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【京都府京都市】セメント瓦からディプロマットへ屋根葺き替え工事|太陽光パネル20枚を脱着して施工

BEFORE

AFTER

施工データ

・工事概要  屋根葺き替え工事(ディプロマット)・太陽光脱着工事
・施工費用  総額151万円(税込)
・施工面積  43㎡(屋根)
・屋根の形  切妻
・工期    5日間(屋根)
・施工時期  2023年2月1日~2月15日(足場工事含む)

スタッフコメント

今回ご紹介する施工事例は、京都府京都市でおこなった屋根葺き替え工事と太陽光パネル脱着工事です。

既存屋根にはセメント瓦が施工されており、屋根の上には太陽光パネルが20枚設置されていました。

今回は既存の太陽光パネルを一度すべて取り外し、セメント瓦を撤去して屋根下地から新しく施工しました。

新しい屋根材にはディーズルーフィングのディプロマットⅡを採用し、カラーはオニキスです。

屋根工事完成後には既存の太陽光パネル20枚を元の屋根へ戻しています。

太陽光パネルの支持金具には横葺き屋根用の掴み込み金具を採用し、新しい屋根材へ穴を開けない方法で施工しました。

屋根面積は43㎡です。

太陽光パネルの撤去から屋根葺き替え、太陽光パネルの復旧まで必要となる工事でしたが、屋根工事については2日間で完了しました。

■施工内容

・屋根葺き替え工事

・既存屋根 セメント瓦

・新設屋根材 ディーズルーフィング ディプロマットⅡ

・カラー オニキス

・屋根面積 43㎡

・既存セメント瓦撤去

・木下地による不陸調整

・構造用合板12mm施工

・ゴムアスファルトルーフィング施工

・軒先スターター施工

・ケラバ化粧カバーおよび水切り施工

・棟板金施工

・雨押え板金施工

・壁際シーリング施工

・太陽光パネル脱着工事

・既存太陽光パネル撤去 20枚

・横葺き用掴み込み支持金具施工

・既存太陽光パネル復旧 20枚
・電気配線工事

・動作確認

・三面足場工事

■京都府京都市でセメント瓦から屋根葺き替え

今回の京都府京都市の住宅では、既存のセメント瓦をすべて撤去し、新しい屋根材へ葺き替えました。

セメント瓦はセメントを主原料として成形された屋根材で、以前は多くの住宅に使用されていました。

屋根材表面は塗装によって保護されているため、築年数が経過すると表面の色あせや塗膜の劣化が進みます。

屋根材そのものの状態が良ければ塗装によるメンテナンスができる場合もありますが、築年数や下地の状態、今後どれくらい住宅を使用するのかによっては葺き替え工事を検討することになります。

今回採用したのは既存屋根を残すカバー工法ではなく、既存のセメント瓦を撤去する屋根葺き替え工事です。

葺き替え工事では古い屋根材を撤去できるため、屋根を軽量化できるだけではなく、普段は確認できない屋根下地の状態まで確認することができます。

■太陽光パネルが設置された屋根の葺き替え

今回の屋根には太陽光パネルが20枚設置されていました。

太陽光パネルが設置されている住宅で屋根葺き替えをおこなう場合、そのまま屋根材を撤去することはできません。

まず太陽光パネルを一度取り外し、屋根工事ができる状態にする必要があります。

今回は屋根工事前に既存太陽光パネル20枚を撤去しました。

その後、既存セメント瓦を解体し、下地から新しい屋根を施工しています。

屋根工事完成後には新しい屋根に合わせて支持金具を取り付け、既存の太陽光パネルを復旧しました。

最後に電気配線を接続し、正常に作動することまで確認しています。

太陽光パネルが設置されているから屋根工事ができないということではありません。

太陽光設備と屋根の両方を考えながら工事工程を組み立てることで、既存の太陽光パネルを活かしたまま屋根を新しくすることができます。

■既存セメント瓦43㎡を撤去

最初に既存のセメント瓦を43㎡撤去しました。

屋根葺き替え工事では、新しい屋根材を施工する前の解体工程が非常に重要です。

既存屋根材を一枚ずつ撤去し、廃材を屋根から降ろして処分します。

屋根材を撤去することで、これまで隠れていた屋根下地が見える状態になります。

築年数が経過した住宅では、屋根材の表面からは問題がないように見えても、内部の木下地に経年劣化や不陸が発生している場合があります。

葺き替え工事ではこうした部分を確認したうえで、新しい屋根に適した下地へつくり直すことができます。

■木下地で不陸調整

既存セメント瓦を撤去した後には、木下地を使用して屋根面の不陸を調整しました。

不陸とは屋根下地に生じている高さの違いや凹凸のことです。

築年数が経過すると建物の木材にも多少の変化が生じるため、既存屋根を撤去しただけでは新しい屋根材を施工するための平滑な下地にならないことがあります。

今回は屋根全面43㎡について状態を確認しながら木下地で調整しました。

この不陸調整を丁寧におこなわず、そのまま新しい構造用合板を施工すると、完成した屋根にも下地の凹凸が影響する可能性があります。

新しい屋根材をきれいに施工するためには、完成すると見えなくなる下地調整から丁寧に施工することが重要です。

■構造用合板12mmを全面施工

不陸調整後には構造用合板12mmを43㎡全面に施工しました。

新しいディプロマットⅡを支える屋根下地となります。

屋根材は最終的にこの下地へ固定されるため、屋根材そのものの性能だけではなく、下地の状態も屋根工事では非常に重要です。

既存屋根をすべて撤去して新しい構造用合板を施工することで、新しい屋根材をしっかり固定できる下地をつくりました。

完成後には屋根材と板金しか見えませんが、その下には構造用合板、防水シートという重要な部分があります。

屋根葺き替え工事では見える部分だけではなく、こうした内部から新しくできることが大きなメリットです。

■ゴムアスファルトルーフィングを施工

構造用合板の上にはゴムアスファルトルーフィングを43㎡施工しました。

ルーフィングは屋根材の下に施工する二次防水層です。

通常の雨水はディプロマットⅡの表面を流れて軒先へ排出されます。

しかし強風を伴う雨などによって屋根材の重なり部分から雨水が入り込んだ場合には、その下に施工されているルーフィングが建物内部への浸入を防ぎます。

屋根材を施工するとルーフィングは見えなくなります。

そのため屋根工事では完成後の外観だけではなく、防水シートがどのように施工されているかも重要です。

今回は既存屋根材を撤去した後、新しい構造用合板と新しいゴムアスファルトルーフィングを施工し、屋根の下地と防水層を一からつくり直しました。

新しい屋根材はディプロマットⅡ

新設屋根材にはディーズルーフィングのディプロマットⅡを採用しました。

カラーはオニキスです。

ディプロマットⅡは鋼板を基材とし、表面に自然石粒を施した金属屋根材です。

一般的な平滑な金属屋根とは異なり、表面に細かな石粒があることによって独特の質感があります。

金属屋根でありながら金属特有の光沢感が抑えられており、住宅にも馴染みやすい外観に仕上がります。

今回採用したオニキスは落ち着いた濃色系のカラーで、屋根全体を引き締まった印象に仕上げることができました。

軽量な金属屋根へ葺き替え

ディプロマットⅡは非常に軽量な屋根材です。

今回のように重量のあるセメント瓦から軽量な金属屋根へ葺き替えることで、屋根全体の重量を軽減できます。

屋根は建物の最も高い位置にあるため、屋根重量を軽くすることは地震時に建物へかかる負担を抑える方法のひとつです。

住宅全体の耐震性能は基礎や柱、梁、耐力壁など多くの要素によって決まるため、屋根材を軽くするだけで耐震性能が決まるものではありません。

しかし屋根葺き替えをおこなう際に、既存の重量屋根から軽量屋根へ変更することには大きなメリットがあります。

表面の自然石粒が特徴

ディプロマットⅡの大きな特徴が屋根材表面の自然石粒です。

一般的な金属屋根では鋼板表面が平滑ですが、ディプロマットⅡでは細かな自然石粒によって表面に凹凸があります。

この石粒層によって太陽から受ける熱が金属板へ直接伝わりにくい構造となっています。

ディプロマットⅡ自体に断熱材が一体化されているわけではありませんが、石粒層と屋根材の構造によって一般的な平滑な金属屋根とは異なる特徴を持っています。

また屋根材と下地との間に空間ができる構造となっているため、熱がそのまま下地側へ伝わりにくくなることも特徴です。

雨音にも配慮された石粒付き金属屋根

金属屋根についてお問い合わせいただいた際に、お客様からよく聞かれるのが雨音についてです。

薄い鋼板に雨粒が直接当たると、金属板が振動することで音が発生します。

ディプロマットⅡは表面が自然石粒で覆われているため、雨粒が平滑な鋼板へ直接当たる金属屋根とは構造が異なります。

表面の凹凸によって雨粒が分散され、鋼板へ伝わる衝撃を抑える働きがあります。

金属屋根の軽量性を活かしながら、表面の自然石粒によって外観や雨音にも配慮されていることがディプロマットⅡの特徴です。

■軒先スターターを施工

軒先には平板スレート改修用スターターを13m施工しました。

屋根面を流れた雨水が最後に通る場所が軒先です。

屋根材をきれいに施工するだけではなく、軒先で雨水を確実に排出できるように納める必要があります。

屋根工事では屋根材本体だけに目が向きがちですが、軒先、ケラバ、棟、壁際など屋根の端部に使用する板金や役物も防水性能を考えるうえで重要です。

■ケラバは20m施工

屋根のケラバ部分には化粧カバーと水切りを20m施工しました。

ケラバは屋根の端部分であり、横方向から吹き付ける雨風の影響を受けやすい場所です。

屋根面から流れる雨だけではなく、風によって横から入り込もうとする雨水にも対応しなければなりません。

そのためケラバ部分には専用の水切りを施工し、内部へ入り込んだ雨水が下地側へ回らないように納めます。

ディプロマットⅡ本体だけではなく、こうした屋根端部まで適切に施工することで一つの屋根として完成します。

■棟板金を施工

屋根の頂部には棟板金を4.3m施工しました。

棟は屋根面と屋根面が交わる場所で、風を伴う雨の影響を受けやすい部分です。

屋根材本体を施工した後、棟部分の雨仕舞いを確認しながら板金を取り付けています。

棟板金は強風の影響も受けるため、下地への固定状態も重要になります。

台風などで棟板金が飛散する住宅では、表面の板金だけではなく内部の下地材が劣化しているケースもあります。

屋根工事では板金そのものだけではなく、どこへどのように固定しているかまで考える必要があります。

雨押え板金の下地には樹脂材木を使用

壁際の雨押え板金は4.3m施工しました。

雨押え板金の下地には樹脂製の下地材を使用しています。

屋根と外壁が接する壁際は、雨漏りが発生しやすい部分のひとつです。

屋根面を流れてきた雨だけではなく、外壁を伝う雨水や風によって吹き込む雨にも対応する必要があります。

雨押え板金によって雨水を屋根面へ戻し、建物内部へ浸入しないように施工します。

下地に樹脂製材料を使用することで、木材のような水分による腐食リスクを抑えることができます。

■壁際はシーリングで仕上げ

雨押え板金と外壁の取り合い部分にはシーリングを4.3m施工しました。

屋根の防水をシーリングだけに頼るのではなく、まず板金によって雨水を適切に排出できる形状をつくったうえで、必要な接合部分へシーリングを施工します。

屋根工事では大量にコーキングを施工すれば安心というものではありません。

板金による基本的な雨仕舞いをつくり、その補助としてシーリングを使用することが重要です。

■太陽光パネル20枚を一度撤去

今回の工事では屋根上に設置されていた太陽光パネル20枚を一度撤去しました。

太陽光パネルが設置された状態では、その下にある屋根材を取り外すことができません。

そのため屋根葺き替えをおこなう前にパネルを取り外します。

太陽光パネルを外した後に既存セメント瓦を撤去し、屋根工事を進めました。

屋根完成後には、再び20枚の太陽光パネルを設置しています。

屋根工事と太陽光設備の両方を扱う必要があるため、通常の葺き替え工事より工程が増える工事です。

■掴み込み支持金具を採用

太陽光パネルを再設置する際には、横葺き屋根用の掴み込み支持金具を採用しました。

今回特に重要視したのが、新しく施工したディプロマットⅡへ不用意に穴を開けないことです。

屋根は建物を雨から守る部分です。

新しく施工した屋根材へビスなどで貫通穴を開ければ、その部分について適切な防水処理が必要になります。

今回は横葺き屋根の形状を利用して支持金具を掴ませる方法を採用し、屋根材本体へ穴を開けずに太陽光パネルを固定しました。

太陽光パネルの固定方法は屋根材や太陽光設備の仕様によって異なりますが、屋根材との相性を考えた施工方法を選ぶことが重要です。

■太陽光パネル復旧後は動作確認

既存太陽光パネル20枚を復旧した後には電気配線工事をおこない、正常に作動することを確認しました。

太陽光パネルの脱着工事は、単にパネルを屋根へ戻せば完了するものではありません。

配線を正しく復旧し、設備として正常に使用できる状態まで確認する必要があります。

屋根工事がきれいに仕上がっていても、太陽光設備が使用できなければ工事完了とはいえません。

今回は屋根葺き替えから太陽光パネル復旧、動作確認まで一連の工程として施工しました。

■屋根工事は2日で完了

今回の屋根工事は2日間で完了しました。

施工面積は43㎡でしたが、通常の屋根葺き替え工事に加えて太陽光パネルの脱着が必要な現場でした。

既存セメント瓦を撤去すると、屋根は一時的に雨から住宅を守る仕上げ材がなくなります。

そのため屋根葺き替えでは、既存屋根を撤去してから新しい防水シートを施工するまでの工程をできるだけ速やかに進めることが重要です。

株式会社ゼファンでは工事規模や屋根形状に合わせて職人を配置し、屋根を開放している時間をできるだけ短くできるよう工程を組んでいます。

【御見積り内容】

屋根葺き替え工事

既存セメント瓦解体および廃材撤去 43㎡

木下地不陸調整 43㎡

構造用合板12mm施工 43㎡

ゴムアスファルトルーフィング施工 43㎡

平板スレート改修用スターター 13m

ケラバ化粧カバーおよび水切り 20m

ディプロマットⅡ本体施工 43㎡

棟板金 4.3m

雨押え板金 4.3m

雨押え板金樹脂下地施工 4.3m

壁際シーリング施工 4.3m

屋根工事廃材撤去

太陽光パネル脱着工事

既存太陽光パネル撤去 20枚

横葺き用掴み込み支持金具施工

既存太陽光パネル復旧 20枚

電気配線工事

動作確認

足場工事

三面足場施工

メッシュシート施工

太陽光パネルがある屋根でも葺き替えできます

太陽光パネルが設置されている住宅では、屋根が劣化していても工事が大がかりになりそうという理由でメンテナンスを先延ばしにされているケースがあります。

しかし太陽光パネルがあるから屋根葺き替えができないわけではありません。

既存パネルを一度撤去し、屋根工事後に再設置することで対応できます。

むしろ太陽光パネルを長期間使用する予定であれば、その下にある屋根の状態も重要です。

太陽光パネルを設置してから屋根に不具合が発生すると、屋根修理のために改めてパネルを取り外す必要があります。

屋根の築年数や劣化状態を確認し、必要なタイミングで適切なメンテナンスをおこなうことが重要です。

京都府京都市で太陽光パネルのある屋根工事をご検討の方へ

今回の京都府京都市の住宅では、屋根上に太陽光パネル20枚が設置された状態から屋根葺き替え工事をおこないました。

最初に既存太陽光パネルを撤去し、43㎡のセメント瓦を解体しました。

その後、木下地による不陸調整、構造用合板12mm、ゴムアスファルトルーフィングを施工し、新しい屋根材としてディプロマットⅡのオニキスを施工しました。

屋根完成後には横葺き用の掴み込み支持金具を使用し、新しい屋根材へ穴を開けない方法で太陽光パネル20枚を復旧しています。

電気配線工事と動作確認までおこない、既存の太陽光設備を引き続き使用できる状態に仕上げました。

屋根工事は見えている屋根材を交換するだけではありません。

既存屋根の撤去、下地調整、構造用合板、防水シート、軒先、ケラバ、棟、壁際板金など、それぞれを適切に施工して一つの屋根になります。

さらに太陽光パネルが設置されている住宅では、屋根工事と太陽光設備の両方を考えた施工が必要です。

株式会社ゼファンでは京都府京都市をはじめ京都府内で、セメント瓦からの屋根葺き替え、ディプロマットⅡを使用した屋根工事、太陽光パネルの脱着を伴う屋根リフォームなどに対応しています。

太陽光パネルが設置されている屋根の葺き替えや、古いセメント瓦のリフォームをご検討中の方も、屋根工事専門店の株式会社ゼファンまでお気軽にご相談ください。

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