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2018.11.27

真冬の屋根や外壁は『凍害』に注意!そのメカニズムをご紹介します!

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こんにちは、屋根修理と外壁修理のプロ集団・ゼファンです。
今回は、これから迎える本格的な冬に向けて、凍えるような寒さによって発生する建物のトラブルについてご紹介していきたいと思います。冬に発生する屋根や外壁のトラブルと言えば、豪雪地帯などで、屋根に大量の雪が積もって、重みに耐えられず屋根が破損してしまう事が思い浮かぶかもしれませんね。しかし、凍えるような寒さの冬は、豪雪地帯など関係なく、非常に恐ろしい建物トラブルがあるのです。
それは『凍害』や『凍て割れ』などと呼ばれる現象なのですが、あまり聞いたことがなく、イメージすらできないという人は多いことでしょう。最初に言っておきますが、この現象は非常に恐ろしいもので、本来100年以上使用しても問題ないような瓦ですらボロボロになってしまい、雨漏りの原因になってしまうことがあるほどの現象なのです。さらにこの『凍害』という現象は、何か衝撃が与えられることによって起きる類のものではないので、知らないうちに劣化が進行してしまい、気付いたときには雨漏りで手遅れ…なんてこともある非常に厄介な現象です。
そこで今回は、寒い冬場には注意しなければならない『凍害』とはどのようなもので、なぜ起こってしまうのかについてご紹介していきたいと思います。

冬場の恐ろしい『凍害』とは?

それではまず、寒い冬に起こる凍害とはどのようなものなのかをご紹介していきましょう。凍害は、凍て割れなどとも呼ばれる現象ですが、その言葉の通り「凍て=凍ってしまう」ことによって瓦の一部が剥離するように割れてしまう現象です。最悪の場合、瓦がボロボロになってしまい、原形をとどめないほど崩れてしまうこともあるのです。
古くなった建物の瓦屋根で、所々かけてしまっている瓦を見かけことがあるという人は少なくないでしょう。これは、土で出来ている瓦の内部に水分が侵入してしまい、それが凍ってしまうことで内部から瓦が崩れていくというのが原因です。もちろん、強風などで何かがぶつかって瓦が割れてしまうこともありますが、本来非常に耐久力が高いはずの瓦が何の衝撃も受けずに、自然と崩れていってしまうのです。もちろんですが、瓦が欠けて屋根に隙間が出来ると、そこから雨水が侵入し、雨漏りの原因になることもあります。また、崩れた瓦が雨樋に落ちて、雨樋の水の流れをせき止めてしまうなど、様々な屋根トラブルが発生する可能性があるのです。

POINT凍害は屋根だけではなく外壁でも発生する

凍害については、瓦屋根がボロボロになる現象と紹介されることも多いですが、現在、外壁材の主流である窯業系サイディングも凍害で被害を受けることが多いので注意が必要です。
特に窓枠などのサッシ周りやシーリングの隙間など、外壁材に発生しているひび割れから水が侵入し、ボードが湿った状態になることによって、寒い冬場に外壁で凍害が発生するのです。外壁に凍害が発生した場合、外壁材の一部が崩れ落ちてしまうなど、非常深刻な問題が発生する恐れがあります。このような現象が起こる理由は、ほとんどの場合、外壁材の経年劣化が原因となっていますので、一度業者さんに点検してもらうことをオススメします。

凍害が発生するのはなぜ?

屋根や外壁で凍害が起こった場合の被害については、ある程度分かっていただけましたね。凍害は、屋根にしろ、外壁にしろ、雨漏りの発生原因となる非常に厄介な現象ですので、出来るだけ凍害が起こらないように点検・メンテナンスを欠かさないようにしましょう。
それでは、凍害が発生してしまうメカニズムとはどのようなものなのでしょう。原理的にはそこまで難しい話ではありませんので、この機会に覚えておきましょう。

POINT01凍害のメカニズム

それでは瓦屋根における凍害のメカニズムを簡単にご紹介しましょう。前述しましたが、日本国内で古くから使用されている瓦は、土を使って作られています。もちろん、耐久力を持たせるために焼き固めているのですが、経年劣化によって瓦内部に水分を含みやすくなってしまうのです。
そして、寒い冬場になると、瓦内部に含まれていた水分は当然のごとく凍ってしまいます。理科の授業を思い出していただければわかりますが、水分は凍ると体積が膨張しますので、外側に向けて力が作用します。そして、冬場には瓦内部の水分が『凍る→溶解する』を繰り返すため、瓦の組織が体積の変化に耐えられず、最終的に割れてしまうという事になるのです。
このメカニズムは、窯業サイディングなどの外壁材でも同様で、外壁材内部に含まれている水分が凍結と溶解を繰り返し、外壁材の組織をボロボロにしてしまうのです。

POINT01凍害が起こるのは極寒地域だけではない!

ここまで見ていただければ、凍害が建物にとってどれほど恐ろしいものなのかはわかっていただけたと思います。しかし、よくある勘違いで「どうせ北海道などの極寒地域に起こるものでしょ。」などと言ったものがあります。寒さが関係するものですので、雪国特有のトラブルだと考えがちなのも分かりますが、実際にはそうではありません。
凍害は、上述したように瓦や外壁内部の水分が凍結することによって起こるものですので、雪国かどうかは関係ないのです。凍害は、日照時間や建物の立地、日陰部分になることが多く、水分が乾きにくい場所といった条件であれば、どこにでも起こりえるものだと思っておいて下さい。実際に、比較的に寒さが控えめな大阪でも凍害はよく起こりますし、さらに南の九州などでも普通に発生するものなのです。

定期的な点検とメンテナンスが重要!

今回は、寒い冬場に発生する建物のトラブルである『凍害』について、凍害のメカニズムや凍害による被害をご紹介してきました。上述したように、凍害は、雪国のような極寒地域だけで発生するものではなく、日本全国どこでも起こりえるものだと考えていた方が良いです。特に屋根に起こる凍害は、普段あまり屋根に目を向けることがありませんので、雨漏りが発生して初めて瓦がボロボロになっていることに気付くという事も少なくないのです。
基本的に凍害というものは、瓦や外壁材の経年劣化が進み、内部に水を含みやすい状態になっていることで発生するものですので、しっかりと点検を行い、悪くなっている部分は補修するなどとすれば未然に防ぐことも可能でしょう。一度凍害が発生し、雨漏りまで進行してしまうと、まったく関係のない部分まで水が回り、余計な修繕費用が必要になることも珍しくありません。建物は、定期的に点検を行い、計画的にメンテナンスを進めていくことで、結果的に最も低コストで、建物の維持が可能になるものだと思っておいた方が良いですよ!

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