなどと言ったイメージがあまりわかないかもしれませんが、近畿地方であっても日本海側や山間部であれば、冬場に大雪が降るなど珍しくありません。また将来的に、豪雪地帯に引っ越しをする可能性もゼロではありませんので、ぜひ「自分には関係ない!」などと考えず、最後まで読んでいただければと思います。
実は、様々な種類が存在する屋根材には、『雪に強い』と言われるものも存在しており、特に豪雪地帯として有名な北海道や東北地方では、特定の屋根材の使用率が突出しているのです。本稿では、そんな雪に強い屋根材について、その特徴などをご紹介していきたいと思います。

そもそも「雪に強い屋根」に求められる条件とは

それではまず、雪に強い屋根を目指すために求められる条件とはいったい何なのか?についてご紹介していきましょう。日本国内では、古くから瓦屋根が利用されてきたこともあり「屋根=瓦」とのイメージを持っている方も珍しくありません。その為、どのような条件だとしても瓦が一番強いものだと思っている人も多いのではないでしょうか?
実は、「雪に強い屋根」となるための条件として重要になるのは、吸水率が低く、雨漏りがしにくい構造になっていることだと言われます。屋根材は、どの屋根材だとしても水は吸水せず、排水しているものだと思われているものですが、屋根材によって吸水率は大きく異なります。例えば、屋根材の中で特に耐久力が高いと言われる瓦は、瓦の中に空間が多くあり、そこに水を含むのです。そして瓦の中に含む水分は、冬場に凍結と溶解を繰り返すことで、なんの衝撃もなしにボロボロに崩れてしまう『凍害』や『凍て割れ』などの現象を起こすこともあるほどです。また、構造的に雨水などが屋根の内側に入り込みやすい場合、入り込んだ水が凍結して屋根材自体を傷めてしまうこともあるのです。
因みに、屋根材の中で吸水率が低いものは、金属屋根となります。特に近年屋根リフォーム業界の主役と言っても良いガルバリウム鋼板は、非常に密閉性も高く、屋根内に水が入り込みにくい構造となっているため、豪雪地帯などでは特に好んで利用される屋根材となっています。

豪雪地帯では金属屋根が主流!?

金属屋根は、上述の通り非常に密閉率が高く、雪に強い屋根材と言えます。実際に東北地方や北海道など、国内でも特に積雪量の多い地域では瓦屋根が利用されることが少なく、金属屋根材が占める割合が7割を超えるとも言われているほどなのです。
近畿地方ではそこら中で見る瓦屋根が少ない理由は、大量の雪が屋根に降り積もり、その雪が落下する際などに瓦がズレてしまい、屋根に隙間が出来てしまうという理由があるからです。当たり前ですが、瓦がズレて屋根に隙間が出来てしまうと、雨漏りの大きな原因となってしまいます。他にも、豪雪地帯では落雪による事故や、頻繁な雪下ろしが非常に大きな負担になるという事もあり、近年では無落雪屋根が主流になっているのです。この無落雪屋根も板金で作られるものですので、瓦屋根の割合が減少する理由の一つにもなります。

Merit雪に強い以外にも多くのメリットを持つ金属屋根!

金属屋根は、豪雪地帯で7割以上のシェアを誇るほど雪に強い屋根材と言えます。さらに金属屋根は、雪に強いだけでなく、他にも大きなメリットを持っています。金属屋根のメリットの一部を以下でご紹介しておきましょう。

  • 軽量で地震に強い
    金属屋根は、屋根材の中でも特に軽量な屋根材として有名です。屋根は、重量が重くなるほど、建物の重心が高くなってしまい、地震時に倒壊のリスクが高くなってしまうものです。したがって、軽量な屋根を利用するという事は、建物の耐震対策を進めることにも繋がります。
  • リサイクルできるので環境に優しい
    屋根は、一度施工すると一生そのままの状態を保つわけではありません。一般的に35~50年程度で葺き替え工事が必要になるのですが、その時にはどうしても多くの廃材が出てしまいます。特に最近は、アスベストを含む屋根材の葺き替えも多くあり、処理に困ることも少なくないのです。しかし、金属屋根の場合、そういった環境汚染物質も含まれていませんし、一度溶かしてしまえば鉄に戻り、再利用することも可能なので、エコな屋根材と言えるのです。
  • 密閉率が高く雪に強い
    金属屋根は、屋根材を組み合わせて非常に密閉率の高い屋根を実現します。もちろん、屋根素材の中に水を含むこともなく変形もしませんので、屋根に雪が積もったとしても水の侵入を防ぎ雨漏りしにくい建物を作ってくれます。その為、豪雪地帯では金属屋根の利用率が非常に高いのです。

POINT日本海側では石州瓦が良く利用される

北海道などでは「瓦=積雪に弱い」というイメージが定着していると言われます。しかし、釉薬瓦(陶器瓦)と呼ばれる瓦は、表面を釉薬でコーティングする事により、吸水性が低くなり凍害に強い瓦として有名です。特に、瓦を非常に高温で焼き上げる石州瓦は、瓦内部の水分が非常に少なくなるので、寒い地域でも非常に有効な屋根材となっています。
金属屋根の弱点と言えば、「錆びる」という点で、ミスト状の海水が舞い散る冬場の日本海側では、いくらサビに強いと言われるガルバリウム鋼板でも錆びてしまうことがあるのです。その為、冬場の豪雪にも強く、塩害にも強い石州瓦は、日本海側の建物で多く利用される屋根材となっています。

地域の環境に適した屋根材を選択しましょう!

今回は、地域や環境と屋根材の関係性として、雪に強い屋根材についてご紹介してきました。あまり大雪が降ることが無い地域の方であれば、雪の事を考えて屋根材を選択するという事もありませんし、自分には関係ないなと思ったかもしれませんね。しかし、屋根材は、何も雪だけが問題となるわけではなく、塩害や大量の雨、さらには台風による強風等、注意しなければならないポイントは様々あるものです。したがって、現在自分が住んでいる地域の環境をもう一度よく考え、それに最も強い屋根材を導入することは、建物自体を長持ちさせるためには非常に重要なポイントになると言えるのです。
もちろん、一般の方であれば「どの屋根材が何に強いのか?」といった事があまりわからないという人も少なくないでしょう。したがって、今後どういった屋根材を選べばいいのか知りたいという方はお気軽にゼファンまでお問い合わせください。ゼファンでは、現地調査の段階からプロの屋根職人がお伺いいたしますので、建物の形状や、その地域の特性に最適な屋根材をご提案させていただきます。

ゼファンは、自社職人及び専属外注の職人集団で屋根修理・雨漏り修理を行っているプロ集団です。調査の段階から自社の職人が行いますので、正確に原因を突き止め、屋根に最適な修繕方法をご提案しております。関西一円(大阪・神戸・兵庫・京都・奈良・滋賀)で屋根のお困りごと(屋根修理、雨漏り修理)がございましたらお気軽にご相談ください!
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