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【京都府京都市】スーパーガルテクトで屋根カバー工法|58㎡のスレート屋根を重ね葺き

BEFORE

AFTER

施工データ

・工事概要  屋根重ね葺き工事 (カバー工法) スーパーガルテクト
・施工費用  80万円(税込)
・施工面積  58㎡
・屋根の形  切妻
・工期    1日(屋根工事)
・施工時期  2025年8月18日~2025年8月23日(足場工事含む)

スタッフコメント

今回ご紹介する施工事例は、京都府京都市でおこなった屋根重ね葺き工事です。

新しい屋根材にはアイジー工業のスーパーガルテクトを採用し、カラーはシェイドブラウンをお選びいただきました。

今回のお客様とのご縁は、京都市内で別の屋根工事をおこなっていた際に始まりました。

工事前の近隣挨拶でお伺いした際に屋根についてご相談をいただき、その後、現在の屋根の状態や今後のメンテナンスについてお話をお聞きしました。

現地で屋根を確認し、お客様のご希望も踏まえたうえで、既存屋根を撤去せず上から新しい金属屋根を施工する屋根カバー工法をご提案しました。

今回の施工面積は58㎡です。

既存屋根を残したまま、その上へ新しい防水シートとスーパーガルテクトを施工し、軒先、ケラバ、谷、棟、下屋の壁際まで新しい屋根に合わせて改修しています。

【施工内容】

屋根重ね葺き工事

新設屋根材 アイジー工業 スーパーガルテクト

カラー シェイドブラウン

施工面積 58㎡

ゴムアスファルトルーフィング 58㎡

改修用唐草SB 13m

改修用ケラバ水切り100 25m

谷樋DⅡ 改修用谷止縁 3m

棟最上段立ち上げ15mm 7m

防水シーラー15mm×15mm 10m

棟板金 7m

棟下地 樹脂製材木

換気棟L 1箇所

下屋壁際雨押え板金 一式

正面足場工事

■京都市内での近隣挨拶から工事のご相談

今回のお客様は、株式会社ゼファンが京都市内で別の工事をおこなっていた際、近隣挨拶でお伺いしたことをきっかけに屋根工事をご依頼くださいました。

屋根工事では工事車両の出入りや足場設置、材料搬入などがあるため、着工前に周辺住宅へご挨拶をおこなうことがあります。

今回もその際に屋根についてご相談をいただきました。

近隣で実際に工事をしている職人や施工状況を見ていただけることは、お客様にとっても施工会社を判断するひとつの材料になります。

その後、屋根の状態を確認し、現在必要なメンテナンス方法についてご説明しました。

■既存屋根を活かした屋根カバー工法

今回採用したのは屋根カバー工法です。

屋根カバー工法とは、既存のスレート屋根などを基本的に撤去せず、その上から新しい防水シートと金属屋根材を施工する方法です。

既存屋根をすべて撤去する葺き替え工事と比べると、解体作業や廃材の量を抑えやすいことが特徴です。

また既存屋根を残した状態で施工できるため、工事中も屋根を大きく開口することなく作業を進めることができます。

ただし、どの屋根でもカバー工法ができるわけではありません。

雨漏りによって屋根下地が大きく腐食している場合や、既存屋根の状態によっては葺き替え工事の方が適していることがあります。

そのため施工方法を決める前に、既存屋根の状態を確認することが重要です。

■既存棟板金を撤去

屋根カバー工法では既存屋根本体を残しますが、新しい屋根材の施工に干渉する既存棟板金は撤去します。

今回も既存棟板金を解体し、周辺を清掃したうえで処分しました。

棟部分は屋根面と屋根面が接する場所で、風の影響を受けやすい部分でもあります。

古い棟板金を残したまま新しい屋根を施工するのではなく、新しいスーパーガルテクトに合わせて棟部分をつくり直しました。

■ゴムアスファルトルーフィングを58㎡施工

既存屋根の上にはゴムアスファルトルーフィングを58㎡施工しました。

ルーフィングは新しい屋根材の下に施工する二次防水層です。

通常の雨水はスーパーガルテクトの表面を流れて軒先へ排水されます。

しかし台風や横殴りの雨などでは屋根材の接合部分から少量の雨水が入り込む可能性があります。

そのような場合に建物内部への雨水浸入を防ぐ役割を持つのがルーフィングです。

屋根カバー工法では屋根材だけを新しくするのではなく、新しい防水層も全面的に追加します。

完成すると見えなくなる部分ですが、屋根の防水性を考えるうえで非常に重要な工程です。

■改修用唐草SBを13m施工

屋根の軒先には改修用唐草SBを13m施工しました。

軒先は屋根面を流れてきた雨水を雨樋へ排出する部分です。

既存屋根を残して新しい屋根を重ねるカバー工法では、屋根全体の厚みが増えるため、新しい屋根に合わせた改修用役物を使用します。

軒先から雨水が屋根内部へ回り込まないよう、新しいスーパーガルテクトに合わせて納めました。

■改修用ケラバ水切りを25m施工

屋根の側面には改修用ケラバ水切り100を25m施工しました。

ケラバは屋根の端部となるため、横方向から吹き付ける雨風の影響を受けやすい場所です。

屋根材の端部から雨水が入り込まないよう、専用の水切り板金を施工します。

屋根カバー工法では既存屋根の厚みを考慮しながら新しい役物を取り付ける必要があります。

広い屋根面だけをきれいに葺くのではなく、軒先やケラバなど端部の納まりが重要です。

■谷樋DⅡを3m施工

今回の屋根には谷部分があり、谷樋DⅡと改修用谷止縁を3m施工しました。

谷は複数の屋根面から流れてきた雨水が集中する場所です。

屋根の中でも特に雨水量が多くなるため、谷板金の施工精度が非常に重要です。

新しいスーパーガルテクトの形状に合わせて谷部分を施工し、雨水をスムーズに排出できるようにしています。

屋根カバー工法では既存屋根を覆うだけではなく、こうした谷や壁際など雨漏りしやすい部分を新しい屋根仕様に合わせて改修することが重要です。

■スーパーガルテクトを58㎡施工

防水シートと各種板金役物を施工した後、スーパーガルテクト本体を58㎡施工しました。

カラーはシェイドブラウンです。

スーパーガルテクトは金属板と断熱材を一体化した軽量な金属屋根材です。

1㎡あたりの重量は約5kgで、一般的なスレート屋根の約4分の1、和瓦の約10分の1程度と軽量です。

屋根カバー工法では既存屋根を残した上に新しい屋根を追加するため、新設する屋根材の重量は重要なポイントになります。

軽量なスーパーガルテクトを使用することで、建物へ加わる重量をできるだけ抑えながら屋根全体を新しくできます。

住宅の耐震性能は屋根だけで決まるものではありませんが、建物上部の重量を抑えることは地震時の負担を小さくする方向に働きます。

■断熱材一体型の金属屋根

スーパーガルテクトは金属板だけの屋根材ではなく、裏面に断熱材が一体化されています。

金属屋根というと夏場の暑さを心配される方もいらっしゃいますが、スーパーガルテクトは断熱性にも配慮された構造です。

また軽量性だけではなく、耐風性能、防火性能、水密性能なども考慮されています。

屋根カバー工法では既存屋根と新しい屋根が重なるため、屋根全体が二重の構造になります。

そのうえで断熱材一体型の金属屋根を施工するため、今後長く使用する屋根材としてスーパーガルテクトをご提案しました。

■棟最上段を15mm立ち上げ

棟部分では、スーパーガルテクトの最上段を15mm立ち上げて施工しました。

棟は左右の屋根面が接する場所であり、雨水が吹き込みやすい部分のひとつです。

棟板金をかぶせるだけではなく、その下にある屋根材自体を立ち上げることで、万が一棟板金内部へ雨水が入り込んだ場合にも屋根材裏側へ流れ込みにくい納まりにしています。

完成後には棟板金に隠れて見えなくなりますが、こうした細かな施工が屋根の雨仕舞いでは重要です。

■防水シーラーを10m施工

棟の両側や雨押え部分には15mm×15mmの防水シーラーを合計10m施工しました。

防水シーラーは板金と屋根材の隙間から雨水や風が入り込むことを抑えるために使用します。

屋根は強風時に下から雨水が吹き上げることがあります。

そのため上から流れる雨だけではなく、横や下から吹き込む雨も想定して施工する必要があります。

特に棟や壁際は屋根の中でも雨仕舞いが重要な場所です。

■棟板金の下地には樹脂製材木を使用

棟板金は7m施工し、下地には樹脂製材木を使用しました。

棟板金は台風や強風の影響を受けやすいため、板金本体だけでなく固定する下地の状態が重要です。

従来の木材下地は長期間湿気の影響を受けることで腐食する可能性があります。

樹脂製下地材は腐食しにくいため、新しい棟板金の固定下地として使用しています。

屋根材だけを新しくしても、棟下地が古いままでは屋根全体を新しくしたとは言えません。

カバー工法でも棟部分は新しい屋根に合わせてつくり直します。

■換気棟Lを1箇所設置

今回の屋根では換気棟Lを1箇所施工しました。

換気棟は屋根裏にたまった熱気や湿気を屋外へ排出するための部材です。

暖かい空気は上へ上昇するため、屋根の最も高い位置となる棟部分に換気口を設けることで自然な空気の流れを利用できます。

屋根裏の湿気を排出しやすくすることは、結露対策や屋根下地を長く維持するうえでも重要です。

ただし換気棟の効果を十分に発揮するためには、建物側の吸気経路など住宅全体の換気構造も関係します。

今回は既存屋根を活かして新しい屋根を施工するタイミングで、換気棟も新しく設置しました。

■下屋の壁際も雨押え板金で改修

下屋部分では外壁と屋根が接する壁際に雨押え板金を施工しました。

シリコン施工まで含めて一式で仕上げています。

壁際は外壁を伝って流れてくる雨水と屋根面を流れる雨水が重なるため、雨漏りの原因になりやすい場所です。

屋根カバー工法では屋根面が既存状態より高くなるため、既存の壁際板金をそのまま利用できない場合があります。

新しい屋根の高さに合わせて雨押え板金を施工し、外壁との取り合いを防水処理しました。

屋根の平面部分だけではなく、こうした壁際の納まりを新しい屋根に合わせてつくり直すことが大切です。

■正面足場を設置

今回の工事では正面部分に足場を設置しました。

飛散防止用のメッシュシートも含めて施工しています。

屋根工事では職人が安全に昇降できる環境を確保することが重要です。

また屋根材や板金役物を運搬する際にも、安定した足場があることで安全かつ確実に施工できます。

建物全周ではなく、今回必要な施工範囲に合わせた足場計画としました。

■屋根塗装とカバー工法の違い

スレート屋根のリフォームでは、屋根塗装とカバー工法のどちらを選べば良いのかご相談いただくことがあります。

屋根塗装は既存屋根材の表面を塗り替える工事です。

屋根材そのものに大きな割れや反りがなく、表面塗膜の劣化が中心であれば塗装でメンテナンスできる場合があります。

費用を抑えやすいこともメリットです。

一方で塗装をしても、既存屋根材そのものの強度が元に戻るわけではありません。

屋根材の劣化が進んでいる場合や、今後長期間使用することを考える場合には、金属屋根を重ねるカバー工法が適していることがあります。

今回のお客様には現在の屋根状態とご要望を踏まえ、スーパーガルテクトによる屋根カバー工法をご提案しました。

■カバー工法と葺き替え工事の違い

屋根を新しくする方法にはカバー工法と葺き替え工事があります。

カバー工法は既存屋根を残して新しい屋根材を重ねる方法です。

既存屋根の撤去量を抑えられるため、葺き替えと比較すると廃材や解体費を抑えやすいことがメリットです。

一方で葺き替え工事は既存屋根材をすべて撤去し、防水シートや必要に応じて木下地まで新しくする工事です。

雨漏りによって下地が広範囲に腐食している場合には、カバー工法ではなく葺き替えが必要になることがあります。

工事費用だけを比較して方法を選ぶのではなく、現在の屋根状態に合った方法を選ぶことが重要です。

今回のようにカバー工法で対応できる状態であれば、既存屋根を活かして新しい防水層と屋根材を施工することができます。

【御見積り内容】

屋根カバー工事

既存棟板金解体、清掃、処分 一式

ゴムアスファルトルーフィング施工 58㎡

改修用唐草SB 13m

改修用ケラバ水切り100 25m

谷樋DⅡ 改修用谷止縁 3m

スーパーガルテクト本体施工 58㎡

棟最上段立ち上げ15mm 7m

防水シーラー15mm×15mm 棟両側、雨押え部 10m

棟板金 樹脂製下地 7m

換気棟L 1箇所

下屋壁際雨押え板金 シリコン施工含む 一式

正面足場工事

飛散防止メッシュシート込み 一式

諸経費、現場管理費 一式

※京都府京都市で屋根カバー工法をご検討の方へ

今回の京都府京都市の住宅では、既存屋根を活かしながら新しい屋根へ改修するスーパーガルテクトの屋根カバー工法を施工しました。

屋根面積は58㎡です。

既存棟板金を撤去した後、ゴムアスファルトルーフィングを全面に施工し、その上からアイジー工業のスーパーガルテクトを施工しました。

カラーはシェイドブラウンです。

軒先には改修用唐草SB、ケラバには改修用ケラバ水切り100を施工し、谷部分には谷樋DⅡを使用しています。

棟部分では屋根材最上段を15mm立ち上げ、防水シーラー、樹脂製下地、棟板金を組み合わせて施工しました。

さらに換気棟Lを1箇所設置し、下屋の壁際についても新しい屋根の高さに合わせて雨押え板金とシリコンで仕上げています。

屋根カバー工法は、単純に既存屋根の上へ金属屋根を重ねれば良い工事ではありません。

軒先、ケラバ、谷、棟、壁際など、それぞれの部分で新しい屋根に合わせた雨仕舞いをつくる必要があります。

株式会社ゼファンでは京都府京都市をはじめ京都府内で、スーパーガルテクトによる屋根カバー工法、屋根葺き替え工事、雨漏り修理、瓦屋根補修、雨樋工事などに対応しています。

京都市でスレート屋根の劣化が気になる方や、屋根塗装と屋根カバー工法のどちらが良いか迷われている方は、現在の屋根状態を確認したうえで必要な工事方法をご提案します。

この度は近隣工事をきっかけに株式会社ゼファンへご相談、ご依頼いただき、誠にありがとうございました。

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