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2019.05.16

自然災害後に注意しておきたいこと。一見、問題なさそうでも意外なところで劣化が進んでいるかも!

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こんにちは、屋根修理と外壁修理のプロ集団・ゼファンです。
今回は、地震や台風など、自然災害が過ぎ去った後に注意しておきたいポイントをご紹介していきたいと思います。昨年、ゼファンのある関西地方では、6月の大阪北部地震、夏から秋にかけて襲来した巨大台風によってさまざまな住宅被害が発生しました。わかりやすい例であれば、屋根に施工されている瓦が崩れてしまい落下してしまうことや、棟板金が一部または全部吹き飛ばされる、雨樋が外れてしまうなど、目に見える被害も多く、早急に修理する必要がある建物が非常に多かったですね。
しかし、上述のように、誰が見ても修理が必要と判断できる被害が建物に出れば、すぐに専門業者に依頼するものですが、一般の方が見ただけでは不具合が出ていると判断できない被害も少なくないというのはご存知でしょうか?特に、屋根に発生する自然災害による被害は、下から見たのでは判断しづらく、しばらく放置していたら雨漏りし始めた…なんてことが少なくないのです。さらにこういった目に見えない被害は、知らないうちに関係のない部位にまで被害をひろげてしまう可能性もあるため、非常に恐ろしいものなのです。
そこで今回は、自然災害後に、目に見える建物の被害が出ていない場合でも、実は注意しておきたい劣化ポイントをまとめてご紹介します。また、それにあわせて「不具合が出ている!」と判断するためのチェックポイントも紹介しますので、ぜひ覚えておきましょう!

自然災害で多い屋根被害について

日本国内は古くから地震や台風などの自然災害が非常に多い国として有名です。特に近年では、南海トラフ地震など、マグニチュード8クラスの超巨大地震の発生が迫っているとも言われており、できるだけ耐震性を高めるための建物づくりを進めているという人が多いのではないでしょうか?
しかし、どれだけ入念に地震や台風への対策を考えていたとしても、屋根や外壁に小さな経年劣化があった場合、完全に建物への被害を防ぐことは難しいものです。ここでは、建物の部位の中でも、地震や台風によって被害が発生しやすいと言われる部分をご紹介しますので、最低でも以下のポイントぐらいは定期的にチェックしましょう。

  • 瓦屋根の棟部分
    瓦屋根の頂上部分には棟と呼ばれる部位があります。これは、日本建築特有の飾りの意味もあるのでしょうが、屋根の機能的には瓦を固定することや、頂上の隙間を塞ぐのが目的です。
    屋根の中でも棟部分は、最も高所に位置しますので、強風や地震の揺れで崩れてしまう危険が高い場所です。したがって、棟に歪みが出ていないか?固定のための漆喰が劣化していないか?などを小まめにチェックするようにしましょう。
  • スレート、金属屋根の棟板金
    スレート屋根や金属屋根には、棟板金が設置されています。この棟板金は、経年劣化で固定が緩み、屋根と板金の間に隙間ができることがあります。ここに、台風などの強風を受けた場合、意外と簡単に吹き飛ばされてしまうので、釘の緩みが無いかなど定期的に確認しましょう。
  • 屋根材のズレ、割れ
    築年数の経過した瓦屋根では、屋根土の上に瓦を並べているだけという施工方法が取られています。したがって、屋根材にズレや割れがある場合、固定力が緩んでいますので、強風や地震の揺れで落下・飛散してしまう被害が出やすいです。定期的に、屋根材に歪みが出ていないかなど確認しましょう。

目に見えない自然災害による被害について

それでは、ここから、一見、問題なさそうに見える自然災害による不具合をご紹介します。上述したような被害が出ていれば、すぐに屋根業者に連絡できますが、実は目に見えない部分で劣化が進行していることがあるのです。

CACE1漆喰が外れかけている

地震などの揺れの影響で、漆喰に亀裂が入り、外れかけている可能性があります。この場合、屋根材の固定も緩みますし、その後の地震や台風で大きな被害に発展しやすいです。
屋根の上に、漆喰のかけらが少しでも落ちている、地面に漆喰の粉のようなものが落ちている、屋根に近い2階の部屋などで湿度が高くなった気がする…などを感じた場合は、一度専門業者に点検してもらうのがオススメです。

CACE2雨樋に不具合が出ている

雨樋も自然災害で目に見えない被害が出ている可能性があります。例えば、強風によって傾斜がズレている、一部だけズレて雨樋に隙間ができているという場合は、普段の生活の中でなかなか気付くこともできません。雨樋の小さな不具合に関しては、雨の日に家の周りをまわってみて、きちんと屋根に落ちた水が排水されているか確認するようにしましょう。

CACE3棟が歪んでしまっている

棟部分は、上述の通り、自然災害による被害が非常に多い部分です。特に、目に見えて崩れてしまう以外にも、不具合が生じる可能性がありますので注意が必要です。例えば、棟瓦が上から見た場合、蛇行しているという被害は、下から屋根を見たのではなかなか気付くことはできませんよね。こういった被害が出てしまっている場合、屋根全体に歪みが出ている証拠ですので、本来早急に修理が必要です。したがって、築年数が経過した瓦屋根の家に住んでいる場合は、自然災害後、念のために専門業者に点検してもらうようにするのがオススメです。

CACE4外壁に小さなクラックが入る

これは、地震発生後に多いのですが、外壁に小さな亀裂が入るという劣化です。もちろん、外壁に隙間ができているということですので、外壁からの雨漏りの危険性があります。
地震発生後には、目に見えるような大きな亀裂だけでなく、一見問題なさそうな小さな亀裂がたくさん入ることがあります。その場合、建物の構造自体が歪んでしまっている可能性があり、非常に危険ですので、できるだけ早く専門業者に見てもらうのがオススメですよ!

自然災害後には、小さな劣化が無いかきちんと確認しましょう!

今回は、地震や台風などの自然災害後に、一見、目に見える被害が建物に出ていない場合でも、注意しておきたい劣化ポイントについてご紹介してきました。本稿でもご紹介しましたが、台風や地震などといった自然災害は、屋根や外壁など、建物にさまざまな被害をもたらす非常に恐ろしいものです。皆さんの中にも、こういった自然災害で被害が出ないように、普段から何らかの対策を進めているという人も多いのではないでしょうか?
一般的に、台風や地震などによる被害は、瓦屋根に集中しがちで、棟瓦が崩れる、屋根材が落下するなど、誰が見ても被害が出ているとわかるものが多いと考えられがちです。しかし、実は、地震や台風の後には、一見何の問題も出ていないように見えて、実は不具合が進行しているということがあります。こういった目に見えない劣化は、ほとんどの場合放置されてしまいますので、気付いたときには、取り返しがつかないほど劣化が進行してしまっているということがあります。
したがって、地震や台風の後には、目に見える被害がない場合でも、念のため上述したようなポイントを自分で確認し、少しでも不具合が見られたらすぐに専門業者に点検してもらうようにしましょう。結果的に、その行動が建物の致命的な劣化を防ぎ、最も安価にメンテナンスを進めることにつながると思いますよ!

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