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【大阪府摂津市】パミール屋根をディプロマットで屋根カバー工法|軽量・高耐久で安心の屋根リフォーム施工事例

BEFORE

AFTER

施工データ

・工事概要  屋根重ね葺き工事 (ディプロマット)
・施工費用  60万円(税込)
・施工面積  40㎡
・屋根の形  切妻
・工期    1日
・施工時期  2024年1月23日~1月29日 (足場工事含む)

スタッフコメント

今回ご紹介する施工事例は、大阪府摂津市でおこなったディーズルーフィング ディプロマットによる屋根カバー工法です。

株式会社ゼファンが施工していた現場のお向かいにお住まいのお客様から、屋根が古くなってきたので一度見てほしいとお声掛けいただき、現地調査をおこないました。

屋根を確認したところ、既存屋根材にはニチハのパミールが使用されていました。

パミールは築年数の経過とともに屋根材の表面が層状に剥がれてくる症状が見られることがあり、一般的なスレート屋根と同じように塗装だけでメンテナンスすることが難しい屋根材です。

今回の住宅では雨漏りは発生していませんでした。

そのため雨漏りが発生してから補修するのではなく、既存屋根を残した状態で新しい防水シートと屋根材を施工する屋根カバー工法をご提案しました。

新しい屋根材にはディーズルーフィングのディプロマットを採用。

カラーはオニキスです。

屋根形状が比較的シンプルだったこともあり、屋根部分の施工は1日で完了しました。

【施工内容】

施工地域 大阪府摂津市

工事内容 屋根重ね葺き工事

工法 屋根カバー工法

既存屋根材 ニチハ パミール

新設屋根材 ディーズルーフィング ディプロマット

カラー オニキス

既存棟板金撤去

ゴムアスファルトルーフィング

平板スレート改修用スターター

ケラバカバー

棟板金

棟下地 樹脂製下地材

屋根工事期間 1日

■近隣での屋根工事をきっかけにお問い合わせ

今回のお客様は、株式会社ゼファンが施工していた現場のお向かいにお住まいでした。

実際の屋根工事をご覧になり、ご自宅の屋根も古くなってきたので一度点検してほしいとお声掛けいただいたことが今回の工事のきっかけです。

屋根は地上からでは細かな劣化状態を確認することが難しく、見た目には大きな問題がないように見えても、使用されている屋根材によって適したメンテナンス方法が異なります。

今回も現地調査によって、既存屋根がニチハのパミールであることを確認しました。

■既存屋根材はニチハのパミール

パミールは、かつてニチハから販売されていたスレート系の屋根材です。

パミールで特に注意したいのが、築年数の経過によって屋根材そのものに層状の剥離が発生することです。

表面から薄い層が少しずつ剥がれていくため、その見た目からミルフィーユ状の剥離と表現されることもあります。

一般的なスレート屋根では、屋根材自体の状態に問題がなければ塗装によるメンテナンスを検討できる場合があります。

しかしパミールは表面の塗膜だけが劣化しているのではなく、屋根材そのものに剥離が発生することがあるため、状態によっては塗装によるメンテナンスが適していません。

■パミールに屋根塗装が適さない理由

屋根塗装は既存屋根材の表面へ新しい塗膜を形成し、屋根材の表面を保護する工事です。

そのため塗装するための既存屋根材そのものが健全であることが重要です。

パミールのように屋根材自体が層状に剥離している場合、その上から塗装しても屋根材そのものの剥離を元に戻すことはできません。

塗料の性能が悪いということではなく、そもそも劣化している部分が塗膜だけではないことが問題です。

屋根材の種類を確認せず、すべてのスレート屋根へ同じように塗装を提案するのではなく、まず何という屋根材が使用されているのかを確認することが大切です。

■パミールの改修方法

パミール屋根の改修では、屋根の状態に応じて屋根カバー工法または屋根葺き替え工事を検討します。

屋根カバー工法は既存パミールを残し、その上から新しい防水シートと屋根材を施工する方法です。

屋根葺き替え工事では既存パミールを撤去し、必要に応じて屋根下地を補修してから新しい防水シートと屋根材を施工します。

どちらが適しているかは、既存屋根や下地の状態、雨漏りの有無などによって変わります。

今回の住宅では雨漏りが発生していなかったため、既存屋根を活かしたカバー工法で改修しました。

■雨漏りする前に屋根全体を改修

今回のお客様宅では、現地調査の時点で雨漏りは発生していませんでした。

屋根工事は雨漏りが発生してからおこなうものと思われがちですが、雨漏りする前に屋根材の種類や劣化状態を確認し、適切なタイミングで改修する方法もあります。

雨漏りが発生して屋根下地まで大きく傷んでしまうと、カバー工法ではなく既存屋根を撤去する葺き替え工事が必要になるケースもあります。

今回はパミールの特徴と今後のメンテナンスを考え、雨漏りが発生する前に屋根全体をカバー工法で改修することになりました。

■屋根カバー工法とは

屋根カバー工法とは、既存屋根材を撤去せず、その上から新しい屋根を形成する工事です。

今回の場合は既存パミールを残し、その上から新しい防水シートとディプロマットを施工しました。

既存屋根材を全面撤去する葺き替え工事と比較すると、屋根材の撤去や処分を抑えられることが特徴です。

そのため既存屋根や下地の状態など施工条件が合えば、工期や廃材を抑えながら屋根全体を新しくすることができます。

ただし既存下地に大きな劣化がある場合や雨漏りの状態によっては、カバー工法ではなく葺き替え工事が適している場合もあります。

■ディーズルーフィング ディプロマットを採用

今回新しく施工した屋根材は、ディーズルーフィングのディプロマットです。

カラーはオニキスを採用しました。

ディプロマットは金属鋼板を基材とし、表面に自然石粒を施した軽量な屋根材です。

一般的な平滑な金属屋根とは異なり、表面の自然石粒によって独特の質感があります。

オニキスは落ち着いた色合いで、屋根全体を引き締めながら自然石粒による立体感を感じられる仕上がりとなりました。

■約7kg毎㎡の軽量な屋根材

ディプロマットの重量は1㎡あたり約7kgと軽量です。

屋根カバー工法では既存パミールを残した状態で新しい屋根材を追加するため、新設する屋根材の重量も重要になります。

軽量なディプロマットを使用することで、カバー工法による屋根重量の増加を抑えることができます。

また屋根重量は建物の耐震性を考えるうえでもひとつの要素です。

ただしディプロマットへ変更するだけで住宅全体の耐震性能が決まるものではありません。

建物の耐震性は基礎、壁量、構造なども含めて総合的に考える必要があります。

■自然石粒で仕上げられた金属屋根

ディプロマットの特徴のひとつが、表面の自然石粒です。

一般的な金属屋根は表面が平滑ですが、ディプロマットは石粒による凹凸と質感があります。

金属屋根特有の光沢が抑えられ、落ち着いた外観になることが特徴です。

屋根カバー工法では性能だけでなく、完成後に住宅の印象がどのように変わるのかも屋根材選びの重要なポイントです。

今回のオニキスは住宅全体にも合わせやすく、重厚感のある屋根に仕上がりました。

■金属屋根の雨音が気になる方へ

金属屋根を検討されている方から、雨音についてご相談をいただくことがあります。

ディプロマットは表面に自然石粒が施されているため、雨粒が表面へ当たった際の音を分散する方向に働きます。

また今回は既存パミールを撤去しないカバー工法のため、既存屋根材も残ります。

実際に室内で感じる雨音は、屋根下地、断熱材、天井、建物構造などによって変わりますが、表面が平滑な金属板とは構造が異なる屋根材です。

■ディプロマットと断熱性

ディプロマットは断熱材一体型の屋根材ではありません。

そのため断熱材が一体となった金属屋根とは構造が異なります。

一方、自然石粒の表面や屋根材の構造によって、平滑な金属屋根とは熱の伝わり方に違いがあります。

また今回のようなカバー工法では既存屋根を残した状態で新しい屋根を形成します。

室内の暑さについては屋根材だけではなく、屋根色、日射条件、小屋裏換気、天井断熱などによって大きく変わります。

そのためディプロマットを施工すれば室温が必ず一定量下がるというものではありませんが、屋根リフォーム時に暑さ対策を考える場合には屋根全体の構成を確認することが重要です。

■既存棟板金を撤去

屋根カバー工法では、最初に既存の棟板金を撤去しました。

既存屋根の上に新しい屋根を形成するため、新しい屋根材の施工に支障となる部分を取り外していきます。

パミール本体は撤去せず既存屋根として残し、その上から新しい防水層を形成しました。

■ゴムアスファルトルーフィングを施工

既存パミールの上にはゴムアスファルトルーフィングを施工しました。

ルーフィングは新しい屋根材の下に施工する二次防水です。

完成するとディプロマットの下に隠れてしまうため見えなくなりますが、屋根の防水性能を考えるうえで非常に重要です。

屋根表面のディプロマットで雨水を排出し、その内側へ入り込んだ水から既存屋根や下地を守る役割を担います。

■改修用スターターとケラバカバーを施工

ルーフィング施工後には、軒先へ平板スレート改修用スターターを施工しました。

屋根端部となるケラバにはケラバカバーを施工しています。

屋根カバー工法では広い屋根面だけでなく、軒先、ケラバ、棟などの端部を新しい屋根材に合わせて施工する必要があります。

雨水や風の影響を受ける部分だからこそ、それぞれの役物を適切に施工することが重要です。

■ディプロマット本体を施工

各役物を施工したあと、ディプロマット本体を施工しました。

屋根材はオニキスです。

今回は比較的シンプルな屋根形状だったため、屋根工事は1日で完成しました。

屋根カバー工法は既存屋根材を全面撤去する必要がないため、施工条件によっては葺き替え工事と比較して工期を短縮できます。

ただし施工日数は屋根面積、形状、勾配、棟や谷の長さ、天候、材料搬入条件などによって異なります。

すべての屋根が1日で施工できるわけではありません。

■棟下地には樹脂製下地材を使用

屋根の頂上となる棟部分には新しい棟板金を施工しました。

棟板金を固定する下地には樹脂製下地材を使用しています。

棟は屋根の中でも雨風の影響を受けやすい部分です。

木製の下地材は長期間湿気などの影響を受けることで劣化する場合があります。

樹脂製下地材は木材と比較して水分による腐食を受けにくいため、棟板金を固定する下地として耐久性に配慮した施工となります。

■屋根カバー工法を1日で施工

今回の大阪府摂津市の屋根工事は、屋根形状が比較的シンプルだったため1日で施工することができました。

既存棟板金の撤去から始まり、ゴムアスファルトルーフィング、改修用スターター、ケラバカバー、ディプロマット本体、棟部分まで施工しています。

短期間で施工できることは、お客様の生活への影響を抑えられるというメリットがあります。

ただし工期を短くすること自体が目的ではありません。

必要な防水処理や固定を確実におこなったうえで、屋根形状や施工条件に応じて効率よく工事を進めることが大切です。

■パミールを塗装する前に屋根材の確認を

築年数が経過したスレート屋根だからといって、すべて同じメンテナンス方法が適しているわけではありません。

特にパミールの場合は、屋根材そのものに層状剥離が発生することがあるため注意が必要です。

表面を塗装して一時的にきれいになったとしても、屋根材そのものの剥離を塗装によって元に戻すことはできません。

そのため屋根塗装を検討している場合でも、まず既存屋根材の商品や状態を確認することが重要です。

パミールなのか一般的なスレート屋根なのかによって、適した改修方法が大きく変わる場合があります。

パミールなら必ずカバー工法というわけではありません

パミールの改修ではカバー工法が有力な選択肢ですが、すべての住宅でカバー工法が最適とは限りません。

雨漏りによって下地が傷んでいる場合や、既存屋根を撤去して下地から確認する必要がある場合には葺き替え工事を検討します。

今回の住宅では雨漏りが発生しておらず、既存屋根を残して改修できる条件だったためカバー工法を採用しました。

大切なのはパミールだから一律に工法を決めるのではなく、現地で屋根の状態を確認したうえで判断することです。

※大阪府摂津市でパミール屋根の改修をご検討の方へ

今回の大阪府摂津市の施工では、既存屋根がニチハのパミールであることを現地調査で確認しました。

雨漏りは発生していませんでしたが、パミールは屋根材そのものに層状剥離が発生することがあるため、塗装ではなく屋根カバー工法で改修しました。

新しい屋根材にはディーズルーフィング ディプロマットを採用し、カラーはオニキスです。

既存棟板金を撤去したあと、既存パミールの上からゴムアスファルトルーフィング、平板スレート改修用スターター、ケラバカバー、ディプロマット本体、樹脂製下地材と棟板金を施工しました。

今回は比較的シンプルな屋根形状だったため、屋根部分は1日で完成しています。

パミールは見た目だけでは一般的なスレート屋根との違いが分かりにくい場合があります。

屋根塗装を検討していたものの既存屋根がパミールだった、屋根表面が何層にも剥がれている、塗装とカバー工法のどちらが適しているのか分からないという場合には、まず既存屋根材を確認することが重要です。

株式会社ゼファンでは大阪府摂津市で、パミールの屋根カバー工法をはじめ、ディプロマット、スーパーガルテクトなどを使用した屋根カバー工法、屋根葺き替え工事、雨漏り修理などに対応しています。

パミール屋根を塗装してよいのか分からない、ディプロマットで屋根を改修したい、現在雨漏りはしていないが今後のために屋根をリフォームしたいという方は、屋根工事専門店の株式会社ゼファンまでご相談ください。

この度は株式会社ゼファンへディプロマットによる屋根カバー工法をご依頼いただき、誠にありがとうございました。

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