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2020.11.11

大阪府門真市で行った屋根カバー工事。築20年以上経過したスレート屋根は塗装ではなくカバー工法がオススメ!

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こんにちは、屋根修理と外壁修理のプロ集団・ゼファンです。
今回は、大阪府門真市で行った屋根カバー工事の施工事例をご紹介したいと思います。今回工事を行ったお宅は、築20年以上経過した住宅で、屋根にはカラーベストが使用されていました。カラーベストは、いわゆるスレート屋根に使用される屋根材で、非常に軽量な点とデザインの種類が豊富だということで高い人気を誇っています。さらに、施工性が非常に高く、瓦などと比較すると安価な屋根材となるため、新築業界では長くトップシェアを誇っていたほどの屋根材となります。

このカラーベストに関しては、導入コストが比較的安価になりますので、現在でも新築戸建て住宅では選ばれることが多いです。しかし、カラーベストは屋根材自身が防水機能などを持っておらず、表面に施されている塗装によってさまざまな機能性を得ているという特徴があるので注意しましょう。経年劣化などによって表面塗装が劣化してしまうと、建物の外観イメージを悪化させたり、雨漏りリスクが非常に高くなってしまうのです。今回工事を行ったお宅でも、屋根が色あせてきたため、当初は屋根塗装を考えて弊社にお問い合わせいただいた工事となります。

現地調査を行ってみたところ、表面塗装の劣化だけでなく、複数の屋根材に割れが見られたため、今回は塗装ではなく新たな屋根材によるカバー工事をご提案しました。一般的にですが、カラーベストなどのスレート屋根は、10年程度に1度の頻度で再塗装を行うのが推奨されています。しかし、築20年を過ぎてしまうと、屋根材自身の耐用年数が近いことから、塗装ではなくカバー工事の方がオススメなのです。築20年以上の建物で塗装を行ったとしても、すぐに屋根材が破損してしまい、葺き替え工事など別の工事が必要になる可能性があるからです。

スレート屋根のメンテナンス方法について

それではまず、スレート屋根のメンテナンス方法について簡単にご紹介しておきましょう。スレート屋根は、瓦などに比較すれば圧倒的に軽量で、それなりに高い耐久力を持つことで人気です。しかし、適切なメンテナンスをしていない場合には、20年ももたずに寿命が来てしまう…と考えておかなければいけません。
もちろん、どのような屋根材を使用していたとしても定期的なメンテナンスは欠かせないのですが、スレート屋根は特に定期的なメンテナンスが必要になるのです。冒頭でもご紹介しましたが、スレート屋根は、表面に施されている塗装によって各種機能性を得ています。そして、この屋根材は主成分がセメントですので、表面塗装の効果が切れてしまうと、屋根材が水を吸ってしまうことになり、『水を含む⇒乾燥』を繰り返すことでもろくなってしまうのです。

つまり、スレート屋根はコストなどを気にして、適切なタイミングで再塗装などのメンテナンスを行わなければ、本来屋根材が持つ耐用年数よりもかなり早く傷んでしまうことになるのです。メンテナンスを放置してしまうと、最悪の場合、雨漏りを引き起こしてしまい屋根内部まで劣化して、再塗装ではどうすることもできなくなってしまうのです。ここでは、スレート屋根の主なメンテナンス方法をご紹介しておきますので、適切なタイミングでメンテナンスを行うようにしましょう。

  • 寿命を縮めないためは、定期的な「塗装」が必要
    スレート屋根の主なメンテナンスは、再塗装工事です。一般的にですが、10年程度に1度の頻度で再塗装を行うのが推奨されています。ただし、塗装スパンに関しては、使用している塗料によって異なり、7年程度で再塗装が必要になるものもあれば、15年近く持つ塗料も存在します。屋根表面の色あせや艶の減退が見られたら、再塗装のタイミングと考えましょう。定期的に塗装を行うことで、屋根材自身が水をはじくようになりますので、屋根材の寿命を延ばすことになるのです。
  • 屋根材に割れや欠けがあるならカバー工事
    カバー工事は、スレート屋根のリフォーム手法として考案されたメンテナンス方法です。既存屋根はそのままに、上から新たな屋根材を葺いていきますので、撤去工事が無く安価に屋根リフォームが可能です。
    スレート屋根に割れや欠けが多くみられるなど、塗装を行っても意味がない状態になった時がスレート材の寿命です。この状態になると塗装ではメンテナンスができませんので、カバー工事を選択することになります。一般的には、築10年目前後に再塗装をして、築20年を過ぎたあたりなら、再塗装ではなくカバー工事がオススメです。
  • 既に雨漏りしているなら葺き替え工事
    既に雨漏りが発生している屋根であれば、屋根下地まで水が回っていますので、表面的なメンテナンスでは意味がありません。したがって、この場合は安価なカバー工事を選ぶことができないのです。雨漏りが発生している屋根であれば、下地木材や防水シートなどを一新できる葺き替え工事が必要になります。もちろん、工事が複雑になりますので、メンテナンスの中では最も高額になります。

スレート屋根は、上記のどれかの手法でメンテナンスを行います。できるだけ屋根の寿命を延ばしたいと考えているのであれば、定期的にプロの屋根業者に点検をしてもらい、適切なタイミングでメンテナンスをできる体制を作っておくのがオススメです。

大阪府門真市で行った屋根カバー工事をご紹介!

それでは、大阪府門真市で行った屋根カバー工事の流れを、画像とともにご紹介したいと思います。今回の工事は、築20年以上経過した屋根で、既存カラーベストの多くの箇所で割れや欠けが見られたため、再塗装によるメンテナンスでは意味がありませんのでカバー工事をご提案いたしました。このような状態の屋根で再塗装を行ったとしても、数年後には別のメンテナンスが必要になる可能性が高く、長期的な視点でメンテナンスコストを考えた場合には割高になってしまうのです。屋根のメンテナンスは、状況によって必要な手法が異なりますので、その場の安さだけで考えるのではなく、中長期的な視点で考えるのがオススメです。

STEP1施工前

まずは施工前の屋根の状況を見てみましょう。画像から分かるように、屋根表面にコケのような物が生えているなど、塗装の効果がすでになくなっています。表面塗装の効果がなくなってしまうと、屋根材自身が水分を含んでしまうようになり、屋根材の劣化が早くなってしまいます。今回の屋根では、既に割れや欠けが見られたため、再塗装ではなくカバー工事を勧めました。

STEP2棟板金の撤去

既存屋根に施工されている棟板金を撤去していきます。

STEP3ルーフィングの施工

屋根の二次防水を担うルーフィングを施工していきます。屋根は、表面の屋根材で雨漏りを防いでいると考えられがちですが、実は全ての雨水を屋根材が防げるわけではなく、屋根内にも水が浸入するのです。そして、屋根内に侵入した雨水による雨漏りを防ぐため、ルーフィングが施工されます。つまり、ルーフィングは雨漏り防止のためにも、非常に重要な部材という訳です。

STEP4スーパーガルテクトの施工

ルーフィングの施工完了後、新たな屋根材としてスーパーガルテクトを葺いていきます。スーパーガルテクトは非常に軽量な屋根材ですので、カバー工事で二重屋根の状態になっても、耐震性能などに大きな悪影響を与えません。

STEP5屋根カバー工事完了

最後にきちんと雨仕舞を行い、今回のカバー工事は完了です。色あせや艶がなくなり、建物の外観イメージが損なわれていましたが、すっきりと綺麗な屋根がよみがえり、お客様にも大変喜んでいただけました。スーパーガルテクトは、非常に耐久力が高く、再塗装も必要ない屋根材となるため、メンテナンスコストも安くつきます。

まとめ

今回は、大阪府門真市で行った屋根カバー工事の施工事例をご紹介しました。今回工事を行ったお宅は、築20年以上が経過しており、既存屋根のカラーベストは複数個所に割れや欠けが見られる状況でした。スレート屋根は、基本的に20~30年程度が寿命と言われているのですが、これはあくまでも適切なメンテナンスを行っていた場合に限ります。例えば、本来必要なタイミングで再塗装を行っていない…や、板金の不具合を放置している…などと言った場合には、20年も持たずに寿命を迎えてしまうことも考えられるのです。

特に、スレート屋根にとっては表面に施されている塗装が非常に重要で、この塗膜のおかげでさまざまな機能が得られているのです。屋根表面の塗装に関しては、7~10年程度に1度の頻度で再塗装が推奨されているのですが、これも採用している塗料の種類によって異なることを忘れてはいけません。例えば、アクリル塗料と無機系塗料となれば、塗料の耐用年数が倍以上も違ってきますので、ご自宅の屋根に採用している塗料の耐用年数もきちんと押さえておくようにしましょう。

なお、住宅の塗装工事に関しては、外壁でも屋根でも足場が必要になります。したがって、これらを別々のタイミングで行ってしまうと、足場を2回組まなければならなくなりますので、住宅全体のメンテナンスコストが高くなってしまうのです。こういった足場が必要になるメンテナンスに関しては、できるだけひとまとめにしておく方が総額が安くつきますので、その辺りもよく考えてメンテナンスのタイミングを考えると良いでしょう。

ゼファンは、自社職人及び専属外注の職人集団で屋根修理・雨漏り修理を行っているプロ集団です。調査の段階から自社の職人が行いますので、正確に原因を突き止め、屋根に最適な修繕方法をご提案しております。関西一円(大阪・神戸・兵庫・京都・奈良・滋賀)で屋根のお困りごと(屋根修理、雨漏り修理)がございましたらお気軽にご相談ください!
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